9月9日は、「重陽の節供(節句)」といい、とても喜ばしい日とされています。
五節句には植物が冠に付いています。「重陽の節供」は「菊の節供」とも呼ばれる、中国由来の行事です。
「九」という数字は、中国の陰陽思想では最高の陽数とされています。「九」が重なる「九月九日」は、陽が重なる非常に喜ばしい日として祝われるようになりました。
古来、中国では菊の花は不老長寿に結びつくと信じられ、「九月九日」にはとくに菊の花を浮かべた「菊酒」を飲むのが習わしとなっていました。
参考:NHK出版「室礼おりおり」、青春出版社「日本人のしきたり」
2009年9月9日は、「9」が3っも並ぶので、特別に喜ばしい日に なるかも知れません。
2014年9月9日は、「中秋の名月」の翌日で、今年最後の「満月のスーパームーン」が観られます。
全米オープンテニスでは、錦織選手が日本人として初めて決勝戦まで勝ち上がりました。結果は準優勝でしたが、大きな感動に包まれました。