はとリウム

  日々のできごとを綴ります

鼻から胃カメラ

2008-02-29 | 日々のできごと
朝一番に病院へ行き、胃カメラ検査を受けた。
鼻からのほうが比較的楽、と聞いて、そうする事に。

まず、胃の中を綺麗にする?薬を一気飲み。激まず
検査室に入り、ベッドの上で横になる事20分。
次に、鼻の中に麻酔液を注入。

「吸い込んで、飲んでくださいね~」
うえ~~っ苦い~~

続けて、鼻になんかの薬を吸入。
その後、もう一度鼻にシュッとして、最後に喉にも麻酔をシュッと。

「よだれは飲み込まないで、出してくださいね」
分かったので早くしてくださ~い。

すぐに先生現る。
黒い細長い物体(カメラ)を持って、
「どっちの鼻が通りやすい?」
って聞かれても・・・よく分からないから
「どっちも」と答えてしまった。

「はい、じゃ、右の鼻に・・・ん?通らないなぁ」

結局、右から通りにくいらしく、左の鼻の穴に入れる事に。

「よし・・・入った」

うわぁぁぁぁ・・・・・・
喉のあたりをカメラが通った気がしたが、頭が真っ白になる。

自分の胃の中をモニターで見られるのかな、と思ったが、
先生から見える場所に一台あるだけ。多分、見ている余裕なんて
ありませんでしたが。

先生は、ものすごく真剣な顔つきで管を操作しながら、
パチパチシャッターを押しているようだった。
「ん?あーーー、うーーーん・・・」
ど、どうなんだ私の胃の中は。

「この先が十二指腸、あ、ポリープがあるなぁ・・・」
なに~

その後、
「カット!、はい、カット!」
と数回、先生が看護士さんに指示して、針金のようなモノを
カメラの管に入れたり出したりしていた。

心の中で「先生、もういいです」と何度つぶやいた事か。

鼻からカメラを入れているから、話はできるはずなんだけど、
なぜか私の口からは
「うが、うがが、うがー」としか話せなかった。恥ずかしい。
それにしても、体の中に異物が入るって、気持ち悪いもんだ。

結局、胃にポリープがあったらしく、そこの組織を
カットしたので検査するそうです。なんだか引っ張られるような
感触はそれだったのか。思い出すだけで鳥肌が立つ。

でも~・・・肝心の胃痛の原因はよく分からず。
まぁ、重大な病気が原因ではなさそうだ。

ずるずるとカメラが鼻から抜けてゆき、終了。
長く感じたが、カメラを入れてから抜くまで5,6分だったみたいだ。

先生からの説明の後、胃の組織を切り取ったので、血止めの注射を
肩に打ってもらった。

感想。
痛くはなかったけれど、もうしなくていいです。
私って、弱い・・・