季節の風物おぼえ書き

~季節の風習や行事を紹介しています~

2013年2月7日 「春一番」が吹く予報?

2013年02月07日 | 春一番

2013年2月7日 新潟地方で「春一番」

 新潟地方では、1999年に観測を開始以来、最も早い「春一番になりました。東京で今日吹けば、史上3番目の早さになったのですが…。

2012年3月20日 「春一番」吹かず

Dscf1571 「春一番は、立春から春分までの間に吹く、風速8㍍以上の南風」の事ですが、今年、関東地方は「春一番」が吹かず仕舞いでした。

 昨年は2月25日でしたが、吹かずに終わるのは、1986年依頼26年ぶりとのことです。

 去年の12月、今年1、2月の気温が、全部平年を下回り、春先に日本海側に低気圧が発生しなかった事などが要因と云われています。

 の開花も遅れるようです。

2007年2月15日 春一番でカエル鳴く…?
 NHKラジオを聞いていたら、「ヤマアカガエルが鳴き出した」というリスナーからの報告を紹介していました。昨日は、関東以西で、昨年より20日も早く「春一番」が吹きました。

 そんな陽気に誘われたのでしょうか。もともと、アカガエルの仲間は、他のカエルの種類より、早く活動を始めるようです。

 でも、里に住むアカガエルには、とても厳しい環境が待ち受けています。アカガエルは、田んぼなどの水辺に卵を産みますが、最近の田んぼは、アカガエルが卵を産む早春の頃には、水が張られていません。このため、繁殖ができず生息数が激減しています。

 田んぼを耕さない「不耕起農法」は、冬季に水を張る「冬季湛水水田」に取り組んでいます。こうすることで、アカガエルが産卵できる環境が整います。又、水鳥が飛来したり、保水効果、温暖化の防止など、様々な効用が期待できます。

 私達の地域の、東京・新宿の小学校には、タタミ1枚分の「ミニ田んぼ」が有りますが、「冬季湛水水田」として世話しています。ここには、毎年「ガマガエル」が産卵し、オタマジャクシが誕生します。去年は、3月10日に卵を見つけました。暖冬の今年は、果たして何日になるでしょうか?