仕事や遊びなんかで
そばにいる人が困っていたり悩んでいたりすると
そこに手を差し伸べられるスピードの早い人。
良く周りを見ているなぁというか、
敏感に反応しているなぁと、自分じゃない人がやってれば
いいお手本になったりする。
喜怒哀楽に応じて対応できる人なんかは俗に言う
「空気の読める人」だったりもするよね。
自分もどちらかというと敏感な方だとは思う。
そういう内面的な部分を理解してるから
営業もきっとできると思った部分もある。
ただ、最近それで指摘を受けたのが
「逆に敏感すぎる」と。。。
相手の喜怒哀楽に対応しすぎる反面、
要は自分の気持ちを押しころしているところもあるってことだと思う。
・・・言われてみれば・・・と思うかなぁと。
実はこれがはじめてではなく過去に何度か言われたことがあって
当時はそこまで気に留めることもなかったけど
今になってなんとなく意識を持つべきなのかなぁと。
切り返しの上手さというか、
ソンナノカンケーネーみたいなオーラを出すのが
今ひとつな自分がいることを知ってる。
そんなことを思いつつ、たまたま図書館で発見した一冊。
「鈍感力」
著者は結構小説を何冊か出しててそれなりに有名みたい。
内容としては、文字通り鈍感力について。
鈍感であればあるほど優秀な人間が多いと言ってるのがこの本。
正直、この本を勧めるかどうかは別にして、
うらやましい書き方だなーと思わせるのが個人的感想。
普通、一般常識で言えば自分を否定されることは凄く嫌なはず。
この本、完全に意見を真っ二つに分けてて、
敏感な人は超ダメダメで鈍感な人は超いけてると断言してる。
なので、アマゾンの評価なんかを見ると
案の定、ボロクソなコメントがかなり・・・
ただ、おそらく著者はそれを承知で、というか
そうなるのを面白がって出版しちゃった系なんだと思わせる。
俺から言わせると、タダのドMです。
評判云々より単純に言いたかっただけだし俺。。。みたいな。
この人 正直、うらやましい。自分はこうは書けないなぁと。
もし自分ならそれなりに敏感さの良さも書きつつ
一長一短だが皆さんはいかが?と終盤を迎えるように持っていきたい。
それこそが人間形成ができた人だと自分は信じてるので。
いやぁうらやましい。
でも結局自分は敏感な方に一票いれますけどね。
一番いいのはやっぱり使い分ける技術をもつことで
どちらもできるようになるには敏感でなければ難しいと思います。
本としてはいい時間つぶしになる感じだと思います。
参考にしてはいけない本だと意識して読むことが大事だけど。。