ビジネスマンになりたいだろ!?

ecoと省エネについて考え、説いていきたいと思います

経済学シリーズ第2話 ~フローとストック~

2005年06月27日 | weblog
眠くなるシリーズ第2話です。


前回やったGDP(国内総生産)の式は覚えてまっか??



国内総生産=民間消費+民間投資+政府支出+(輸出-輸入)

(GDP = C + I + G +(X-M))


これを見れば日本経済がわかります。
でも十分ではない。
実はこれはフローのお話。

経済を語るにはフローの他にストックを知っとかなきゃダメ。


言葉だけではわかりづらいと思うので
以下の図(無駄に手作り)を見ましょう。



フローとは・・
まんま「流れる」という意味。
経済は日々動いてるから
その流れを「ある期間」でバッサリ切って観察したもの。

フロー = GDPです。


ストックとは・・
「蓄える」という意味。
経済の
「ある時点」で蓄積された数字を切り取って観察したもの。

ではストックは何かというと「不良債権」。


ストック = 不良債権なんですな。

債権:簡単に言えば「貸した金」。
不良債権:貸した金(債権)を返す期日が遅れているか回収不能な状態。


不良債権ってのは期間中の変化ではないのでGDPとして考慮されない。
でも経済においては必要不可欠。


だって金融機関(銀行とか)のほとんどは債権(貸した金)で商売してるんだから!


まぁこの続きは後日ってことで。


話をまとめると
日本経済の仕組みの話になったら
「GDPを見れば簡単だよ」と言えばまぁ60点ぐらい。


しかし、そこをあえて
「フローを見れば簡単さフッ」って言えば完璧調子乗ってるので80点ぐらい。
経済を学んだ人から見ればちょっと経済通な印象を受けるでしょう。
学んでいない人から見ればタダキモイだけ。


ここでさらに
「ストックも見ないと結局意味無いんだけどね」なんて言ったら完璧。100点です。
「債権」と言わないところがキモ・・あっ経済通!


この辺の専門用語覚えておくだけでかなりのハッタリになるから
覚えておくといいですよ。


蛇。