・煙草Tobacco たばこ
ナス科、熱帯アメリカ原産、寒さに弱く温帯では一年草で高さ1.5~2mほどに成長、夏に淡紅色で漏斗形の花を多数咲かせる。収穫期は、黄色く成熟した葉を収穫し、6月から8月下旬頃で乾燥させて出荷する。新大陸からヨーロッパに伝わったのは1497年コロンブスの第二次航海という。
日本へは諸説があり、天文18年(1549年)たスペインの宣教師フランシスコ・ザビエルが、さらに慶長6年(1601年)にスペインの聖職者一行が、家康にタバコの膏薬(こうやく)と種子を献上したという説がある。
喫煙が習慣になるのは、煙の中に含まれるニコチンの働きによる。主流煙は強く吸い込むときに高温で燃える時の白い煙で、副流煙は低温で燃えるときに出るむらさきの煙で、性質が異なり副流煙はアルカリ性、主流煙は酸性で、アルカリ性の方が、刺激が強い。
発がん物質などの有害物質はフィルターがないと数倍、副流煙のほうに多く含まれる。タバコにいろいろな種類があるのは、においの元を加えたり、アンモニアを混ぜ煙がアルカリ性になりやすく、ニコチンがよりたくさん体に吸収する。興奮作用が、次いで鎮静作用が現れ、やがて繰り返し喫煙したいという欲望にかられる。
タバコ一本の葉に含むニコチンの量は乳児の致死量の2倍に当たる。たばこの葉に鎮痛・解毒・止血作用がある。
ニコチンは、苦味があるアルカロイドで、そのニコチンを分解するとニコチン酸がえられる。興奮作用があり、血圧の上昇がみられ、胃腸の収縮力の働きが悪くなり食欲を抑制する。
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