金持ち父さん貧乏父さん筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
この本は俺の中でかなりの影響を与えた1冊です。
なので1番最初に書評したかった。
読んでてロバート・キヨサキ(著)のファンになってしまった。
金持ち父さんシリーズをいっぱいリンクしてあるのも
これから全部書評していくであろうから先に載せときました。
(頭でっかちと言わないで(笑))
それでは、
以下は金持ち父さん貧乏父さんの書評です。
ロバート・キヨサキ(著)が語るお金の哲学の本です。
題名にも書かれているように
ロバート・キヨサキには2人の父が存在し、
意見の異なる両者の
お金に関する教育により
幼少の頃から葛藤をしている様を対話形式で説明しています。
そして、
それによって得ることのできたお金の知識と
正しいお金の使い方を説いてます。
ロバート・キヨサキは「金持ち養成学校の先生」と呼ばれてて、
1985年に7カ国にまたがる国際的な教育会社を設立し、
何万人という大卒成人にビジネスや投資について教えてきたんだってさ。
「人々が経済的に苦しんでいる理由は、何年も学校に通いながら、お金について何も学んでいないことにある。学校で、人はお金を自分のために働かせることは知らないままで一生を終わる」byロバート・キヨサキ
ハイ、これ名言!!
序盤では、どういう人間が金持ちになれるのかを説明してます。
「お金を自分のために働かせる人間」と
「お金に使われる人間」に区別し、
前者が金持ちの考え方であると主張。
例えば、ビジネスを始めて段々と事業が大きくなり、
1人だけでは手に追えなくなった場合、人を雇う。
雇う人間はお金を自分のために働かせる。
一方、雇われる人間はお金に使われる。
雇う人間はビジネスから生まれるお金のいくらかを雇った人間に払い、
自由とお金を手に入れる。
そして、手に入れた自由を使って新しいビジネスを考え、
またお金を生み出し、人を雇い・・といったお金の循環が出来上がるわけなんだね。
つまり、「お金の流れを知ること」について説いてます。
ほとんどの人たちが資産と負債の違いがわかっていないと主張し、
これの具体的な説明には損益計算書と貸借対照表(バランスシート)を用いてます。
金持ち父さんが子供時代のロバート・キヨサキに教えた方法を
そのまま用いて説明しているので、
専門知識を持たない人でもわかりやすく説明してるんじゃないかな。
中盤では、お金を上手く使う方法を説明してます。
お金を稼ぐ際に避けて通れないのは税金!
本来、金持ちから徴収するために発足した税金なんだけど、
いつしか国民の義務となってます。
昔の金持ちはいつもお金のことを考えてたから
上手いこと税金から逃れる術(節税)を編み出しちゃったんだね。
金持ちのほとんどはビジネスを、つまりは自分の会社を持ってます。
会社のルールと税金のルールによる穴を見つけ、
税金対策について述べてます。
つまり、金持ちはお金の無い人達よりも税金を払っていないことになる。
金持ちから徴収するために発足した税金は、
今やお金の無い人達から徴収するシステムになっていると言えます。
知ってました??
また、金持ちは文字通りお金を「作る」のだそうです。
「作る」とはつまり、資産を増やすこと。
例えば、一軒家を購入する。
しかし、一括で買うお金は無し。
普通の人なら銀行でローン組んで何十回払いという方法を選択し、
月々の給料から引かれていく。
金持ちは違う。
家を買う前にまずマンションを買う(あくまで一例です)。
そして、マンションからの収入により、
マンションを購入した際の借金を無くしつつ、
一軒家のローンも払うというわけ。
そうすることで月々の給料からは引かれることが無いので
生活の水準が下がることはないということになるんですな。
終盤では、精神論について述べてます。
お金を作るには多少なりともリスクが必要。
リスクが大きければリターンも大きくなるけど、
失敗した場合、怖いよね。
でも、失敗無しには成功はしないようで、
今いる金持ちの中で失敗をしたことの無い人間なんていない。
問題は、失敗したときの教訓を生かし、
次につなげることが大事であると言いたいんだろうね。
リスクを減らすには、
やっぱその分野について勉強することが大切。
勉強すればするほど限りなくリスクを減らすことはできるからね。
それは、知識から得るものであったり、
体験して得るものであったりと様々だけど、
金持ち父さん貧乏父さんでは
これらについて、
順を追って障害を乗り越える方法と
順を追って行動にでるための方法を述べてます。
まぁあれだ。
何事も行動してみなくては始まらないということっすね。(耳が痛いw)
今まで我々が学んできた教育がくつがえる程の
1冊です。
例えば大きな物を買う場合、
我々は借金をします。
もはや常識となっている行動と言えますが、
「金持ち父さん貧乏父さん」を読むと
お金について何も学んでいないがゆえに、
実は他に選択肢が用意されていないだけといということに気付かされます。
一般的なビジネス書と比べると
金持ち父さん貧乏父さんはかなりのボリューム。
ページ数も300ページ近くあるし、
1ページに書かれている文字数も多め。
これが哲学書だったらおそらく読んでいるうちに眠くなると思うけど(偏見?)
わかりやすく説明するために対話形式を取っていることや、
我々には常に身近に存在してしまうお金についての話なので
飽きることなく読み終えることができるはず。
ロバート・キヨサキはお金についてしっかりと理解してもらいたいために
「キャッシュフロー101」というゲームを作ってます。
俺も以前このゲームをやったことがあるんだけど、
借金地獄でまさに家計は火の車でした(笑)。
資産を増やすためには多少なりのリスクが必要だよね。
そのリスクについて疑似体験できるのが
「キャッシュフロー101」です。
中々おもしろいゲームでした。
次やるときは金持ちになってクリアしたいね(笑)。
経済的に苦しい方、
お金持ちになりたい方、
早くに仕事を引退したい方、
本当の意味の「お金を使う」ということを知りたい方必見の1冊です。
っとまぁ長々と書いてしまったけど
メルマガ発行するために書き溜めてたものなので
そのまま貼り付けてみた。
5日分を全部貼り付けたからさすがにちょっと長いな(笑)
読んでて気付いた人がいたらちょっとうれしいんだけど
俺がブログで書いてきたことの5割くらいはこの本の引用です!!(暴露)
それだけ影響受けてるってことですよん。
読んでみて損はないです。
経済豊かな人生を送りたい方は読みましょう。
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俺はこれから金持ち父さんシリーズを全部読破します。
ヤフオクで落としながら。。。
感想・ご意見あればどうぞ~。
蛇。
編集後記
そういえば友人達の影響で「NANA」読みました。
おもしろい!!
映画も9月に公開されるみたいなんで楽しみ♪