季節の風物おぼえ書き

~季節の風習や行事を紹介しています~

2007年2月15日 「春一番」

2007年02月15日 | 春一番

 今年は、関東から九州までの各地方で、昨年より、20日早く「春一番」が吹きました。

 「春一番」について気象庁では、次通り定義しています。

  関東甲信・北陸地方から九州地方で発表されており、発表の目安は各地で少しずつ違いますが、関東地方では次のとおりです。
 ① 発表する期間は立春から春分までのあいだで、
 ② 日本海に低気圧があること。
 ③ 強い南寄りの風(風向は東南東から西南西まで、風速8m/s以上)が吹き、
 ④ 気温が上昇すること。

 年によっては、「春一番」が観測されない時もあります。


バレンタインデー

2007年02月14日 | 春の風物

昔、中世ヨーロッパのローマでは兵隊の結婚が禁じられていました。当時の、キリスト教の司祭・バレンタインは、決まりを破り、兵隊の結婚式を挙げました。この事で、バレンタインは死刑にされてしまいました。

 後に、その日、2月14日は、キリスト教の愛の記念日となり、プレゼントを贈るようになりました。これが日本では、女性がチョコレートなどのプレゼントを贈る習慣になっています。 (参考:ぎょうじのゆらい・講談社)


節分…立春の前日に厄を祓う

2007年02月12日 | 新春の風物

Blog3_14  鎮守の鎧神社(北新宿三丁目)では、赤鬼・青鬼・福の神が登場する「古式豆まき」が行われます。「節分」には、どんないわれが有るのでしょうか。

 古代中国では、大晦日に邪気や疫病などを打ち払うため、鬼の面をかぶった人を追い払う、「「追儺」(ついな)という行事がありました。これが奈良時代に日本に伝わり、時を経て、江戸時代になると、現在のような豆まきの行事が一般庶民の間にも広まりました。(参考:日本人のしきたり)

 玄関や門戸にかかげる「柊」(ヒイラギ)は、豆ガラの音と、ヒイラギのトゲ、イワシの臭いが鬼を追い払うと言われています。

 節分の日に、恵方に向かって、太巻き寿司を無言で丸かぶりすると、幸福が訪れるといわれています。(参考:ミニストップ商品より)