新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

オホーツク網走マラソン完走記-番外編

2023-09-28 18:54:52 | マラソン大会
9月28日(木) 曇りときどき雨(札幌)

オホーツク網走マラソン完走記の番外編を備忘録的に書いておきます。

***完走記-番外編***

フィニッシュ後、すぐに完走メダルとタオルを受け取り、シューズのチップをニッパーで外してもらった。かなり手際がよくて感心した。ただ、ドリンクももらえたのだが気づかずスルーしてしまった。

手荷物受け取りの前に長崎ちゃんぽんブースに向かい、大切に持っていた500円飲食券でちゃんぽんゲット。芝生にタオルを敷いて座って食べた。美味い! 欲を言えばもう少し汁ダクの方がよかったと思う。ちゃんぽんを食べながら周りを見ると、やはりちゃんぽん派が多いようだ。


食べ終わってから手荷物を受け取った。この受け渡しも非常にスムースであった。ありがたし。農大生はがんばっておるのぉ。

更衣テントに行ったが満員だったためテントの横で生着替え。ちゃんと隠すべきところは隠したので問題はない。スマホを取り出して応援ナビで自分のタイムをチェック。10km毎のラップタイムを見ると、あとになるほどタイムがよくなっているのを確認できた。前半よりも後半が4分以上早い、ネガティブスプリットどころか超ネガティブスプリットである。

前半にアップダウンが集中するコース事情もあるのだが、どうも慎重に入り過ぎた傾向だったのではないか。もう一つ、右くるぶしへの衝撃を緩和するために、下り坂で抑え過ぎたのもタイムに影響したと思われる。とはいっても、右くるぶしはダメージを受けてしまったし、その加減が難しいところではある。

根本的には右くるぶしを完治させるしかないのだが、次に網走に出ることがあるならばもう少しペース配分を工夫して全体のタイムアップを図りたいものだ。

荷物をまとめてからヨロヨロとシャトルバスの駐車場方面へ。歩き始めてから、右くるぶしが結構痛むのと右の横腹の鈍痛に気づいた。両方とも右なので右脚を出すときが辛い。マラソン後半をあのペースで走れたことが信じられないほどのヨロヨロ振りであった。
途中の飲み物ブースでガラナを購入した。道産子はコーラではなくやはりガラナでしょ。コアップガラナでなくてキリンガラナだったのがやや残念だったが。

昨日の写真の通り、シャトルバスに向かう途中のコスモス畑が満開になっていて非常にきれいだった。この大曲湖畔園地はマラソンのフィニッシュに相応しい素晴らしい場所だ。それにつけてもヒマワリが終わってしまったのは残念至極、主催者は当然として私もこの夏の猛暑を恨みますな。

シャトルバスはいくつかのコースに分かれており、間違えないように確認して網走駅/ターミナル方面行きに乗り込んだ。ここでも農大生が大活躍、バスの出発時にバイバイしたら喜ばれてしまった。10分もかからずバスターミナルに到着、待合室があるのでそこに腰掛けて一休みである。

ターミナルに行ったのは、網走監獄博物館に行こうと思ったからだ。バスで天都山入口まで行けば徒歩10分ほどで行けることは事前に調べてあったのだ。博物館に行けば天才脱獄者・白鳥由栄のことをよりよく理解できると思っていた。なお、白鳥由栄については吉村昭の小説(小説の形態ながらほぼノンフィクション)「破獄」に詳しい。

しかしながら、マラソンのダメージが予想以上で、歩くのも難儀な状態ではとても行けないと判断してターミナル内でしばし休息である。その間にブログに速報をアップしたり、家人にラインしたりして過ごした。

帰りの飛行機は19:10発なので、たっぷり時間がある。いつまでもターミナルに座っているわけにもいかず、今まで行ったことがないJR網走駅に行ってみることにした。

亀のように歩いて行くと途中に道民のオアシス・セイコーマートがあったので、お茶と菓子パン、総菜パンを買い、向かいにある中央公園の噴水の脇に座って食べた。この公園、緑が多くてなかなかよろしい。

網走駅に着き中に入ってみた。網走はそれなりの規模の都市とのイメージがあるのだが、駅はしょぼい。はっきり言えば特急の終着駅としては日本一しょぼいのではないか。ド田舎駅程度の切符売り場と小さな待合室があるだけである。駅の周辺も銀行とホテルがあるだけで商業施設はほぼ何もない。


余計なお世話かもしれないが、もう少し観光客向けのお土産もの売り場の充実とかコンビニや立ち食いそば屋の併設などなど時間をつぶせるような施設を増やした方がいいのではと思った。

女満別空港には18時頃着けばいいので、それに合わせてバスターミナルに戻るつもりだったが、JRの時刻表を見ると、北見方面に行く16:15発の各停があり、西女満別駅までの運賃は540円と安いのである。バスならば1050円なのでほぼ半額だ。

また、事前の調査で西女満別駅から女満別空港までは何とか歩いて行ける距離なのを確認してあった。この時点ではダメージも軽くなっていたので、多分歩けるはず、そして赤字続きのJR北海道の売り上げにもわずかながら貢献するはずである。

540円の切符を買い、30分ほど待って石北本線上り各停に乗り込んだ。1両編成かと思ったら2両編成だった。乗客の半分くらいがランナーだったが、おそらく北見市とその周辺のランナーなのであろう。北見市の人口は網走市よりかなり多い。

列車は定時に網走駅を出発し25分ほどで西女満別駅に着いた。降車したのは私の他は1名だった。西女満別駅は本当に「何もない」駅だった。駅舎らしきものはあるが、除雪機などが置かれていて鍵が掛かっている、要するに倉庫。ホーム(砂利石敷き)に降りたらそれがそのまま一般道につながる。周りは樹々に囲まれ、ヒグマはいないとは思うがちょっと怖い。


きれいな夕日の中をトボトボ歩いて大規模な耕作地の中の直線道路に出ると北海道らしい広大な風景が広がっていた。西女満別駅から女満別空港まで直線距離だと500mほどだが、近道が存在しないため大迂回して2kmほど歩かねばならない。


周りに誰もおらず車もほとんど通らない迂回路をひたすら歩き、JR石北本線を跨線橋で越えるとすぐに女満別空港が見えた。30分以上かかってしまった。少し考えるとわかるのだが、この跨線橋の下に駅を作って、エレベーターか階段で上がれるようにすれば、空港まで徒歩5分の立派な「女満別空港駅」になると思うのだが、JR北海道にはその程度のアイデアも浮かばんのかい。

女満別空港には17時頃着いた。出発まで2時間以上あるがチェックインしてくれたので待合室でのんびりと時間をつぶし、無事JAL2726便に乗機、丘珠空港には定刻20:00に到着した。JRよりも格段に早く着き、早期割引運賃ならばJRと遜色ないのだからもはやJRに勝ち目はない。プチ鉄の私でさえそう思ってしまう。


丘珠空港からは停めておいた自転車で帰宅、網走への旅はあっけなく終わったが、オホーツク網走マラソンを無事完走できたし、何よりもこの大会がマラソンランキング第1位であることをランナーとして走ることで実感できたのは素晴らしい経験だった。おそらく2年連続ランキング1位は間違いないであろう。

いやはや楽しかったです。大会運営に携わった全ての関係者に感謝する次第です。ありがとうございました。

***完走記終了***

今日の札幌はしとしと雨。昨日の飲み会による二日酔い気味でもありおとなしくしておりました。

旧職場から、また文書のチェック依頼があって、これから2週間は忙しくなりそうです。換算すると時給300円程度ではありますが、貴重な収入源ゆえせいぜい頑張ります。

ラン資金     -17123円(網走遠征での交通費を計上)
月間走行距離    296km
年間走行距離    3114km
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