女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

読書

2013-11-22 19:27:49 | Weblog

最近の読書の感想。

林真理子さんの「野心のすすめ」。エッセイストだけど美容もののエッセイは読む気になれなかった。これなら読んでみようと思ったが、野心と努力の両方が大事でそうすれば運がついてくる、という骨太な意見は気に入った。ただ、エッセイというのは誰でも書ける時代だからなかなか買う気になれない。育児ママに冷たいから子供いないのかなと思ったら、不妊治療して44歳で女の子を生んだらしく、意外。ただアグネスチャンみたいな子連れ出勤したらみんな癒されたとか自分で言ってしまうママに文句を言う姿勢はすごく納得できる。そりゃ気を遣われただけだよ!アグネス、空気読みなよ、と思うもん。


安野光雅さんの「旅の絵本2」。イタリア版。隠れモチーフにサンタ、シンデレラと家族、アリババの泥棒よけの×を描いた家などがあります。


安野光雅さんの「「旅の絵本3」。イギリス編だが、ロンドン橋や宮殿や衛兵のほか、幸せの王子、ホームズ、ロビンフッド、くまのプーさんと蜂とはちみつなどが隠れています。


安野光雅さんの「旅の絵本4」。アメリカ編。アメリカインディアンやユダヤ人が描かれている他、足をうちならすチャップリン、サンタクロース&トナカイ、マントをつけたスーパーマン、ローラ・インガルスらしき人、などが出ていて、エルマーと竜らしき劇の舞台などもありなかなか面白い。ウォーリーを探せ、みたいです。

安野光雅さんの「旅の絵本5」。スペイン編でジプシーにフラメンコに闘牛に牛追い祭り、ガウディのサグラダファミリアなどの建築物に、ダリの溶けた時計のついた絵、風車に挑むドンキホーテ、塔の上で白雪姫のうつった鏡を見ている女王など、隠れたモチーフ探しが本当に面白い。額絵でもマハやピカソらしき絵が展示されていて楽しい。


安野光雅さんの「旅の絵本6」。デンマークなので人魚姫の像は三回くらい出てきます。親指姫や11人の兄王子とエリサ姫、みにくいアヒルの子、赤いくつのカレンなどがいて面白い。デンマークの国旗がたくさんあった。実は雪の女王もあるらしいのだが発見出来なかったので残念。


安野光雅さんの「旅の絵本7」。中国編。ネタが尽きたのか今回は特に隠れたモチーフはなかったのが残念。万里の長城は描いてあったけれどあとは良くわからなかった。


映画「笑う大天使」見直し。漫画は好きだったけど映画はCGが気になるし途中からドラゴンボールみたいになってきていまいち。ただ風景というか豪邸のCGは良かった。

韓国ドラマ「ネイルサロン・パリス」。妖怪の九尾狐の話ばかり書く女性作家が男装して男性ネイリストばかりの店、パリスに入り込む。恋愛の話もあるが最後はまさかのリアル九尾狐(クミホ)オチでちょっと物足りない。あと小説中のクミホバージョンの主人公の声優さんがちょっとB級アニメみたいな微妙な声だった。こんな声の人、現実にいないよ。KARAのギュリが主演でアップで見たらギュリの目はアジア人では普通あり得ない形の目に思えます。整形かな。横顔はよくいる韓国人だけど正面見ると違和感が、、、。美形だから整形でもどっちでも良いですが。ちなみにKARAのハラはすごく可愛いですが整形を公表しているので、サッパリしていて良いですね。こっそり整形されると何だか微妙だし、整形するなら堂々とするほうがかっこいい。


オットー・クーンツの「ナイト・シーの壁をぬけて」。田舎に来てみると不穏な雰囲気に気味の悪い光る虫。徐々に寄生されていくのが怖いし、ラストまで怖さを引きずっている、なかなかのホラーでした。


東野圭吾さんの「真夏の方程式」読み直し。ガリレオの湯川が海に仕事で行くときに出会った小学生の男の子とその親戚の宿で起きた殺人事件の話。夏の季節感があふれてキラキラしているが犯人やらさびれた街の人やらが何だか切ない。


小路幸也さんの「スタンダップダブル!」。施設育ちの中学生たちが高校生になり甲子園を目指して戦っていく話。非常に面白いが、それだけに、甲子園に出る寸前で話が終わるし嫌な記者の話も半端でちょっと物足りない。

吾妻ひでおさんの「失踪日記2 アル中病棟」。アル中だった漫画家が精神科に入院して禁酒していく過程を描いている。好みの漫画ではないが、参考になる。確かにお酒ばかり飲んでいる人の脳は萎縮してスカスカになっていることがあるが、病棟でウンコをポロポロ落としていく人がいるのは衝撃的。あと生活保護の人のアル中もやはりたくさんいるようだ。生活保護では好きにお酒やタバコを買えないようにやはり食べ物と古着を現物支給すれば充分な気がする。


ディズニー映画「スターにアイ・ラブ・ユー」。歌手の男の子とそれを嫌っている一般人の女の子が出会い、お互いの良さを感じて惹かれあう。しかしパパラッチのために別離することになるが、ラストは素敵。ちなみに、歌手の男の子は私の好みの顔ではなかった。ハンサムなのかな?歌手が正直な女の子に嘘をつかせたときに「お前とはサヨナラだ、新しい親友を探しにいくよ」という内容のことを言った黒人の男の子は素敵な生きざまでした(笑)


有川浩さんの「レインツリーの国」。聴覚障害者のコンプレックスだらけの女性と健常者でずけずけ喋る関西人男性の恋愛ストーリー。ツンツンする彼女が彼に心を開いて素直になっていく姿が、なかなか良かった。


角川の「スイートブルーエイジ」。短編集で有名な作家たちが書いているがアンニュイで好みではなかった。

櫻井武晴さんの「シグナル」。携帯電話をアンテナがわりに強力な電磁波を流して脳を溶かす殺人事件を主人公が追う。重い話だが読みごたえがありなかなかだった。デジタル携帯が怖くなる作品。


七田眞さんの「七田式フィンランド・メソッドで頭のよい子が育つ本」。効果があるかはわからないが有益だったと思う。書いてあるやり方をそのうちやってみようと思います。


大沼紀子さんの「真夜中のパン屋さん」。今回は医者二人がからんでくるがおかしなちゃらんぽらん医者の安倍ちゃんが好きです。


大竹のり子さんの「お金の教科書」。年金や出産や学費や保険など人生のいろんなイベントのあれこれが書いてあり全くわかっていない人には参考になりそう。全部カラーでマンガ式だから活字が苦手な人にも読みやすい。私にはちょっと情報が物足りなかったけど、まあまあ。


乃南アサさんの「いちばん長い夜に」。3.11の震災で偶然東北に居てタクシー三台乗り継いで東京に戻った作者の体験を盛り込んだ作品で、やはり胸が痛みます。ただ今回は前科者の女主人公が震災で弁護士に出会い付き合うことになり、少し救いがあって良かった。


アニメ映画「コクリコ坂から」。漫画原作より何となくカラフルなぶん楽しい気もするけど好みではなかった。

映画「ハンコック」。既に三回は見たけど気に入ってます。怪力で空を飛べるが記憶喪失のジョン・ハンコック。友人になった広告マンの妻が実は元妻のスーパーガール。しかしスーパーマンとスーパーガールが近くにいると普通の人間になってしまいます。元妻を死なせないために必死で遠ざかろうとするハンコック。切ないけど良かった。

群ようこさんの「世間のドクダミ」。基本的におばちゃんがブーブー文句を言っているエッセイだが、体重のK点越えの話や髪をぐるぐる巻いてハゲをごまかす男や上げ底ブラの話などほほえましくてキュート。電車内で肌着を脱いで着替えてしまう70代後半の女性の話は衝撃的。

小路幸也さんの「話虫干」。図書館の古書の虫干しに付き合うはずの糸井は話を変えてしまう話虫を干す(退治する)ためにスタッフと話の中に入る。夏目漱石の「こころ」に入り込みますが、小泉八雲に舞姫エリスにホームズまで出てきて、大騒ぎ。なかなか面白かったです。続編があったら読みたいです。


神永学さんの「ファントムペイン」。真田シリーズの3巻。公香の過去がわかったり、覚醒剤組織にまきこまれたりしてスリリング。

神永学さんの「フラッシュポイント」。真田シリーズの4巻。今回は海上保安庁がからんでまた大騒動。しかし、志乃が危険になり、次回作が待ち遠しい。日本の海は広いのに、海上保安庁の人数が凄く少なくて守りきれないというのは衝撃的。


楠木誠一郎さんの「ジャンヌ・ダルク伝説」。タイムスリップシリーズで麻美がジャンヌと出合う話。比較的面白い。

有川浩さんの「クジラの彼」。潜水艦に乗る美形の男と女性の恋愛話など自衛官をメインにした短編集。なかなか面白かった。


誉田哲也さんの「アクセス」。誰か一人紹介して契約すれば自分の携帯とネット料金はただになる。しかし契約するとネットの中から、人々が垂れ流した悪意が体を乗っ取りにくる。取られた体を取り戻して強くなっていくカナコの姿がなかなか良かったがラストもスリリングで結構怖いホラーだった。


おすそわけ

2013-11-22 12:18:14 | Weblog
今日は同僚の薬剤師さんにオリーブオイルをまた1本おすそわけしました。喜ばれると嬉しい(^_^)

今日は昼休みに本屋に行きました。あいりにドリルでも買ってみようかと思ったけどドリルって意外に高い(笑)超薄いの1冊で1300円もしてます。とりあえず1冊だけ買いました。

年末年始とか暇だと思うので、暇潰しになるかしら。

週末はクッキーかワッフルでも作ろうと思っています。あいりは料理も楽しいらしいのでレジャーにも良いですね。