東京タワーやっと読みました

4月18日(火)会社帰りに『東京タワー』を購入し帰宅

家では炊事洗濯等でなかなか読む時間が
限られてしまうので、これではいつまで経っても読めない・・・

とりあえず涙がでないうちは電車で読もうということにして
次の日から通勤の電車で読むことに

19日(水)は余裕でクリア
20日(木)は少しウルっとくるときもあり
21日(金)はなんだか涙がこぼれそう・・・

そろそろ電車で読むのはキツイかな
でも調度週末になったことで

22日(土)は来客がくるので断念しましたが
23日(日)残りを家で涙をダラダラ流しながら読み終わりました

本を読み終わった途端泣きつかれて眠ってしまいました

リリーさんとお母さんのお互いを思いやる気持ちがやさしくて泣けました

リリーさんはオカンを東京によんで本当によかったのかと書いてましたが
小倉や筑豊やあちこちを転々として人に遠慮していた頃よりも
笹塚でのリリーさんとの二人暮らしのお母さん
一番幸せだったんじゃないかなって私は思います

誰にでも気を遣っていつも息子の心配ばかりしていて
自分のことは後回しのお母さん・・・私もそんな母親になりたい

リリーさんのお母さんに会ってみたかったし
私もリリーさんの仲間たちのようにお友達にしてもらいたかった

『母子家庭やったけん、子供の頃はおまえマザコンやろうち言われるのが
好かんでからオカンの話を人にようせんかったんよ。
でも、なんで大切な人のことを想うていかんのやろうか？
なんで好きな人のことを話して、気持ち悪いとか言われんと
いけんのやろうか。今でもようわからん。そげんことを気にしとってから
オカンに優しいことも言うてやれんかったかもしれん。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京タワーより

この言葉が身にしみました