正月に実家に帰ったときに,昔使っていたハムグッズをいろいろ発掘しました.
電鍵です.ハイモンドのHK-702.現行機種なのですが,メッキの方法が違うみたい.たぶん昭和54年購入の品.
カバーをはずしてみました.支点となる軸をはさんで,前側のネジが接点間隔の調整,後ろがわの円盤状にみえるのが,ばねの強さの調整.
電鍵と一緒に買ったオッシレータは腐っておりました(いずれご紹介しましょう)ので,「学研電子ブロックEX-150」で作ってみました.モールス練習機と称した回路がいくつも紹介されておりますが,音程が調整できないのねどれも.で,エレクトロニックオルガンという回路(No.93,101ページ)を利用することにしました.これは,音程の調整を自作の可変抵抗器(紙に鉛筆で帯を書いて,テスター棒で触ると,距離や触り方などによって抵抗値が変化する)で行うのですが,ここを「拡張キット光実験60」についてくる50KΩの可変抵抗器で置き換えてやります.さらに,発信音をモールスらしく高めにしたかったので,コンデンサや抵抗の値を少し見直しました.
回路図がわりに,くみ上げたブロックの写真でご勘弁ください.ほとんどオリジナルと同じですが,キースイッチを加えた部分と,左側のブロック配置が違います.ちょっと配線がもたもたして見にくいですが,お許し下さい.
さて,これで送信のおけいこができるわけですが,もっと受信の方を鍛えてからにしたいと思います.なかなかきれいな打鍵は難しいです.変な癖をつけないように...