季節の風物おぼえ書き

~季節の風習や行事を紹介しています~

12月30日 我が家の正月飾り

2012年12月30日 | 冬・年末 正月飾り

Dscf3570Dscf3566  外回りの正月飾りが、ほぼ終了しました。

 今年は、新しい試みとして、細縄を巻いた支柱に門松を添えました。

 鎮守の神社の門松を見ると、「松」に「竹」を添え、縄の結び目で「梅の花」を表し、おめでたい「松・竹・梅」を揃えています。

 来年、我が家ではどうするか思案中です。


冬至~「ゆず湯」と「かぼちゃ」

2012年12月21日 | 冬・年末 冬至

Dscf8974Dscf3001  昼の長さが最も短い日。

 陰陽五行説では「陰極まって陽に転じる」時とされ、太陽の力が少しずつ回復するおめでたい日とされています。

 長い不幸が去って、一条の希望が見えて来ることを「一陽来復」(いちようらいふく)といい、「冬至」の事を指します。

 新宿区内の「穴八幡神社」では、「冬至」から「節分」までの期間「一陽来復」のお札を授けています。特に「金銭融通」に御利益があるとされ、遠く四国あたりからも観光バスが来るなど賑わうそうです。実際に私も長蛇の列に並んだ体験が有ります。

 お札を祀るのは、「冬至」・「大晦日」・「節分」の深夜12時丁度に祀る習わしが有ります。又、祀る方角は「恵方」とされ、毎年変わります。

 冬至にいただく「かぼちゃ」(南瓜)の黄色は厄よけの色とされ、栄養価が高く体力をつけて風邪などを予防し、中風予防にもなるといわれています。

 冬至の「ユズ」には、「融通が利くように」という願いが込められています。又、精油成分には、精神安定や疲労回復などの効果が期待できます。

 「柚子湯」は、高い香りで邪気を払い、禊ぎをする意味合いと、体を温めて風邪を予防する効果も有ります。

 冬至の習慣は、儀礼だけではなく、寒い冬を乗り切り、新年を元気に迎えようとする、昔の人の知恵が盛り込まれています。

 主な出典:「室礼おりおり」


01 出典一覧

2012年12月21日 | インポート

Dscf3008

  室礼おりおり

  山本 三千子 著

    NHK出版

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Dscf3009 

 日本人のしきたり

  飯倉 晴武 編著

    青春出版

      

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Dscf3010       

 おうちで楽しむ日本の行事

   広田 千悦子 著

      三笠書房

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Dscf3007

   

 ぎょうじのゆらい

  講談社 刊

    

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