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一番の幸せは美味しい食事。
一番の幸せは優しい心とのふれあい。
一番の幸せは・・・いっぱい。
そんな日々つれづれ。

高松北署でいのちを語る

2014年12月09日 21時13分09秒 | 伝えたいこと



愛媛県でも毎度おなじみの犯罪被害者連絡協議会の香川バージョンです。
香川県でも一番大きい(広い)警察署管内らしいです。

大きい道路に面していて、歩道があるだけなので
全体写真は道路の向こう側にでも渡らないと無理でしょう。
歩道の端で上を見上げて撮った写真がトップ。



トップでは写せなかった入り口です。

まず2Fの署長室に行ってご挨拶の後、6Fに移動。



前の方はご年配の方多くて後ろの方が若い方が多かった。
制服着てないとわからんけど、きっと警察官と思われます。
話す内容は高校生と同じですが、さすがにご年配の方に
自殺防止は呼びかけません。
どういう状態であれ、生きていてほしいと高校生には呼びかけますとさらっと流します。



前の方のご年配の方が、涙を拭われるのが見えると私まで
もらい泣きしそうになりました。
久しぶりに涙が鼻の奥を流れるがわかりました。
前の方のご年配の方のほとんどが何らかの形で支援にかかわってらっしゃる方で
私の話をどう聞かれたか知りたいところです。
もっと時間があったら、私の直後の二次被害的なことがもっともっと話したかったのですが
限られた時間があるので、さわりの部分と絶対に嫌だったことの一部しか
話すことはできませんでした。

また2Fに戻って署長室で北署の署長さんとお話しさせていただきましたが、
今現在の私と見て

「すごいですね~」

とおっしゃいますが直後はもうハチャメチャな私もいたわけです。
家族が、子どもたちがもし自分の存在でも口にすればもう
家庭は崩壊していたでしょう。
夫も病気で自分の精神を保つだけで精いっぱいな状態だったし、
何かが一つタガが外れると空中分解、いつしてもおかしくない状態でした。
それでもその当時は真剣に一生懸命に明日を見て生きてました。
今から思うとおかしなことばかりですけどね。

署長さんは裁判の結果を聞いて普通だとおっしゃいましたが
客観的にみるとそうかもしれません。
でも当時としては、未成年が逆送されて刑事裁判になることすら画期的なことだったんですよ。
だからむしろ私はそれこそが田舎の松山ですごいことだと思いました。
そして、自分のご子息が被害者だった場合にも、当然の結果だと思われるでしょうか
少しでもご子息の潔白を信じて動かれるんじゃないでしょうか
私は裁判の結果、加害者の将来には全く興味はありません。

私は何も凄くないです、私は美香がいたことを誇りに思っています。
そのことを話せることに喜びすら感じています。
決して隠して生活することなどできません。
生きてたらいろいろあったと思いますが、それなりに幸せだったと思います。
今でも美香は私の近くにいます。

ただ・・・

美香は永遠に19歳です。
それが現実です。


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