女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

読書

2012-05-06 18:14:37 | Weblog

DVD「ラッキー・ガール(Just My Luck)」。リンジー・ローハン、実生活では散々だけど顔は可愛いしこの作品に出てくる服はかなり好み!素敵な服だわ~。主人公は、出かけると雨もやむし、欲しい服はセールで安く買えるし、タクシーの捕まりにくいニューヨークでも捕まえるし、乗るエレベーターはすいていてハンサムくんに出会えて故障しないし、仕事もうまくいくし、ロトは買えばいつも当たるし、ツキすぎでうらやましい!(笑)途中でちょっと運を盗まれるけど幸せになれる。何となくラッキーになれそうな作品で好きです。何度か見ましたが、最後に英語を勉強してからダンシャリ決定。ちょっともったいないけどね。しかし気になったのはリンジーの顔や腕のソバカス。かなり目立っていました。ちなみにBOOK・OFFに売ったら50円にしかなりませんでした(笑)


DVD「ブレイブハート」。メル・ギブソンがすごい。死んだ恋人の復讐のために立ち、引いてはスコットランドの独立のために活躍したウィリアム・ウォレスの映画。王妃役のソフィー・マルソーも良いけど戦いの最中は王妃と寝ないのでは?と思いました。王妃が誠実なウィリアムに惹かれるのは分かるし、ウィリアムも妻以外に惚れても良いけれど、なぜあのタイミング?寝ない方が良かったです。映画中盤の戦いでの演説もかっこいいし、最期の「freedom!」は泣けます。メルは目が悲しみを訴えかける気がします。当時のスコットランドは汚い服や頭でイングランドや日本と大違いですが、変に小綺麗にしないのが良かった。スコットランドの音楽も好きなので良かった。しかし初夜権てひどいこと考え出すもので、一見紳士ふうなイングランドの制圧下にある者への伝統的考えかたは嫌いです。イギリスもキリスト教も、寛容なふうを装い、結構残酷ですよね。しかしかなりブスな女性は初夜権を免れたのだろうか。UKはブスが多いことで有名だけど、領主が興味なきゃ放置されたのかなと思います。実際どうなのか知りたいです。ダンシャリを検討しましたがやはり手放せず。


ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」。こぶしは握るより開いたほうができることが多く人間の心も同じ、成功には代償が必要、5年で50年分の仕事を、求め信じれば手に入る、不可能の文字を消す、器量があれは用意ができていれば最良のものが向こうからやってくる、ノーと言われ敗北感に屈した後に大きな成功はやってくる、富は全く予期しない形で現れるので富を得ていない人にはどこに隠れているかわからない、成功を確信する人に成功が訪れる、失敗を意識すれば失敗する、自己を哀れむな、明確な目標や願望を持ち期限を決めれば成就のための計画を立てれば達成する、人生は努力すれば請求しただけの報酬を払ってくれる、治ると信じれば病も治る、限界は自分で決めない限りはない、思考は似たような思考を引き寄せる、信念は限界をぶち破る、得る前に与えよ、いつまでにいくら貯めたいのかとどんな代償を払うかを毎日口にして想像しろ、想像できるものは必ず実現できる、報酬以上の仕事をすればいつか仕事をした以上の報いがある、失敗が恵みとなるか災いとなるかはその人次第、子供に劣等感を植えつけるな、幸運の背後には幸運以上のものが存在する、救急箱を捨てれば風邪をひくこともなくなる、などいろんな話がありました。医者としては役に立つかわからない本ですが起業家には自己暗示をかけられて良いかも。でも否定的思考を消すために救急箱とか防災グッズを捨てるのは私には難しいです。

ペーター・フロイントの「ファンタージエン 忘れられた夢の都」。エンデトリビュート作品のファンタージエンシリーズ。人の子が世界を救い変えてしまったあとの世界でインソムニア人の忘却病の謎をサラーニャという少女が解こうとする話。いろんな作家のトリビュート作品ですが、お互いかぶっているので、このシリーズは順番に読んだ方が良いかも。

ターニャ・キンケルの「ファンタージエン 愚者の王」。ファンタージエンシリーズの一つ。英雄になるかならないかドキドキしながら読みました。なかなか面白く、最もエンデに近い作品に思えました。

ケイ・フーパーの「ラプンツェルの秘密」。ラプンツェルの劇にまつわるラブサスペンス。なかなか面白いしラストの仕組んだ人物も意外で良かった。ただし二ヶ所ほど明らかな誤植があったのは残念。


ウルリケ・シュヴァイケルトの「ファンタージエン 夜の魂」。ファンタージエンシリーズ4作目。青い髪のタハーマがハーモニーとメロディとリズムの力で影の王を倒そうとする話。セレダスの最後のあたりも急展開すぎるし、ラストの対決がやや走りすぎだがなかなか面白い。


ペーター・デンプフの「ファンタージエン 言の葉の君」。ファンタージエンシリーズ5作目。霧小人のキーライが言葉で幻想を紡ぎだし、虚無や夢魔と戦っていく姿が書かれています。なかなか面白い。

ヴォルフラム・フライシュハウアーの「ファンタージエン 反逆の天使」。蝶乗りと天使と静寂がテーマだが、なかなか面白い。でも設定が細かすぎて中に入り込むのにやや骨が折れます。ファンタージエンシリーズの最終巻。


佐藤雅美さんの「影帳」。影富のようなものの元締めをめぐり起こる殺人の謎をときます。半次がしっかりしているし風景が目に浮かぶようで、面白いです。


桜沢エリカさんの「シッポがともだち」。猫のいる生活がほのぼのして面白い。


ラルフ・イーザウの「ファンタージエン 秘密の図書館」。エンデのはてしない物語へのオマージュで書かれたシリーズの一つ。なかなか面白いファンタジーでした。続編があっても良いくらいで一冊で終わるのが少しもったいない。



篠田節子さんの「ロズウェルなんか知らない」。UFOと不思議さを売り物に地方の村おこしを計画する青年たちの話でなかなか面白かった。日本観光協会が観光地づくりの実践とか外客接遇ハンドブックなんかを出しているのも面白いので読みたくなりました。


マックス・アラン・コリンズの「タイタニック号の殺人」。沈む前のタイタニック号での2つの殺人事件を推理小説家がとく話。ラストが簡易な終わりかただがそれなりに面白かった。厚みはあるけれど、流し読み出来る小説だったので、1時間もあれば読めてしまいました。


早見裕司さんの「満ち潮の夜、彼女は」。吸血鬼と殺人の話ですが、なかなか読ませます。最後の解説も読んで下さい。冒頭をつなぐとタイトルになります。


本格ミステリ作家クラブの「ミステリ☆オールスターズ」。ミステリー短編集って大抵2つくらいしか面白くないけどこれは8~9割面白い!オチがあるものや手法が珍しく、すごくオススメ。水密密室なんかはかなりマンガになりそうな面白さだし、腕時計も面白いし、少しの幸運や受取人や羅漢崩れ、レシートだけで浮気と殺人を描いた作品などなど、非常に秀作揃い。リレーミステリまであって、非常にオススメできます。

DVD「マスク・オブ・ゾロ」と「レジェンド・オブ・ゾロ」。キャサリン・ゼタ・ジョーンズにアントニオ・バンデラスだしセクシーなラテン男女の香りがします(笑)マスクではゾロが弟子として学び、立ち、妻に出会う話、レジェンドはゾロの妻がすぐ呼ばれていくゾロに怒っていろいろあり一時は離婚しそうになるがいろんな謎がとけゾロがまた活躍する話。ゾロの強さが気に入ってたけど見直してダンシャリ。


早見祐司さんの「となりのウチナーンチュ」。不登校の女の子と仕事をやめたパパが、元妻から逃げるように夢の沖縄へ行きます。沖縄の言葉や風土や風習がリアルに目に浮かぶ感じで、解放感があって良かった。オススメできる本でした。台風のときに窓やドアの隙間を捻った新聞で埋めたり、停電対策で一週間分くらいのろうそくや懐中電灯と電池、断水対策で使い捨ての紙皿か皿に巻くサランラップ、水タンク、台風で冷蔵庫しなくて良いヒラヤーチーの材料(卵、小麦粉、ニラ、ウスターソース)などの話も面白かった。


東野圭吾さんの「ガリレオの苦悩」読み直し。湯川シリーズの最初の本ですが、詳しいトリックを忘れていたから楽しく読めました。


新津きよみさんの「ユアボイス」。美人美術教師が殺された恋人にそっくりな声の学生と出会い、犯人を見つけていく。学生の男の子の能力が非常に興味深く、この話の先を知りたくなりました。解決の話はちょっと省きすぎな感じはありますが、なかなか面白かったです。


越智月子さんの「モンスターU子の嘘」。不思議なくらい若く見え、乳癌で片方の胸をなくしてもセクシーな色気のある48歳の女性、詩子。散々周囲の男を騙してお金をむしりとり後ろ楯にして、女もライバルを消したり家とお金をむしりとる。国籍も名前も年齢も生い立ちも全て嘘だらけ。詐欺ばかりするあたり、私は嫌いな感じです。たぶん新しい秘書も利用しつくして殺しそう。なかなか読みごたえがありました。

松田義人さんの「らくらく台湾一周旅行」。台湾に行く前に読むつもりでゲット。ガイドでなく旅行日記みたいな本ですが台湾の優しさとかなかなか面白かった。ハエが耳に入るなんて嫌だなぁ。男性トイレが尿の前に水が流れるとか面白い。片倉佳史さんのガイドブックをすすめていたけれど読みたくなりました。


南山宏さんの「アトランティスの謎」。アトランティスは無いかとは思うけどあったら素敵というロマンの世界ですね。ロマンを求めて読みましたがコジツケが多い気がしました。日本もアトランティスの一部?のような説もあったけど、残念ながらまず日本は絶対違うと思う。


法月綸太郎さんの「怪盗グリフィン、絶体絶命」。嵌められた怪盗グリフィンが絵画や南米の呪いの人形を盗むはめになる話だがなかなか面白い。真相が気になったがちゃんと解説されています。


ナポレオン・ヒルの「成功を約束する17の法則」。マスターマインドを育てるというのが理解が難しいけど、目標を持つとか貯蓄を習慣づけるとか報酬以上に働く、成功する感じの良いパーソナリティーをもつなどはタメになりそう。関係者全員の利益を考え、ささいなことで争わず、お世辞を言わず、というナポレオン・ヒルの姿勢が良いと思いました。でも思ったよりはイマイチ響かず。


梨屋アリエさんの「プラネタリウムのあとで」。去年、ママ友の恵美子さんたちと一緒に行って、今年も他に気になってるプラネタリウムがあるので読んでみました。プラネタリウム関連の短編集だが、何だか半端でその先は?!と気になった。吸脂鬼とか川田の話とか、これで一冊書けそうなのにな。もったいない。





東野圭吾さんの「夜明けの街で」。不倫と殺人犯人とダブルで目がはなせません。不倫する男なんてやだなぁ。離婚してからすれば良いのに。


多田かおるさんの「多田かおる傑作集」。楽に読めて暇潰しには良かった。


小川洋子さんの「シュガータイム」。異常食欲の女性の空虚な時間が書かれていて切ない。後味も多少マシだけど微妙。


ジョン・スティーブンスの「エメラルドアトラス」。三人の姉弟妹が時間を操れる時のアトラスという本を手にするファンタジー。かなり面白い。三部作で続きを早く読みたいです。


小路幸也さんの「探偵ザンティピーの休暇」。日本人が書いたわりにはアメリカの軽い推理小説ふう。妹アレクザンドラの嫁ぎ先の北海道のルモエの温泉で死体の謎をとく。面白いです。


小路幸也さんの「探偵ザンティピーの仏心」。またしても日本の北海道の定山渓温泉に今度はボディガードとしてきたザンティピー。またしても事件に巻き込まれるがなかなか面白い展開です。毎回表紙絵が寅さんぽいのが笑える。


飯田雪子さんの「風のむこう、きみへ続く道」。結婚する相手の過去と思い出を探す旅で、素敵な小さな出会いを重ねていきます。結婚前に読むと旅をしたくなるかも?(笑)


マロリー・ブラックマンの「ハッカー」。ヴィッキーと父は大変な罪を他人に押し付けられてしまう。マギーは最悪。友達だからと他人には苦行を押し付けながら自分は友達のために何もしないどころかイジメまで。最後はちゃんとおさまって良かった。


アレックス・ブラッドリーの「24girls in 7days」。プロムの相手探しで悩む男の子の相手をネット広告で探すことになるがいろんなカゲの企みが関わる話。軽く読めるから活字嫌いの高校生には良いかも。



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