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あさえとちいさいいもうと

2016年06月22日 | 絵本

『あさえとちいさいいもうと』
筒井頼子さく 林明子え
出版社:福音館書店
☆1998.2.13 2月本の日 長男長女へ購入
数ページ抜粋して紹介いたします。




あやちゃんが いません。
あさえは あわてました。
きょろ きょろ あたりを
みまわしましたが、 あやちゃんは 
どこにも みえません。

ききーっ!
とつぜん おおどおりから じてんしゃの 
ブレーキの おとがしました。

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そのとたん、まがりかどから、ぬうっと、
おとこのひとが あらわれました。
おとこのひとは おんなのこを ひきずっています。
あさえは いきを のみました。
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☆幼い我が子達に読み聞かせをしていた時は、割と抑揚を付けて声色を出したりしていました。
それがつい最近、「読み聞かせはなるべくなら淡々と、調子を変えずに読む方が好ましい」・・・と
何かの番組(テレビ)で放送していました。
そういえば、このお話も、結構、臨場感を出して読んだ類です。
いつか孫に読み聞かせをするような日が来たら、その時は淡々と読んであげよう・・・そう思っています。