EJ会ブログ

日々、介護にまごころこめて

第7回 連携の会

2016年06月04日 | 研修会
平成28年6月3日午後4時より第7回連携の会を開催致しました。今回は、産業医科大学若松病院 神経内科診療教授 魚住武則先生より『認知症にならないためには』と題してご講演頂きました。

「認知症は最もなりたくない病気である」(2012年インターネット統計)とし、「認知症の治療目標は「生活機能の一日でも長い維持」であり、最大の目標は「最後まで自分の家で暮らすこと」である」と、支援に携わる我々の心に強く響くものでした。オレンジプランの認知症ケアパスについても触れ、多職種連携や社会資源活用の重要性を語られました。
今回は、主に、アルツハイマー型認知症についてでしたが、やはり、予防や早期介入が大切であり、遺伝因子や加齢など自分ではどうにもならない面以外で気をつけることについて、一般参加者にも分かりやすくお話し頂きました。
現場の声として、認知症患者様への対応方法や投薬についても質問が寄せられていました。

魚住先生は、毎週土曜日、中間メディカルで診察をして頂いております。ご予約の上、ご来院下さい。093-245-3366

今回もご多忙中、ご参加頂きまして、誠にありがとうございました。

※EJ会連携の会・・・平成25年5月、医療従事者・福祉従事者が定期的に交流を図り、高齢者や障がい者の現状を把握すると共に、ニーズの共有を行い、より良いサービス提供が連携して行える支援体制の構築と、支援に必要な知識の習得を図る事を目的として発足。

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