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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[茄子とズッキーニ]食生活について語ろう

2023年09月22日 | 美容ダイエット

茄子ズッキーニ Eggplant and zucchini なすとずっきーに
 ズッキーニは、私はナスと変わらずと思いつつ、茄子と料理法が似ているし、最近まで購入していませんでした。ふとしたきっかけから購入して食味することにしました。そして調べました。
ナス科には、ナストマトピーマン、唐辛子、ジャガイモなど
ウリ科には、キュウリすいか、ウリ、カボチャゴーヤなど
花や葉などの形や遺伝情報など特徴が同じものは、同じ科に分類しています。たとえば、花はよく似ているトマトやナスとジャガイモは同じ「ナス科」という仲間です。食べる部位や形、色は全く異なりますが、合弁花をつける一群で食用として重要なものが多いのですが、一方、有毒植物も多く存在しています。薬用ともしています。
ナス科Solanaceousは、 植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類 Eudicots、キク類Asterids、シソ類Lamiids、ハナノシノブ目[ナス目Solanales](ヒルガオ科、セイロンハコベ科、ナス科など)、ナス科 Solanaceaeと分類しています。 世界全域の熱帯と温帯に約 110属 2500種が知られます。特に中央アメリカと南アメリカに分化の中心的存在です。一年草、多年草の多くが草本ですが小型の木本などさまざまに見られます。よく知られているのは、ナス属のナス、じゃがいも、トマト、タマリロ、ペピーノ、トウガラシ属のピーマン、トウガラシ、タバコ属の煙草、ホウズキ属のホウズキ、クコ属のクコ、ハシリドコロ属のハシリドコロなどあります。
日本には7属約20~30種程が自生、栽培しています。その多くは、ナス属で野菜や薬草として利用するほか、アルカロイドを含み有毒植物もあリジャガイモ(ソラニンSolanine)、はしりどころ(アコニチンAconitine)を含んでいます。
果実は液果または蒴果(さくか)で、多数の種子があります。日本に7属(ナス属、ホオズキ属、イガホオズキ属、ハダカホオズキ属、ハシリドコロ属、クコ属)約20種が自生し、帰化種に8属32種以上の記録があるようです。日本ではペチュニア属、サルピグロシス属、シザンサス属、ニーレンベルギア属などが観賞用に栽培しています。
花冠が5裂するのが特徴ですがまれに4または6裂し、つぼみのときは中で扇形に畳まれ ピーマンやトマトを輪切りにすると、5つに分かれているのが確認できます。
茄子Eggplant・Brinjalの最盛期は、7~9月の盛夏に旬としていますがハウス栽培により年間を通し出荷しています。ナスの黒紫色を生かした料理が好まれ、油通し、みょうばん(硫酸アルミニュウムと硫酸カリウムの化合物:0.2~0.3%使用)、釘(鉄分)と反応すると輝きのある紫、青色が保たれます。なすに含むアントシアニン系色素は、金属と結合し色を固定し酸性で赤、アルカリ性で青になり紫色に定まり、きれいな色を保ちます。
あく(ポリフェノール:クロロゲン酸)抜きは、切ったら水につけるが長時間の水浸は色素が溶け出すので注意しましょう。
漬物(塩、糠、辛子、麹、粕、シバ漬け)、味噌汁の実、煮物、揚げ物、焼きナス、油味噌の直火焼きと応用範囲がひろい野菜です。肉との相性が良く挽肉のはさみ揚げ、味付けを濃い目にし豚肉との煮物もよいでしょう。
デルフィニジン配糖体Delphinidin glycosideとし存在するナスニン(紫)、ヒアシン(青)のアントシアニン系色素(抗酸化作用)、食物繊維2.2g/100g中を含みます。皮を生かした料理法が見た目にも美しく、健康にもよいです。民間療法で痛み止め(へたの黒焼きが虫歯の痛み止め)、むくみ解消によいとし知られます。
ズッキーニZucchini/Summer squashは、ウリ科です。
 ウリ科Cucurbitaceae,Gourd familyで  植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、コア真正双子葉類Core eudicots、バラ類Rosids、マメ類Fabids、ウリ目Cucurbitales、ウリ科として クロンキスト体系 では スミレ目 ViolalesとしていましたがAPG体系ではウリ目となります。世界のほぼ全域に約 110属1000種ほどが知られ特に熱帯地方に多くみられます。大部分は巻きヒゲを持つ、つる性の草本であり、ほとんどが、花は初夏に花が咲き雄花と雌花が同株、または異株につき生長が速いとしています。多くの種が古くから多肉・多汁な果肉を有するものが多く果菜、果物として栽培しています。
また、ラカンカ、キカラスウリ(根・種子・果実)、冬瓜(種子)など、果実や塊根を生薬として用いる種もあります。
ククルビタシンは、ウリ科植物に特有の成分としていましたが近年では品種改良により、ごく微量です。かぼちゃ、からすうり、きからすうり、きゅうり、胡瓜メロン、ズッキーニ、とうがん、ゆうがお、すいか、へちま、にがうり(ゴーヤ)、しろうり、はやとうり、金糸ウリ、プリンスメロン、まくわうり、マスクめろん、アマチャヅル、羅漢果(ラカンカ)、キワノ、ひょうたん(食用不可)などがあります。
 ズッキーニメキシコ原産で欧州で品種改良しペポカボチャ(金糸瓜、テーブルクイーンなど)の一種で緑果種と黄果種があります。別名つるなしカボチャ・ウリカボチャともいわれます。生育がよく育てやすいといわれ1年生でカボチャの花に似た黄色で6~8月に開花後、2~5日で長さ20cm、直径3cmになった青いうちの未熟果、5~9月に多く出回ります。品種として主に太めのキュウリに似た円筒状ものを、他に黄色、径は5~15cmの丸型もあり収穫、料理に用いられます。
油との相性がよく南欧風、イタリア料理に主に使われ薄く輪切りし、揚げて魚の付け合わせ、天ぷら、炒め物、煮物、クリーム煮、スープ、茹でてサラダにしています。
よく利用している料理でラタトイュは、トマト、なす、ズッキーニ、セロリ、玉葱などの野菜をオリーブ油、ハーブ、調味料で炒め煮したものです。
なま100g中でエネルギー16kcal 水分94.9g たんぱく質1.3g 脂肪0.1g 炭水化物2.8g 灰分0.8g ナトリウム1mg カリウム320mg カルシウム24mg、マグネシウム25mg リン37mg 鉄0.5mg、亜鉛0.4mg、銅0.07mg、マンガン0.15mg、ビタミンA27μg(カロテン310μg)、ビタミンD(0)μg 、ビタミンE0.4mg ビタミンK35μg ビタミンB1:0.05mg、ビタミンB2:0.05mg、ナイアシン0.6mg、ビタミンB6:0.09mg、ビタミンB(0)μg 葉酸36μg、パントテン酸0.22mg、ビオチン2.7μg、ビタミンC20mg、食物繊維1.3g(水溶性0.2g・不溶性1.1g)を含みます。

名前が出てこない時に、きゅうりに似てる、親玉のような、とか、キュウリよりしっかりした形のの親戚みたい、とか言うとわかってくれるズッキーニは、ナス科、ウリ科❔、味はナス的、見た目は胡瓜で論争は尽きませんが、へたのところの形状見て、きゅうりとも違うなあと思ってたけど、ぺぽかぼちゃとも言います。
カボチャ若実
は、ズッキーニと同じような味・味覚が、さらにヘチマ、ヒョウタンの未熟果でも感じられるとのことで、ズッキーニはウリ科ということで納得されましたでしょうか。

 

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