小室みえこのブログ

日々のくらしと市政をつなぐ

社会資本としての水:学習会報告

2018-10-21 18:19:55 | 日記

小室みえこです。

 

先日15日に投稿した参加した 市民が変える日本の政治 オールジャパン学習会 「今、私たちの命の源が危ない!」と題した学習会の報告をしていなかったので、今回の投稿はその報告を!!:その1

〇社会共通資本としての水   関 良基(拓殖大学教授)さん

         

     

 

 ・水道は初期コストが大きく規模の経済効果が働く。初期費用は膨大であり、供給を拡大して経済効果で費用は提言していく。後発企業が参入不可能なため独占になる。そうすると独占価格による消費者の不利益を抑制するために公営事業・・・・これに水道事業は該当します。そして何よりも命に係わる「水」です。

・もし、水道を民営化しても自然独占の条件は変わらず地域独占は続く

・【事例】イングランドの水道民営化:イングランドは厳しい規制のあるイングランドでも理論通りにはならず。

 民営化後も3つの規制機関が水質や料金なども審査。水道の上限規制を設け料金の引き下げ命令も可能。・・・・・これらの規制が盛り込まれたにもかかわらず、1989年に民営化された水道事業は、いったん上昇してしまい、2000年には12%値下げされた。しかし、再び料金は上昇25年間で料金3倍(インフレ率は2倍) ロンドン水道をうけおっている会社事業収益をタックスヘイブンなどに逃がして節税。会計の負債を膨らませて老朽施設の更新のための投資を怠る。そうなると・・・・施設は老朽化、漏水も増加。

・イギリスでは水道再公営化を求める世論が高まっている (元に戻したいと)

でも、更新が積極的の行われていなかったため施設は老朽化し、漏水も増えているとなると。。。。このまま公営化に戻すと、、民間に儲けさせ田だけの結果に終わるだけでなく、公営に戻った時の水道事業の財政はとんでもなく厳しくなる。すぐには値上がりした料金は戻らないかもしれない。

これまで、血税で作ってきた大規模の施設を民間の儲けに利用されただけ??こんなことにならないようにしないといけない。先に示したように、イングランドでは規制を設けても、料金は引き上げられたわけです。日本の水道改正案には、このような料金の上限規制は盛り込まれていません。

ということは・・・??


秋晴れ❣

2018-10-21 08:42:20 | 日記

小室みえこです。

我が家のベランダから見た、富士山です。雪をかぶっていますね。

       

 雲一つない晴天。久しぶりに安心して、洗濯物が干せそうです。今二度目の洗濯機が回っています。このお天気ならと、タオルケット等の大物を2枚追加して回しています。

今日は10時からイオンの駐車場で野田市主催の「防災フェア」が開催されます。今回のような新たな防災行事としては初めて参加型にしたのが、昨年。ところが、昨年は雨で中止となってしまいました。というわけで、今回の「防災フェア」は初回ということになりました。

私は、この防災フェア開催の時間に間に合うように家を出て、その後11時過ぎには帰宅して、そのまま千葉市で開催される「今、伝えたい真実」と題してちばレボ(選挙で日本を変えたい市民の会)が主催する東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんの講演会に行ってきます。

      

さて、2回目の選択がそろそろ終わりそうです。これを干してから「行ってきます!!」


講談師による介護の話

2018-10-21 01:08:18 | 日記

小室みえこです。

今日は、東葛駅伝の日だった!!いつも沿道に出て応援をしてきたのですが、昨夜届いたある手紙のために、急いで資料を作らなけらばならなくなってしまい、うっかり応援に行くことが頭から離れてしまいました。残念!!

今日の天気は、駅伝に向いていたのかしら??昨年は雨だった記憶。きっと皆さん頑張ったんでしょうね。順位が気になることでしょうけれど・・・・白山中学校が三連覇だったそうですね。でも、走ることに意義があるんだよ。

私は高校生の時に(環境がいいせいか?)13.5キロの競歩大会と言っていたけれど、実はマラソン大会があって、毎年その距離を走ったんですよ。さすがに1年生の時は、13.5キロってどのくらいの距離?と、まったくわからず、、、、、途中は歩いてしまったのです完走はしました。1学年で320人くらいの在籍数でしたのでその3学年分です。ざっと、1060人くらいが一緒に走ったんですね。3年間で一番いい記録は300番台でしたが、他の2年間の記録はほとんど覚えていません。走り切ったことで満足だし、これが終わるとホッとして。。。。順位はほとんど記憶にないくらいでした。

駅伝は、襷をつなぐのですから、もっとプレッシャーがかかると思います。チームとかいうのは、その分大変ですよね。よく走ったよ!!中学生のみなさん。

 

さて、今日の午後は

     

チラシの写真でご紹介します。主催はNPO法人たすけあいスプーンさんで

         講談師 「田辺鶴瑛」による介護の話し

3人の親御さんの観た経験を「頑張らない 介護」として、お話・・・・いや講談でご紹介。生き方、死に方、介護の仕方・・・・それぞれに考えさせられました。

今日のお話は、家族で担う介護がテーマでしたので、地域の中で家族の間で担う介護に求められているものがなにか?について。

(と同時に・・・ 「 介護職の待遇をもっとよくしなくては!!」とも思いました。)

誰だって、PPK(ぴんぴんころり)で死にたい!!って思う。でも本当に、そういう死に方で亡くなるケースって0.3%(1000人のうち3人)今日100人のうち3人って言っていたけれど・・・こんなに少ないんですね。

また、冒頭に日本語は舌の奥の方まで使って発生する言語ではないので、誤嚥が多いという話。実は、私はむせやすいのです。。。。だからその話を聞いたときに教えてもらった、口を「い-----」の形にして口角を横に広げて、「な行」を発声する練習をしました。結構難しかったようで、口を開けて声に出して発生してしまったり、顎が動いてしまっている方も(参加者みんなで練習して田辺鶴瑛さんがチェックして回ったのですが)少なくないようでした。これを練習しようと思いました。。三日坊主にならないように。

帰り際、一緒に参加したネットの仲間が、ヘルパーをやっていた時の経験を話してくれました。訪問したお宅に入るときは、「別の人格、女優になって対応しないと、とてもじゃないけれどやっていられない。」というようなお話でした。利用者は認知症だったり、ご病気だったりなので、いろいろなことを言われたり、されたりする。「汚い言葉を投げかけられたり、お金を取っただろう!!」とか。。。それを自分自身の人格では、とても受け入れられずに、気が滅入ってしまい、仕事を続けるのがしんどい。本当に尊い仕事なのに、精神的にも肉体的にも大変な仕事なんですよね。このことを理解していない人が制度を作って、超高齢社会に求められている人材不足をどう解決していくのか?現状をしるべきであって、介護する人や介護を受ける人をどこまで想定して制度をつくっているのだろうか?と疑問です。

それを伝える私たちの役割も重要です。

現場の声、家族の声、介護従事者の思い、、、それぞれに耳を傾けなければ。

余談ですが、私は一龍斎貞水の怪談に凝ったことがありました。番組で取り上げたものを録画して、今でもとってあります。ん~ん、講談師、、もやってみたいなぁ~なんて思ったことも、、そんな簡単な気持ちでなれるものではないと、すぐに思い直しましたが、、、あの迫力は凄かった!!あの顔!!も。