稲敷市議会議員 根本こうじの活動報告ブログ

元気計画イナシキ。実行中!

稲敷市地域電力会社「いなしきエナジー」について

2023-05-16 | 議員活動
大問題!稲敷市の電気料金爆上がり中!
ここ数日、行政経営部との進まないやり取りが続いています。

ざっくり内容→
長年にわたり市内公共施設では、
安い電気料金を提供する大手新電力会社と契約していたが、
今年、稲敷市が自前で地域電力会社いなしきエナジーを立ち上げたことにより一転、
それらを理由に大手新電力会社が急に2ヶ月前倒しで電気料金を上げますと、
契約する各公共施設それぞれに昨年12月から今年1月連絡が入った。

大手新電力会社からは
「稲敷さんとはこれまで長く、これからも長くお付き合い出来るということで
安い電気料金で値上げをしませんでしたが、
自前地域電力会社いなしきエナジーを設立したということで、
4月からの電気料金値上げを2ヶ月前倒してお願いしたい」との連絡、
市内公共施設管理者95%がこのような説明を受けたと証言。

市執行部、各施設管理者全員が
この電気料金前倒し問題を知っていたにもかかわらず、
今年3月市議会定例会、電気料金の補正予算が計上された際、
その提案理由説明の中で「物価高騰により電気料金が上がる」のみとの説明、
値上げ要因が自前地域電力会社設立ではないか?説明不足だと指摘。

また、前倒し2ヶ月分の電気料金高騰分1000万円(市役所調べ)は
損害となりうるのではないのか?
自前地域電力会社いなしきエナジーを設立しなければ、
このようなことが起こらなかったのではないのか?
自前地域電力会社いなしきエナジー設立時の説明では、
稲敷市が金銭面でマイナスになることは何もない、
プラスしかないと言っていた担当部長の説明とは矛盾するのではないのか?

そもそも論で、
見切り発車、準備不足の自前地域電力会社いなしきエナジーではなかったのか?を質問。

市民の大切な血税が、準備不足の自前地域電力会社いなしきエナジーの設立により、
電気料金高騰分月500万円、
2ヶ月で1000万円もの莫大な税金が無駄に使われることが大きな問題と考えるが、
市からの回答はゼロ回答、何も問題がありませんと!

施設管理する職員証言でも要因は自前新電力会社いなしきエナジー設立が共通認識、
しかし、市執行部は責任逃れ一辺倒、まっすぐ向きあっていただきたい!

以前から言われる新電力会社いなしきエナジーの課題点、
現時点で自前電力発電施設(太陽光パネル)がない、
これから公共施設屋上などの太陽光パネル設置や
江戸崎地方衛生土木組合焼却炉売電を検討しているが、
莫大な稲敷市内の電気量をどれだけ補えるかは計算されていない、
今後の電気料金シュミレーションもできていない。
これから数千万規模の電気料金高騰分がいつペイできるかも計算できない。
以前からお世話になる大手新電力会社をそのまま契約するのか、
他自治体で行われている電気料金入札などの方が、
結果電気料金が安くなるなど本末転倒なことになるのではないのか危惧する。

皆さんからいただいた大切な大切な血税、1円たりとも無駄にしない!
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