ドイツ在住の親友Nちゃんからメールが届いた。
彼女の性格は先日のブログをお読み下さい。
帰国中、お母様が入院されたり
ドイツに戻ってからも、いろんな災難に見舞われ
ポジティブシンキングな彼女もやや鬱状態にあったとか。
これじゃいかん!と放置してたPCを立ち上げ
私からのメール&ブログを読んだ瞬間、
当時の楽しかった思い出がフラッシュバックして
幾分か元気を取り戻してくれたとの事。
そしてその後に、渡独の真相【プロローグ】編が綴られていた。
表向きの理由は(たぶん親の説得に使った理由?)
第二外国語がドイツ語で、勤務先も元は旧西ドイツの会社だったため興味があった。
実は池田利代子の漫画”オルフェウスの窓”に出てくる
美少年達に憧れてというのが本当の理由だそうで…。(彼女らしい!)
渡独後、舞台となった南ドイツのレーゲンスブルグを涙ながらに巡礼したらしい。
※少女時代、マンガは読むより書くタイプだったのでストーリーか全くわからないけど…
母がはまって買い与えた、ベルばらも幼稚な子供には大人の恋の刺激が強くて
歴史的背景もいまいち理解できなくてオスカルが男装の麗人って事しか覚えてないけれど
生け花師範の彼女は、退社後、生徒に花を教える傍ら
コンクールで優勝出来たら海外でお花を教えてみよう!と
心密かに決意していたそうだ。
大切なコンクール前日、六本木で朝まで踊りまくり
(彼女は知性と緻密な計画性と突発的で不可解な行動を兼ね備えた不思議ちゃん)
ヘロヘロで会場に向かい、あっさり受賞しちゃうところが憎い。
幸い下戸に近いので二日酔いはなかったのだろう…。
私なら泥と化してたに違いない。
海外で…という漠然としたエリアは
ヨーロッパに絞られる。
理由1 アメリカはF君にふられて懲り懲り。
理由2 英語に加えてヨーロッパのどこかの言語を身につけたらハクが付くと思った
続いて、ヨーロッパの中でなぜドイツを選択したか。(上記オルフェウス以外で)
理由1 イタリア・フランスは現地のミラネーゼ&パリジェンヌの可愛さに太刀打ち出来ない上、
日本からの留学生もお洒落女子だらけで勝率低し。
理由2 フランス&イタリア男は愛は語れど将来語らず(恋愛の末、年貢納めず?)
ドイツ男子=質実剛健 ドイツに留学女子=楽器弾けるけど見目麗しくない
ヨーロッパの中心に位置し欧州旅行が安上がり
という、いかにも彼女らしい思い込みと偏見てんこ盛りの分析力でソロバンをはじき
たどり着いたのがドイツだった…と判明しました。
メールはこの後も巻物の様に続くのだけれど
あまりにも面白くて小説になりそう…
なのでネタに困ったとき
この続きはまた追々…
ひとまずプロローグはこの辺で…チャンチャン。
予告…アパートを借りる際
必要書類と着物に生け花という大和撫子を全面演出した
写真を添付したら、面接もなく一発OKだったドイツアパートの大家、
自分に一目惚れかと思ったら…
To Be Continued…