江戸川アリスの会では、2025年5月17日(土)10時~12時 区内施設にて日本語学校に通う留学生さんを対象に「日本語交流会」を開催しました。当日の参加者は、インド8名、ミャンマーとスリランカ各4名、台湾・タイ・ネパール各2名、中国・モンゴル・ベトナムが各1名の計25名でした。今回はインドからの方が一番多く、中国とベトナムからの方が少ない印象でした。江戸川アリスの会からは10名参加しました。副代表の司会進行で代表あいさつの後、5つのグループに分かれて日本語で交流しました。
これまでの日本語交流会ではいつも良いお天気に恵まれていましたが、今回は朝からあいにくの雨降りでした。留学生さん達は日本語学校で集合して江戸川アリスの会会員が会場まで引率するのですが、天候のせいか集まりが悪く2派に分かれることになりました。直接会場に来られた方もおり開始から30分経った頃にはそれなりの人数になっていました。
「日本語」で一般の日本人と交流することは留学生さん達にとっては貴重な機会となり、カタコトながらも言葉を引き出そうとする姿には心の中で「ガンバレ!」と応援していました。最初に自己紹介をして趣味などから話の輪を作っていきます。おすすめの観光地や卒業後の進路、インドでの多言語状況など、取り留めもなく話題は広がっていきました。あるグループでは留学生さんから「日本人は働きすぎる」という意見が出たとのこと。昭和の時代は「24時間働けますか」などと日本人も必死に働いていましたが、働き方改革が進んだ令和の今でも「働きすぎ」と思われていることは意外でした。
日本という異国に来て希望をもって学んでいる留学生さん達と話していると私たちも新鮮な勇気をもらえ、日本を振り返る良い機会になります。最後に集合写真を撮って解散となりました。