ホ~タルこい!
ちょいと隣町まで、ホタルを見に行った。
(小野川ではありません)
7時半頃現地到着、いそうな辺りを歩いてみたが、気配がない。
場所を移動してみると、「ホタル学習会」「ウォーキング」という
看板が立っている。
ここは、町をあげてホタルの保存に力を入れているらしい。
川っぺりに車を停め降りると、地元の方が橋の上から川を眺めていた。
「ここいらはもう3年くらい出てね~なぁ。もっと上に行かねぇとダメだよ~。」
カジカガエルがたくさん鳴いているきれいな川なのに、
ホタルはいないのか・・・
ついさっき、ウォーキングの一行が行ったという道を教えてもらった。
ずんずんずんずん山の方へ歩く。
真っ暗だが、だんだん目が慣れてくる。
ぴろは暗いのが怖いようで、「帰ろうよ」と何度も言うのをムリムリ引っ張っていった。
15分くら歩いただろうか。もうだいぶ奥まで来ている感じがする。
「あ!!!」
はとぴが最初に見つけた。けっこう大きめのホタルの光。ゲンジボタルだ。
時刻は夜の8時半を回っていた。
続いて、ぴろもあちこちでホタルが光るのを見つけては走り寄る。
さっきまでの泣きべそが、ウソのように元気。
道ばたで光っているゲンジボタルをゆいぼーの背中にくっつけたのが最初の写真。
体長は15mm~20mmくらいあるだろうか。けっこうでかい。
ぴろが見つけたのは、それより少し小さなヘイケボタル。
光りかたも、ゲンジはピカー、ピカー、と少し長めに光るが、
ヘイケはチカチカと短い点滅なので、よく見ていると区別がつく。
寿命が約2週間しかないホタル。
そうとは思えないような力強い光を、お腹から放っている。
何度会っても、生命の不思議を感じる。
行きより、帰り道のほうがたくさんのホタルが光っていた。
9時頃がピークなのかなぁ。
たくさん歩いて疲れたが、久々にホタルの光を見て感動した一夜だった。
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