・フラボン配糖体Flavone glycoside ふらぼんはいとうたい
基本のフラボンは、無色だが、その誘導されるものは黄色で色々の植物に含む。フラボノイドの一種であるフラボンに糖のグルコース、ラムノース、ガラクトースなどが結合している化合物をいう。
無色の微酸性を示し、アルカリで黄色に変わる。鉄と反応して緑、褐色になるが、変色しにくい安定した色素で水またはアルコールによって抽出できる。
野菜、柑橘類に多くビタミンPとしても知られアピゲニンApigenin(ダリアの花・コウリャン)、パセリのアピインApiin、だいだいのロイホリンRhoifolin、ヘスペリジンHesperidin・ナリンギンNaringin(温州みかん・だいだい・夏みかん)、シトロニンCitronine(レモン)、ダイジンDaidzin(大豆・クズ)、スギナのガテオリンなどがある。酸で加水分解されにくい種類にビテキシンVitexin(ルイボスティー・オオムギ)、オリエンチンOrientin(ソバガラ)がある。
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