準備中にＨＩＳで確認し、ルーマニアのＶｉｓａは不要と言われて信じていたら本当に直前に「やっぱり要ります！」と連絡が来たせいで、旅行予定日程を3日短縮。でもＶｉｓａ代はＨＩＳが持ってくれた。言われてすぐパスポートとＶｉｓａ申請書を提出しにいきました。
2001年1月13日、東京駅でおばちゃん達に話しかけられ、色白美肌だとめちゃくちゃ褒められ気分アップ。ちなみに、東京になじんだ今は日焼けして普通の肌です。残念。高速バスが遅れたので、空港まで猛ダッシュで、チェックイン。ＫＬＭなのでおばちゃんＣＡに遭遇。5000円をルーマニアの900000Ｌｅｉに両替。空港で水買ったら20000Ｌｅｉ。高い。
14日、ブカレストで、カナダ人と友達になったら地下鉄代をおごってくれ、イタリアの小柄な凱旋門を見学。6:37発、9:26のブラショフ行きに乗る。列車内は金髪美男美女でいっぱい☆吸血鬼の世界にはまりそうになる。途中、カルパチア山脈のＳｉｎａｉａ（シナイア山）を見ながら通り過ぎる。ルーマニアでは、黒の教会、スファトゥルイ広場、トゥンパ山、中央公園、レストラン「Ｄｒａｃｕｌａ‘ｓ Ｈｏｕｓｅ」を観光。ルーマニアのブラショフのＢａｒｔｏｌｏｍｅｕからブランへのバスがあるのでとにかく向かい。バスに2回乗るがドライバーからチケットを買おうとしたら手を振られた。英語が話せないらしく、説明されない。でも追い出されないので、乗っていたけど2回ともそうだった。ルーマニアはバス代が無料と思い込んだ（あとで事件があるまでは）。次は、Ｃａｓｔｅｌｕｌ Ｂｒａｎ（ブラン城。いわゆるドラキュラ城）にいきました。学割きいて入場料は35000Ｌｅｉ。城の解説本を50000Ｌｅｉで購入。カメラ許可も30000Ｌｅｉ追加。城の前がマーケットで、十字架20000ぇい（25000からまけてもらった）、ハンドメイドブラウス150000Ｌｅｉを購入。チェスセットなんかも安かったけど、かわずに我慢。このマーケットで会った人がＢ＆Ｂをやっているとのことで安くしてもらって宿泊先ゲット。宿泊150000Ｌｅｉ、夕食50000Ｌｅｉで200000Ｌｅｉ（1200円くらい）。家の中も寒いけど、小さいストーブをつけてくれて幸せ気分。外では犬らしいのがずっと吠えていてドラキュラっぽい♪夕食は部屋までサーブしてくれ、パン、トマト、チーズ2種、ソーセージ、肉団子ふうのＭｉｔｉｔｅｉと牛肉スライスと揚げた豚スライス。美味しいし大量。空港の水は20000Ｌｅｉだから物価が高いかと思ったらぼられてたのか空港価格だったかどっちかですね。この地域では黒ロングコートに白かグレーの毛皮の丸い帽子（800000Ｌｅｉくらいで売っていた）が多かった。若い女性は金髪ロングヘアの美女が多かった。ブラショフの駅でルーマニア語の辞書75000Ｌｅｉで購入。ここらへんタクシー使ったけど嘘つきが多いしボラれます。チップ払うのがイラつきます。ＣＤも購入。小さな男の子からオッサンまで、ボラショフはとにかく乞食も多い。親指と人差し指をこすったり（アメリカと同じですね）、親指・人差し指・中指を開いて出してお腹の前を横にこするように左右に動かすサインをしていました。ブラショフの待合室も薄暗くて、外のほうが安全そうなので外で待った。トイレは3000Ｌｅｉでこれは決まっているようだ。ＴＰ紙も言わないとくれない。差し込み式の鍵も全てついていない（もしかしたら余分にお金を出せばくれるのか？？）。禁煙の電車なのにスパスパたばこを吸い、臭いからか隠すためか寒いってのに窓を盛大に開ける。夜行なのに大声で議論したり電気をこうこうとつけて賭けしてるし。眠れないしイラつく。こういう喫煙者は死んで欲しい。
16日、ウトウトして眼が覚めると、カメラの入っていた袋に大きなナイフの切れ目が入っていて、一番持ち物の中で高いカメラが盗まれていた。ニコンＦの一眼レフ、、、。同じ車両ブースに5人男性がいたけど一人は夜中に降り、残り4人は進んでかばんの中を見せてくれたけど、隠そうと思えば全員で隠したり廊下にでもおいておけるし、信用できない。他に賭けにきていた男性2人もいたし、犯人不明。ルーマニアの国境ではんこを持った人がきて、パスポートを見てはんこを押して行き、出国手続き終了。ラク。しばらくして今度はハンガリーの入国管理が来た。ちなみにトイレはひどい。汚いし、手洗いの水が出ないのでミネラルウォーターで手を洗った。朝、駅についてニコンのカンタンな小さいカメラを7000円くらいで購入。シナゴーグ、聖イシュトバーン大聖堂、ルーズヴェルト広場、くさり橋、王宮、ドナウ川、マーチャーシュ教会を観光。Ｖａｒ－ｂａｒ－ｌａｎｇという洞窟入り口で大人900Ｆｔの入場料を払い、ラビリンスを歩く。熱気が結構すごくて、一人で歩くと怖い感じ。マーチャーシュ教会では三位一体像を見た。Ｖａｓａｒｃｓａｒｎｏｋ（中央市場）ではお土産用に可愛い刺繍袋に入ったパプリカ（大400Ｆｔ、小360Ｆｔ）を4袋購入。二階は食事席があるのでパプリカチキンと炒めご飯を食べた。そしてその帰り、、、事件が起こった（笑）バスに乗り、いつもと同じでタダだと思っていたら突如、制服のおばさんがチケット見せろとみんなに言ってて、みんなチケットを持っていてびっくり。チケット買うと知らなかった（誤解してた）私は当然チケットないので、違反切符を切られ1500Ｆｔ罰金を払った。このときたまたま英語はなせるヒトがバスにいて、聞いたら、スタンドで毎回100Ｆｔのチケットを買わないといけなかったらしい。ルーマニアでバスの運転手に財布見せて買おうとしたときに手を振られたのは「無料だよ」って意味じゃなく「ここでは売ってないよ」の意味だったようです。でも、それならその時点でバスに乗せないでくれたら気づいたかもしれないのにー。その調子でチェコに行ったもんだから、てっきり東欧はバスが全部無料なんだと勘違いしていました。駅で移動前にお金を使い切って、すっからかんに。ルーマニア出身の妻子もちの保険屋さんのＲｏｂａｃ氏に出会う。オーストリア在住なので国際的なのか英語も何とか話していた。移動中、どうやら不思議な追加料金をとられた。何だか分からない追加料金だが、Ｒｏｂａｃさんが「君は払わなくていいよ。もう小銭ないでしょ？払っておいたよ」と言って二人分払ってくれた。一瞬疑ってしまったが、後で本当に二人分必要だったと判明。本当にいいヒトだったようで、いまだにヴァレンタインなんかには花写真つきメールを送ってきてくれる。ウィーンに着いて、Ｗｅｓｔ Ｗｉｅｎｎａ駅近くのＡｏｍｂａｔｓ Ｃｉｔｙ Ｈｏｔｅｌに宿泊。１泊167シリングとキーデポジット50シリング。シャワーを浴びてさっぱり！駅で5000円を両替してみたら562シリングになった。1シリング9円というところ。まあ便利なホテルでした。予約メールは
wombats@chello.at
17日、早朝からトラムの中で22シリングのチケットを買い、Ｓｏｕｔｈ Ｗｉｅｎｎａ駅へ行く。1シリング不足で札しかなかったんだけど、おばちゃんが1シリングくれた。Ｐｒａｈａ行きのチケットを買い、乗り込むと全員にタイムテーブルをくれるし、車両も綺麗。西ヨーロッパってやはり良い。ＷｉｅｎｎａからＰｒａｈａでもやはり追加料金（supplement）30シリングをとられた。この追加料金てどういうことなんでしょう？飛行機の燃料金は分かるけど、電車も？ウィーンも雪だったけど、チェコに入ると雪が積もっているところがほとんど。残っていた200シリング（1600円）を420コルナ（ｋｃ）に両替。1コルナ4円弱てことね。プラハのホレショヴィッツ駅（本駅ではない）到着。プラハはそんなに雪が積もらずうっすら積もる程度。コインロッカーは10コルナ。まずは荷物をコインロッカーに入れて観光。ここのメトロは15歳以上は8コルナ。ときどきチケットコントロールがあるのでチケットを持っていないといけない。バゲットは普通の店で25クローナ、駅でも35Ｋｃと安い。駅のホットドッグ10Ｋｃもなかなか美味しい。ちなみにエアメールを出したら12Ｋｃとこれも安い。Ｍｕｃｈｏｖｏ Ｍｕｚｅｕｍ（ムハ＝ミュシャ ミュージアム）、教会、火薬塔と市民会館、雪の聖母教会、ベツレヘム礼拝堂、旧市庁舎、旧市庁舎の天文時計、旧市街広場とティーン教会、ヤン・フス（Ｊａｎａ Ｈｕｓａ）像、聖ミクラーシュ教会、Ｆｒａｎｚ Ｋａｆｋａの生家、ゴルツ・キンスキー宮殿、ヴルタヴァ川とマセニュ橋、Ｐｒａｚｓｋｙｈｒａｄ（プラハ城）、Ｍａｎｅｓｕ ｍｏｓｔ、カレル（Ｋａｒｌｕｖ）橋、を観光。カレル橋にはたくさんの像があるが、左右ともチェック。左5番目くらいのヤン・ネポムスキーの像は触れると幸運になるらしく、もちろん触った。→8番目くらいにサンフランシスコ・ザビエルの像もあった。本駅に戻るとＬａｄｉさんに誘われて（ナンパかな？）コーヒー19Ｋｃをおごられた。ドイツ語、チェコ語、ロシア語を話す東欧人でうらやましい。でも、信用のおけないような気もしたので、そのまま別れた。Ｒｏｂａｃ氏のようにただの良い人ってこともありうるけど、カメラ盗難とかで気をつけてたから。チェコではボヘミアングラスの十字架を2つ、660Ｋｃ（2640円）を購入。友人へのお土産にした。夜、ドイツに出発。
18日、乗っている途中、どうやら前3両しか目的のアウグスブルク方面に行かないと分かった。最初に分かってよかった。あまり英語ができないせいか、鉄道員は基本的にあまり説明しない。夜中3時ころ、電車が一旦止まって、連結がはずされたが、一気に寒くなりヒーターが止まって寒くなった。まずはウルムに早朝到着。世界一高い（161.6ｍ）大聖堂に行き、次はアインシュタイン・モニュメントを探しにいった。当時、あまりネット検索していなかったので（していたけど行けば分かると思ってた）、「ウルム市のアインシュタインあっかんべー像」という写真を見てウルム市、しか住所を知らずに訪れた。ガイドに実はのっていたけど、“地球の迷い方”なもんで地図が間違っていた。周囲のヒトも結構知らないのか適当な方向を教えてくれるのでかなり迷った。簡単に言うと、駅からまっすぐミュンスターに向かい、そのすぐ前の分かれ道を左に1キロくらい？進んで、川よりほんの少し手前で、その道にクロスするＺｅｕｇｈａｕｓｇａｓｓｅという通りを左に100ｍくらい？曲がったあたりにある。あっかんべーのアインシュタインの像の前であっかんべーをして、アインを満喫（笑）1ＤＭ（ドイツマルク）でヨーグルトを買い食い。両替所が名見つからず銀行でしか両替できなそう。かなり田舎でした。26ＤＭでＴｕｂｉｎｇｅｎへ向かったけど、列車の事故で、発車が遅れたのでまずはＰｌｏｃｈｉｎｇｅｎに到着。本来ここで乗り換え予定が、遅延のため明らかに間に合わないので、諦めてここで降りたけど、両替所もなく、４０分歩いて銀行３軒あたったらどこも日本円はダメ。田舎すぎる。とりあえず手持ちのオーストリアシリング１４０シリングを両替して１３ＤＭになったので、１ＤＭ９５円くらいということかと計算。ここ数日、厄日じゃないかと、、、邪推。１時間以上して、次のＴｕｂｉｎｇｅｎ（ｕにウムラウトが本当はつく）行き列車に乗車。マルクがないと困るので野宿と食事抜きを覚悟しながら（ただし凍死しそうな気がするから、こっそり入り込めそうなところもチェックしながら）観光する。カード使えそうな高すぎない宿もチェック。チュービンゲンではシュティフト教会、ヘルダーリンの塔、ヘッセが働いていたＨｅｃｋｅｎｈａｕｅｒ（ヘッケンハウアー）書店、ホーエンチュービンゲン城（かなり坂の上で石畳なので疲れた）、エヴァンゲーリッシュ・シュティフト（ヘーゲル、ヘルダーリン、シェリング、ケプラーが学んだ神学校。Ｓｔｉｆｔというのが神学校という意味。このシュティフトはヘッセの「車輪の下」にも出ている）を観光。文学的なところで目がハートになりながらロマンにひたりながらの散策。イチゴ５ＤＭ、パン３．８０ＤＭを一応購入。パン３個で安いホテル代になりそう。その後、移動してＳｔｕｔｔｇａｒｔに１時間１０分で到着。列車代はカード使えるのよ。Ｂａｎｋがあって両替できて有頂天。１万円が１６２ＤＭになったのｐで１ＤＭ６２円くらいか。ガス抜きの水を発見して嬉しくて購入。このシュトゥットガルト、法律を知るヒトには欠かせない場所だと思う。ちょっと観光。そしてそのままＰａｒｉｓ行きの夜行列車のチケットを購入。２３：３５にドイツを去る。
１９日、朝７時頃にＰａｒｉｓ Ｅｓｔ（東駅）に到着。ホテル代浮いちゃった。ロンドンかブリュッセルにその後向かうつもりが、その２箇所とも出発がＮｏｒｄ（北駅）かららしく、朝一番でそのままイギリスに向かうことにした。まず北駅のコンシーニュに重い荷物を預け（１５Ｆ；フランで４８時間ＯＫ）、自分と当座の荷物だけ抱えてＥｕｒｏｓｔａｒに乗り込む。乗る前にイミグレーションカードをゲット。これがないと降りるときに時間がかかる。ユーロスタ－で朝食（４５ＦＦ）を購入。両替で２０００円が８８．６０Ｆｎｉｎａｔｔａｎｏｄｅ１Ｆ＝２３円相当。パリは物価が高い。２時間で着きそうなことを聞いていたら、時差１時間あるので正味３時間、乗っていた。ロンドンにつき５０００円を２４．４ポンドに両替。１ポンド２０５円だ。まずはＢａｋｅｒ Ｓｔｒｅｅｔのシャーロック・ホームズ博物館へ。入場料６ポンド。１１ポンドで英語版ホームズ全集（２－３ｋｇありそう！重くて厚い）を買う。これは、断捨離している今も大事に保管中。好きだもん。１９世紀の衣装のおばちゃんやおねえちゃんがいていい感じ。中はホームズのトレードマークの鹿打ち帽やモリアーティの蝋人形などいろいろ。帽子はかぶって写真を撮れる。次はＫｎｉｇｈｔｓｂｒｉｄｇｅのハロッズに向かう。Ｙｅａｒ ２０００のテディベア２０ポンドを購入し、保険をかけてデパートから日本に直送してもらう。２００１はまだ発売されていなかったので。あと、バスで聞いて気に入ったＣｒａｉｇ Ｄａｖｉｄの７ＤａｙｓをＣＤコーナーで歌って、「この曲のＣＤ売って」と言い、歌手名を知る。トイレに行くと１ポンド。高いと思う。お金入れないとそもそもドアが開かない。ハロッズの後、もう一度ホームズ博物館前に戻り、博物館前のレストランでご飯。Baked potato with ham&butterで、味は美味しい。中にホームズの壁絵がいっぱいで気分良い。イギリスはよく行くのでこれで満足。ホームズとハロッズは毎回必ず行きます。３：５３発のＥｕｒｏｓｔｅｒに乗り、１９：４７Ｐａｒｉｓ到着。パリではどこかあいてるところ、、、と探してＰｅａｃｅ ａｎｄ Ｌｏｖｅ Ｈｏｓｔｅｌ（２４５ Ｒｕｅ Ｌａｆａｙｅｔｔｅ ７５０１０ Ｐａｒｉｓ）で１泊９７Ｆ（２５００円くらい）で宿泊。連泊なら９０Ｆらしい。ドミで、ラウールとミシェルとジョンと同室。友達になっておしゃべりした。ホテルは下がバーなのでちょっとうるさかったし、微妙に寒く、枕とかけぶとんはなかった。駅から２０分かかるし、イマイチ。
２０日、６：５５Ｎｏｒｄから出発し、８：２０Ｂｒｕｘｅｌｌｅｓ－Ｍｉｄｉ駅に向かい。かかる時間は１時間２５分と短い。ブリュッセルではＧａｒｅ ｄｕ Ｍｉｄｉ付近のＰｌａｃｅ ｄｕ Ｊｅｕ ｄｅ Ｂａｌｌｅの蚤の市でおじさんがかかっこいい鏡を購入。６００ＢＦと言っていたのを４００ＢＦにまけてもらった。１ＢＦ＝３．６円なので１４４０円だ。Ａｎｎａｒｄｉｎｇｓｓｔｒａａｔ教会、ＮＤＤＬ教会、Ｓａｌｄｏｎ教会、Ｐｌａｃｅ Ｇｒａｎｄ Ｓａｂｌｏｎを回った。ここで友達になったイギリス人Ｗｈｉｔｅさん親子と散策。銀製品が多い。ブラバン公の館、視聴者、王の家がＰｌａｃｅに面しているので写真撮影。ゴージャスです。あと、すぐ近くのセルクラエスの像に触りに行く。あと小便小僧も見に行く。ピタ１２０ＢＦ、Ｗａｆｅｌ１００ＢＦを食べ、セルクラエスの隣の店で２０００ＢＦのゴージャスなブルボン刺繍クッションを購入。「Ｌｅｓ Ａｌｅｘｉｅｎｓ」で名物のＳｔｏｅｍｐ（スタンプ）２８０Ｆを食べた。ムール貝やフリット（フライドポテト。マヨネーズがベルギー流）も美味しかった。ボリュームがすごい。それとトイレはタダだった。Ｐｌａｃｅ ｄｕ Ｊｅｕ ｄｅ Ｂａｌｌｅの蚤の市は最初の蚤の市に比べ、たまたまかもしれないけどガラクタ市っぽかった。でもＲｕｅ Ｂａｌｅｓにはアンティークで素敵な家具があった。高いけど。途中、Ｇａｒｅ Ｃｈａｐｅｌｌｅ裏のＮＤＤＬ Ｃｈａｐｅｌｌｅの更にすぐ裏にＹＨブリューゲルも発見。中心部でよさそうだったけど、また今度～。この日は駅で寝た。待合室では３０分おきにホームレス風のヒトはチケットをチェックされていた。私は外見はもうちょっと普通なのでノーチェック。駅のトイレは１回１０ＢＦだけど、２２：３０でクローズ。夜中１：５０頃は外見構わず全員チケットチェック。私はチケットがあるので大丈夫。その後は朝まで誰も来なかったのでよく寝れた。
２１日、朝６：３４発９：３０着のオランダのＤｅｎ Ｈａａｇ（発音はデン・ハーフ、と聞こえる。英語ではザ・ヘイグと発音していた）行き列車に乗る。西欧のいつもの電車と違って何だか貧乏くだい電車だった。出る前にベルギーワッフル３０Ｆを２個、自販機で購入。ドリンク買うのに更に２５Ｆ入れたら故障したのか出てこなくなり、ちょっと損。オランダに列車が入るとすごく寒かった。５０００円両替して９１ギルダーになった。１ギルダー５９円か。Ｄｅｎ Ｈａａｇ ＨＳ（ハーエス）駅に到着。コインロッカーで６Ｇ使用。「Ｗｉｎｄｓｏｒ Ｂａｔｈｒｏｏｍ Ｓｈｏｐ」で乗るところがハート型のものすごく可愛い体重計を発見。欲しいけど日曜のせいかクローズしていた。ちなみに列車で気づいたけど、オランダではみんなが飲み物を売り子から買うが、ドイツではそういう光景を目にしなかった。ドイツ人はけちと言われるけど、みんな持参で、ドイツ列車で買うのはほぼ観光客だけだった。Ｄｅｎ ＨａａｇではＢｉｎｎｅｎｈｏｆ、Ａｎｎ Ｋｏｎｉｎｇ Ｗｉｌｌｅｍ２像、監獄博物館（Ｍｕｓｅｕｍ Ｇｅｖａｎｇｅｎｐｏｏｒｔ）、Ｎｏｏｒｄｅｉｎｄｅ（ノールダインデ）宮殿（女王の仕事場だそうです）、を観光、Ｈａａｇｓ Ｂｏｓにはガチョウがいた。あとはＨｕｉｓ Ｔｅｎ Ｂｏｓｃｈ（ハウステンボス。女王の家）も行ったけど、２時間ほど歩いてもずーーーーっと女王の敷地内。トイレがなくて困って、申し訳ないけどこっそり庭で野ションしてました。すみません。我慢の限界でした。散歩する犬の糞も多かったので、ヒトのおしっこくらいはどうにでもなるでしょう。。。何とか、敷地を抜けていくけど、日曜のせいか店もしまっていて人もほとんどいなくて、森の多い田舎という印象でした。ＣＳ（セントラル駅）から５５．２５ＧでＬｅｅｕｗａｒｄｅｎ（レーワルデン）に向かいましたが、ここで５０００円の図書券と１万円相当のヨーロッパマネー（混合）の入った財布をなくした（すられたかも？）。中にトルコ石のスカラベや解熱剤も入っていたのでちょっと残念。遺失物係に聞いたけど落し物でも届いていないらしい。今回の旅は結構厄日的な雰囲気。ＬｅｅｕｗａｒｄｅｎではＭａｔａ Ｈａｒｉの生家を観光。ここを出るとき、駅ではカードでのチケット購入不可とのことで、銀行まで行ってカードで１００Ｇおろして、アムステルダム行きチケットを購入。カード使えない場所ってほんと困る。駅に戻ると直通便はなくて乗り換え便のみ。ドイツ行き夜行もないと判明し、ＢＯＢ‘ｓ ＹＨに宿泊。３０Ｇとかぎのデポジット２５Ｇ。でもシャワー故障中で水オンリーだった。
２２日、ここのＬｅｅｕｗａｒｄｅｎのチケットセンターの女性はかなり不機嫌で態度も最悪だった。そして不細工。電車でＡｍｓｔｅｒｄａｍに到着し、まずはクロケット（コロッケのこと）の自販機でクロケットを食べた。ほくほくであったかくて美味しい。ちなみにパリにはバゲットの自販機があるのよ。アムスで行った店がカード使えないところが多かったので、両替してもすぐなくなった。ＹＨはカード使えるけど３６ＤＭくらいで高い。でもこっそり入り込める感じなので野宿しやすそう（笑）チェックインは相当待たされます。ここのＹＨはトイレは個室だけどシャワールームはなんと全員一緒で隠せない構造。シャワーの間の板とかドアがなくて、シャワーがたくさん並んでいる。ドアあけたらいきなり更衣室で、絶対すぐ裸が見える。しかも1階は男性のみ、2階は女性のみってなっているらしいけど英語では説明されない。驚きの構造です。チェックイン後に、こっちの靴屋で可愛くて疲れにくい靴を４０ＤＭで購入。そしてＢｒｅｍｅｎに行きました。リープフラウエン教会、市庁舎と尖塔を持つ聖ペトリ大聖堂、Ｂｒｅｍｅｒ Ｓｔａｄｔｍｕｓｉｋａｎｔｅｎ（ブレーメンの音楽隊像）、ローラント像（これがある限り、この都市が自由ハンザ都市でいられるそうだ）、聖ペトリ聖堂を観光。「ブレーメンの音楽隊」の薄い絵本１９．８０ＤＭを購入。今思えばもっとしっかりした絵本ぽい絵本を買えばよかったな。１万円を両替して１６０ＤＭになった。それからＹＨに戻った。ここでイクボさんという日本人の女の子と友人になる。
23日、ＹＨの朝食はバイキング、りんごとパンをもらっておいた。バスでＨａｍｅｌｎ駅に移動。駅のロッカーは2Ｍで安い。まずは中央駅にあるネズミ捕り男の像を見に行き、次はＲａｔｔｅｎｆａｎｇｅｒｈａｕｓ（ネズミ捕り男の家）というレストランに行った。4.5ＤＭのＲａｔｔｅｎｋｉｌｌｅｒというシュナップスというすごい強いお酒を飲んだ。ちなみに、ライトを消して火をつけた状態でお酒が出てきた。夜18時過ぎればＤｅｒ Ｓｃｈｗａｎｚ Ｖｏｎ Ｄｉｅ Ｒａｔ（ねずみの尻尾料理）が食べられます。あとはネズミ捕り男博物館「ライストハウス」へ。玄関にねずみ男の人形があってなかなか面白かった。次はＢｕｎｇｅｌｏｓｅｎ Ｓｔｒ．（舞楽禁制通り）に行き、「ハーメルンのネズミ捕り男」の絵本10ＤＭも購入。これもぺらぺら紙。ハードな絵本買えば良かったわ。でも荷物の多い旅行だったからこれにしました。そしてＥｒｉｃｈ－Ｓｔｒａｓ（字が出ない！）ｅの道路を通ったら、可愛いねずみのペイントが1ｍおきくらいについていて、すごくキュート。雰囲気出ますね。ここで泊まるつもりでＹＨ（ユースホステル）行ったら2月までクローズドでショック。２ＤＭのバスで駅に戻り、ベルリン行きのチケットを購入。Ｂｅｒｌｉｎ Ｚｏｏ駅について129番のバスに乗り、ＤＪＨというＹＨに到着。2泊分の54ＤＭをカードで払い、デポジット10ＤＭを現金で渡した。ただしここは午前9時から午後1時まではクローズされるので少々不便。同室にはちょっとキュートなコリアンの男の子がいた。Ｃｏｐｅｎｈａｇｅｎ行きを考えていたけど焼こうはあさってまでないと言われ、しばらく暇だけど滞在することにした。
24日、暇なので8時まで寝てました。ミールクーポンを出して食事をとるのだけど、なぜかクーポンそのままくれた。Ｂｅｒｌｉｎを散策し、ジーゲスゾイレ、ロシアの記念碑、Ｂｒａｎｄｅｎｂｕｒｇｅｒ Ｔｏｒ（ブランデンブルク門。ベルリン名物なのに工事中でちょっと残念）、帝国議会議事堂、森鴎外記念館、フンボルト大学、ベルリン大聖堂、Ｐｅｒｇａｍｏｎｍｕｓｅｕｍ（ペルガモン博物館）、シュロス橋、Ｆｅｒａｓｅｈｔｕｒｍ（テレビ塔。これもベルリン名物の１つ）、Ｈａｕｓ ａｍ Ｃｈｅｃｋｐｏｉｎｔ Ｃｈａｒｌｉｅ（壁博物館）を観光。壁博物館はもちろんベルリンの壁の博物館だが、入場料は大人12ＤＭ、子供と学生と団体は6ＤＭ。トランク２つつなげたものにどうにか隠れて入ったり、ステレオに入ったり、どうにか壁を越えようとした旧東ドイツの人々の姿に胸が痛くなった。本当に泣けてきます。5ＤＭで壁入りのしおりを2枚購入。壁がいつまであるか分からないからお買い得だと思う。記念に良いですよ。あとはビアレストラン「Ｆｉｓｃｈｒｅｓｔａｕｒａｎｔ Ｒｏｔｅｒ Ｓａｎｄ」でＢｅｒｌｉｎｅｒ Ｗｅｉｓｓｅを飲んだ。中身も泡もピンク色で甘くて美味しいビールです。周辺でＯｌｉ．ＰとＬａｕｒａのＣＤを７５ＤＭで購入。Ｈ＆Ｍで羽つきダウンコート50ＤＭを購入（バーゲンで129ＤＭだった。2010年頃から人気のある日本のＨ＆Ｍは高いけど、ヨーロッパのＨ＆Ｍは本当にお安い）。次はカイザー・ヴィルヘルム教会を観光。夕方、ホテルでシャワー。生理が半ばを過ぎたこともあり、ちょっと血くさくなってたジーパンを捨てました。古いシャツや下着も廃棄。
25日、朝食をとる。チェコでオケの指揮を学んでいるという大谷氏に出会った。ちょっと髪の毛に努力の必要そうなおじさまなのに学習。すごい。この時期はホステルはことごとく空室だった。ベルリン動物園、ブランデンブルク門をまたチェック。可愛い30ＤＭのマフラーを５ＤＭにまけてもらい、Ｈ＆Ｍでまたドレスを50ＤＭで購入。Ｓａｂｒｉｎａ Ｓｅｔｌｕｒという歌手の歌も気に入ったのでＣＤ購入。私は結構旅の途中で気に入った音楽のＣＤをこうやって買ってしまいます。マクドに入ったらドイツのこの地方のマクドはケチャップやマスタードも有料で、マクドのトイレもトイレおばさんがいて有料！これって本家は知ってるのかな？珍しいけど、アリ？マクドにもビールがメニューであったのはドイツらしいので笑えた。夜行でコペンハーゲンへ向かう。
26日、列車で同じコンパートメントに乗り合わせたアメリカ人のＦｙｆｅ親子（父娘）と仲良くなって住所交換した。パパが「忠告しとくけど、うちの娘はすごいいびきかくよ！」と言ってたのでふーん、と思ってたら、娘は静かでいびきかいてるのはパパの方でした。Ｍａｌｍｏ（マルメ。ｏはウムラウトがつく）でちゃんと乗り換えできるかなー、と心配しながら寝たら、朝起きたら列車がフェリーの中にいた。列車のトイレも使えないので船のトイレを使用。どうやって入るんだろう。。。１２０ＤＭを両替して４３３Ｋｒ（クローナ）になった。１Ｋｒ（クローナ）＝17円だ。25Ｋｒのコインロッカーに荷物をいれ30Ｋｒ入れたらお釣りが出てこなくてちょっと失敗。１０Ｋｒのスモーブロ（オープンサンド）と２０Ｋｒのオレンジジュースを購入。Ｈｅｌｓｉｎｇｏｒまでカードで７５Ｋｒ使ってチケット購入。デンマークの列車は社内にごみ袋が吊ってあり、清潔。トイレのドアの鍵も電子ボタンのロック錠で、トイレを流すのもボタン式。ヘルシンゴーは人が少なくて田舎。聖オライ教会、クロンボー城を観光。城はハムレットの舞台になった城だが、地下牢にはＨｏｌｇｅｒ Ｄａｎｓｋの像があり、これは国が危機になると立ち上がると言われている。王家の礼拝堂もあり２５Ｋｒで入れた。ちあんみに地下牢は暗くて一人では怖いかも。昼の列車でヘルジンゴーからコペンハーゲンに戻った。ティーヴォリ、魚市場のおばさんの像、コペンハーゲンの創始者アブサロンの像、クリスチャンボー宮殿、王立劇場、シャーロッテンボー宮殿、アマリエンボー宮殿（衛兵がいた）、ゲフィオンの泉、Ｄｅｎ Ｌｉｌｌｅ Ｈａｖｆｒｕｅ（人魚姫の像）を観光。「Ｇａｄ」で人魚姫の絵本も購入した。それからオッド・フェロー宮殿、得ろティ化博物館、銀の店セルケラーン、を観光。夕方の列車でマルメに行くことにした。1万円を793Ｓｋｒ（スウェーデンクローナ）に両替。1ＳＫｒ＝13円だ。寝台車に乗ると、中にトイレやシャワーがついていて、飲料水や石鹸やタオルやシャンプーまであって快適。
27日、シェップスホルメン島のＹＨにチェックイン。145ＳｋｒなのにＹＨカードに貼るシール代で45Ｓｋｒとられ、ちょっと高くついた。１５Ｓｋｒでアイスクリームを駅で食べた。こっちのマクドにはベーグルもあったし、ハッシュドライスにジャムがついていてびっくり。ジャムはやめてくれないかね？？とりあえず、その後はＳｔｏｃｋｈｏｌｍを観光。夜明けを見て、ノール運河を見て、王の庭園、オペラ座、ヤコブ教会、貴族の館、国会議事堂、王宮、国立美術館を観光、美術館は学生60Ｓｋｒでちょっと高め。１Ｋｒのロッカーに荷物を入れてみたが、Ｇｒａｎｄ Ｆｌｏｏｒは店、１ｓｔはモダンアートのフロアだがそこらへんで売ってそうなたいしたことのなさそうなものが並んでいた。２ｎｄ Ｆｌｏｏｒは絵だが、ビーナスの凱旋が良かった。写真禁止。2時間かけてゆっくり見て終了。ロッカーは鍵をあければお金が戻るタイプだった。Ａｈｌｅｎｓでリンドグレンの「長靴下のピッピ」絵本とラーゲルレーヴの「ニルスの不思議な旅」を購入。どっちもスウェーデンの作家なので原語で。話せないけどね。結構ピッピ人形も売られてました。音楽博物館、武器博物館、を観光してエステルマルム市場でＳｕｒｓｔｒｏｍｍｉｎｇ（スーシトレンミング）を購入、1個65ＳＫｒでした。高いけど「世界一くさいのに現地人が好物」と言われていたのでトライしたかったので。あけるときにしぶきが飛ぶとくさいので、水の中であけるようにとのこと。これ、スウェーデンの発酵にしんの缶詰なんですが、食べたら超～～～～マズかった！ひどい味でした。私はダメ。パプリカ味のポテチも購入。Ａｈｌｅｎｓデパ地下でトナカイ肉（ＧＲＯＮＤＡＬＥＮＳ。ＲＥＮＳＴＥＫがレインディアに似てるからトナカイって単語かな？）も購入（1パック30Ｓｋｒ）し、夕食に焼いて食べたけど、味はビーフみたいな赤身肉。もうひとつお土産用の保存となかいソーセージを30ＳＫｒで購入。あと、夜ＹＨで会った男の子、この時期のノルウェイ北方で野宿したと自慢。すごい！よく生きてたね！これは自慢してもいいと思うけど、怖いですね。
28日、生理最終日でたくさん使用ナプキン捨ててちょっと身軽になってきた。今回買ったパンは味がなくて強烈にまずいので捨てた。またトナカイのサンドイッチを食べた。朝食つけてなかったので。散策したけど、水に囲まれて船も多くて橋も多くてストックホルムはヴェニスにちょっとだけ似てると思った。寒いせいかホームレスをほとんど見かけない。セブンイレブンで１５Ｋｒでマフィンを買った。朝、サンドイッチのパンを捨てた分だ。外でまたピッピ人形を発見。５０Ｋｒと８０Ｋｒでかなり迷ったけど買わなかった。荷物多いし。あとは日曜昼にたぶんいつもやってるらしい海軍兵の砲台前での訓練と何かの式典を見た。シェップスホルメン島の砲台だが、暖冬は白かった。火はつけずに訓練していた。1万円と３００Ｓｋｒを両替して985Ｎｋｒ（ノルウェイクローナ）に変わった。１Ｎｋｒ＝13.6円か。夜ストックホルムＣ駅を出てヘッスルホルム？Ｃ駅で乗り換えＨｅｌｓｉｎｇｂｏｒｇＣ駅でまた乗り換えてＯｓｌｏ駅へ。乗り換えが多くて朝まで眠れず。
29日、朝にＹＨへ行き、1泊185Ｋｒで2泊し、3日目はシールがたまりＹＨ会員になれるので160 Krで済んだ。マズはＯｓｌｏの大聖堂を観光、近くの「Ｇｒｅａｎｄｓｅｎｓ Ｓｋｏｔｏｉｍａｇａｚｉｎ（グランサン・スコータイマガジン）」という店でseal boots（アザラシのブーツ）を1199Ｋｒで購入（カードで）。かなり汚れたら濡れタオルでふいてブラシするだけらしい。日本で買うと23000円（ラフ・ダイヤモンド）。でも、タックスフリーで145Ｋｒもどるので15000円前後で済んだ。可愛いから買ったけど、実は、これ買った後、2011年現在まで実は一度も履いていない、、、。国立美術館に行き、入ると、無料だしフラッシュつき撮影も可とのことで驚いた。ミケランジェロの「モーゼ」、ゴッホの「セルフポートレイト」、Ｍｕｎｃｈの「叫び」「思春期」「マドンナ」、ロダンの「考える人」など素敵なものがたくさん！！！王宮、イプセン博物館（Ｉｂｓｅｎ Ｍｕｓｅｅｔ）にも行った。本屋で辞書、ペン、ヨーンスタイン・ゴルデルの本を購入。トレゴーデン・クリスマスハウスに行くつもりが、1月は休みなので残念！！ノルウェイは税金が高いです。食べ物も高いです。
30日、朝起きたら一面、雪景色で美しかった。霜が、木の枝についているけど、枝の南にはついていなくて、1本1本の枝の北側に、垂直に白い霜のように雪がついていた。南の方に１ｋｍくらいずれると、霜がまばらで長さも短かった。こういうのを見るのも面白い。クリスマスハウスにいけなくて時間が余った分、暇だったのでぼんやり歩いた。そしてナショナルシアターからバスに乗ってビグドイに行ってみた。20Ｋｒだ。運転手が「このチケットで13時まではずっと乗れるよ」と言われた。ヴァイキング・シップ博物館に行くと学生料金20Ｋｒで入場。船や、そりなどの電磁もあった。ヴァイキングの神様はＯｄｉｎ（戦争と知恵の神。Ｖａｌｋｙｒｉｊｅｒ＝ワルキューレとたぶん同じ語源、を僕につれている）とＴｏｒ（戦いの神で、Ｏｄｉｎの子）、Ｆｒｅｉ（フレイ。多産と豊穣の神）などが有名ですが、こういう名前をここで見れて嬉しくなった。ちなみにノルウェイ語の水曜日ＯｎｓｄａｇはＯｄｉｎから、木曜日ＴｏｒｓｔａｇはＴｏｒから来ているんですって。それから、グランサンスコータイマガジン近くの、向かいの美容院を入ったあたりの「Ｇｒｉｆｆｉｎ」というお店でＴａｔｏｏを彫りました。暇だったからふと思いついたんだけど、1時間くらいでできた。自分の彫りたいデザインを伝えて、1000Ｎｋｒで彫ってくれた。白黒は500Ｋｒ、カラーは1000Ｋｒから、なんですって。針はsterile（消毒）済みとのこと。クリームとラップを貼り、近くのドラッグストアでＨｅｌｏｓａｎというクリーム30Ｋｒを買って塗るよう指示された。日本の女の子でハートと羽のマークを額に彫った子もいると聞いて驚いた。目立ちすぎます。あと、日本人のスキーヤーの腕にも彫ったとかいろいろ、日本客の話もしてくれた。彫りたてなので、この日はシャワーをやめておいた。
31日、日本人の男の子に遭遇してちょっと話しこむ。街まで歩いて本を購入。デパート「Ｓｔｅｅｎ＆Ｓｔｒｏｍ」にいってスーパーをチェックしたら、ＹＨの近所のスーパー「ＲＩＭＩ」が入っていてがっかり。空港行きバス停をチェックしておいたのだが、黙ってたっていてもとまらないからびっくり。出発日にバスが泊まらなかったらどうしようかドキドキした。何もすることがなく、ゆっくりくつろいだ。
2月1日、朝5時起床。バスに一生懸命アピールしてとまってもらった。日本行き飛行機に乗り込む。
2日、無事に日本に到着、1月31日のＪＡＬはニアミスで墜落（しかけ？）事故があったらしく、セーフ！
3日、高速バスが自宅周辺についてリラックス。旅行は親には黙っていったけど、バレたようだ。タトゥーはしばらくかさぶた状だった。帰宅したら友人数人とＢｉｅｈｌ家から誕生プレゼントが届いていたので感謝。ちなみに、両親からは誕生日おめでとうの一言もプレゼントもなかったね、、、。ま、そういう感じだからバイトしてすぐ一人で海外行っちゃうんだけどね。ちょっとトラブルもあったけど、なかなか良い旅でした。
そして2月6日、、、エジプトで会ったオグさんが亡くなったことを知った。若いし、元気そうだったのに、、、、白血病だったそうだ。エジプトの病院に運ばれて、対応が悪くて感染で亡くなったとお母さんから共通の友人経由で連絡があった。信じられない出来事だった。元気そうな人でもいつか突然死んでしまうので、みんなも悔いのない人生を生きましょう。
ちなみに3月14日、住友海上の保険で、盗まれたカメラのお金の一部だが21564円戻ってきた。ちょっとはマシかな。
ちなみに、この後はしばらく（1年くらい）海外旅行ストップ。家でいろいろあってお金がなかったので、破産寸前。売れるものは売ってたのですね。芥川龍之介も「勲章なんかもらって喜ぶのは軍人と幼児だけ」と馬鹿にしてたけど、家にあった先祖代々の勲章も売り払った。松本ヴァイオリン工房で自分でバイト代で買った30万で買ったバイオリンも16万で売却、雪も5万で買ったのを1.5万で売却。ストレスがたまったとつい友人にもらしたら「医師国試前だからみんなそうだよ」って言われ、きついなあと思った。いつ差し押さえが入るかもしれないなんてことは誰にもいえなかったから。でもその年、無事に卒業できました。今は就職して、そういう悩みから開放されて本当にすっきりしました。自分で稼げるしねー！人生、いろいろです。精一杯生きてます。
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