季節の風物おぼえ書き

~季節の風習や行事を紹介しています~

1月14日 成人の日~「はたち」の語源や由来は…?

2013年01月14日 | 冬・成人の日

Dscf1356Dscf4220  12日、TBSのラジオ番組で、永六輔さんが「はたち」の語源を説明していました。「なるほど」と聞き入った後で、自分でも調べて見ました。

 永さんの話から想像すると、「着物を掛ける布を「ち」と呼び、芝居役者は大相撲ののぼりには、竿を通すための「ち」が、正式には20コ付いている。そこから、旗(はた)・ち、と呼ぶ」との意味でした。

Dscf3809  又、別の資料によると、色々な説が有るようです。

・「はた」は「20」を意味し、「ち」が「+」の意味。

・戦国時代、二十歳になった武将は、主君の紋所を染め抜いた旗を背中に負い、戦場に出られた。その旗には「旗乳(はたち)」と呼ばれる竿を通す輪が、年齢に合わせて20コ付いており、「命を賭けた決断のできる年齢(成人)という意味で「たたち」と呼ぶようになったと言う説。(参考:語源由来辞典)

Dscf3956 〔余談〕

・着物の袖付け留まりに「チチ」と呼ぶ共布を付け、ほころびを防ぎます。

・最近、地域活動で「のぼり」を作りました。その時、ポールを通す輪を「チチ」と呼んでいました。