闇の子供たち
2009年 2月13日(金)
阪本順治監督、江口洋介/宮崎あおい 主演
これって実話
だったら日本はひどいことしてるんじゃん・・・
もし我が子が臓器移植しか助かる道がないとしたら・・・・・
なんとしても生きててほしいけど・・まず先立つものがない。
そして…募金も今いろいろ問題化してるし・・・
まず貧困が問題なわけだよね。
貧困なのに子供ばかり増えて・・・不幸な子供たちだわ。
選ばれて生まれて来たとは言え、生活のために
親に売春宿に売られて・・エイズにかかってゴミと一緒に捨てられる運命。
いろいろ問題があるけれど今回は臓器移植に焦点をあてていた。
日本では子供の臓器移植は認められていないので
もし、それでも臓器移植をするのならばアメリカとかの海外に
頼ることとなり、臓器提供者が出るまで
海外で待機することとなるのでかなりの費用が必要となる。
それでも死んだ人を待つということには変わりはない。
最近募金で渡航費用を集めてその後の管理が悪くて
いろいろ問題も起きているのも事実。
お金が必要な時だけ頼って後は知らん顔ってのが問題なんかな
みんながみんな、そうじゃないけど一部の人がそうだから
その部分だけがクロ-ズ・アップされるんよね。
やっぱりいろんな人の善意で成り立ってる募金だから
感謝の気持ちは表さなきゃね。
そして今回の臓器移植は・・・
タイの子供たちは貧困であえいでいる。
なのに子沢山なんよね~、どうしたもんか。
生活のために売春宿に売られていくわけよ。
そして日本人とかの売春ツアーの餌食となるわけだ。
それは男の子、女の子関係なくね。
何も知らない10代前半の子供たちに身勝手な大人の
性欲処理をさせるわけだ。
もう…おぞましい世界だったわ。
その売春宿の中から血液型のあった子を見つけては
病院に生きたまま連れていき、麻酔をかけて心臓を取り出す。
そう…まさに殺人。
それでも我が子には助かってほしい(臓器移植される側)と願う
親の気持ちもわからないでもない。
が…倫理的に間違ってないかい
目の前で死にゆく子供を見るのはもっと辛いかもしれない。
でも我が子のために何も知らないままに心臓を取り出される
子供は・・・
最後が少しわかりずらかったんだけど・・
江口洋介さんはカッコイイね~。
若い時よりもずっと男前だわ。
でね。。。最後よ・・・江口洋介さんの部屋をかたずける
新聞社の同僚&カメラマン。
どうして・・・ハッキリとは写さんかったけど・・・
部屋に隠されてたたくさんの幼児虐待の切り抜き記事。
自分の心の葛藤と闘っていたんだろうか
もしかして自殺したん
この映画は以前、大街道で上映されてたけど
その時には残念ながら行けなかったんよ。
で、ルナティックで1週間だけ上映されてたんで
思い切って行ってきたってわけ。
13時15分だから13時まで仕事をしてる私にはきつかったわ(笑)
予告の途中で入ったんよね。
しかも最終日の金曜日にね。
こんなこと、映画ででも問題提起されないとほとんどの
日本人は知らないで過ごしてるよね。
お金って魔物よね~。
人の命まで買えるん
でもその犠牲になる命は命じゃないん
当時にはとても考えるにも及ばなかったし、損傷が激しかったので
使い物にはならなかったけれど
もし…我が子の臓器が誰かの中で生きてるとなると・・・
例えば・・・娘の角膜が移植されて…
誰かの目を通して娘の角膜が景色を見ているとなると
それもまた嬉しいのものかと。
7年の年月が私をそう思わせてくれるのかもしれない。
(当時には絶対に考えられなかったこと)
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命の重さに国籍の違いはないはずですよね…
でも でも わが子の命は何としてでも助けたい!って思うのも事実。。
難しい問題ですね。。。
日本に生まれたことは きっと幸福なことなんですよね
政治があんな感じでも 平和に暮らしていられるんだから…
でも!日本のエロ親父たちの買春だけは なんとかしてほし~~っ!!酔っ払い大臣よりも恥ずかしい~~
もし字が大きければ買って読んでみようかな?
本当に日本は平和だとつくづく感じる今日この頃。
平和の上にみんなあぐらをかいてませんか?と言いたいわ。