昨日コーヒーの話を書いたので流れ的にビールのお話を。
と言いたいところなんだけど、
ブログのタイトルに沿って
サントリーのビール事業についてのお話を。
まず先に言っておこう。
俺、ビールそんなに好きじゃない!
あれは雰囲気で美味しいだけで
味で美味しいとは未だに思えない。
今も昔も焼酎派でカクテル派です。
というかコーラでいいですw
まぁそれは置いといて、
サントリーって株式上場してないのは知ってました?
パロマ、不二家、三洋電機etc・・
これらは一族経営で最近ではちょっと印象のよくない企業形態だけど
サントリーも同じ一族経営。
アサヒ、サッポロ、キリン、サントリーの
4大ビール会社で唯一の非上場会社。
それぞれの会社で有名な銘柄と言ったら
アサヒ=スーパードライ
サッポロ=黒ラベル
キリン=一番搾り
サントリー=モルツ
こんな感じかな??
で、サントリーはこの中で4番目の売上げ。
つまり、最下位。
その下にはもっと小さな会社が沢山あるんだけどさ。
で、日本で4番目の売上げを誇っているんだけど
ビール事業はなんと最近まで赤字だったんだってさ。
ちょっと個人的にはビックリ。
発泡酒のホップスとかビールじゃモルツが有名だけど
ビールのシェアは全体の10%程度で赤字だったようで。
で、黒字にさせたビールがあるわけなんだけど
黒字になるほどみんなが飲んでるビールだったのかと
ちょっと驚いたりして。
「プレミアムモルツ」
確か~にとか思えた人はビール通だと思います。
通常はあぁそうなの?って感じしない??
最近の居酒屋とかはもしかしてプレミアム??
余談だけど、ビールの売上げの割合としては
我々のような個人がコンビニ等で買うとかなんてのは
ほんの数%しか割合に無いです。
じゃあどこに割合が多いかって言うと
まぁ言うまでもないんだけど飲食店だよね。
言い換えれば日本人は家で飲むよりも
外で飲む事の方が多いということになる。
せっかくなのでもう一回言おうかな。
日本人は家で飲むよりも外で飲む事の方が多い。
完璧にビジネスチャンスのキーワードですからコレ。
話は戻って、
プレミアムモルツは350ml缶1本で約250円。
2006年は550万ケース(350mlX12本)売れたようなので
ざっと換算すると165億円の売上げ也。
ちなみに2005年は120万ケースで36億円の売上げ也。
36億円で赤字。
165億円で黒字。
ちょっと幅が広すぎて予想しづらいんだけど・・・
仮に50億円で黒字になるとしたら2006年の利益率は30%。
100億円なら15%の利益率。
他の銘柄のビールが赤字だとしたら
利益率15%のプレミアムモルツから何パーか引いて
まぁ・・5%ぐらい??
飲料系は宣伝費がかなりバカなので結構妥当だと思いたいw
改めまして、超おそらくですが、
こんな感じでサントリーのビール事業の純利益は
約-64億円から約8億円になったのではないかと思われる。
ビール事業が-64億円・・・あり得ねえ!!
とか思うんだけどもサントリーグループの
連結売上高は1兆3737億円。
連結経常利益は756億円。
利益率は約5%。
さっき5%で計算したからやっぱりなんか合ってそうじゃね?
毎年ビール事業が60億円近い赤字出してたと考えるとちょっと・・鬼だ!
社長がビール事業に金使えって言っちゃってたらしいんだけど
60億円使えって言ってたことになるんだよね。
すげえよ。さすが非上場。何でもアリ。
個人的には上場企業のメリットデメリットの方が性に合ってるんだけど
非上場のそういう自由さもキライじゃないかな。
実際非上場に所属してるもんでよくわかるよ。この自由w
ちょっとこの記事時間かけすぎちゃった。
なんか半端な気もするけど眠いのでこの辺で。
ビールと発泡酒の味の区別が付かない僕でした。