小室みえこです。
先日15日に投稿した参加した 市民が変える日本の政治 オールジャパン学習会 「今、私たちの命の源が危ない!」と題した学習会の報告をしていなかったので、今回の投稿はその報告を!!:その1
〇社会共通資本としての水 関 良基(拓殖大学教授)さん
・水道は初期コストが大きく規模の経済効果が働く。初期費用は膨大であり、供給を拡大して経済効果で費用は提言していく。後発企業が参入不可能なため独占になる。そうすると独占価格による消費者の不利益を抑制するために公営事業・・・・これに水道事業は該当します。そして何よりも命に係わる「水」です。
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・もし、水道を民営化しても自然独占の条件は変わらず地域独占は続く
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・【事例】イングランドの水道民営化:イングランドは厳しい規制のあるイングランドでも理論通りにはならず。
民営化後も3つの規制機関が水質や料金なども審査。水道の上限規制を設け料金の引き下げ命令も可能。・・・・・これらの規制が盛り込まれたにもかかわらず、1989年に民営化された水道事業は、いったん上昇してしまい、2000年には12%値下げされた。しかし、再び料金は上昇25年間で料金3倍(インフレ率は2倍) ロンドン水道をうけおっている会社事業収益をタックスヘイブンなどに逃がして節税。会計の負債を膨らませて老朽施設の更新のための投資を怠る。そうなると・・・・施設は老朽化、漏水も増加。
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・イギリスでは水道再公営化を求める世論が高まっている (元に戻したいと)
でも、更新が積極的の行われていなかったため施設は老朽化し、漏水も増えているとなると。。。。このまま公営化に戻すと、、民間に儲けさせ田だけの結果に終わるだけでなく、公営に戻った時の水道事業の財政はとんでもなく厳しくなる。すぐには値上がりした料金は戻らないかもしれない。
これまで、血税で作ってきた大規模の施設を民間の儲けに利用されただけ??こんなことにならないようにしないといけない。先に示したように、イングランドでは規制を設けても、料金は引き上げられたわけです。日本の水道改正案には、このような料金の上限規制は盛り込まれていません。
ということは・・・??