昨日の「フラメンコのニューウェーブ」お越しいただいたみなさまありがとうございました!!
前回大きな舞台に上がったのは、約17年前、同じ「フラメンコのニューウェーブ」でした。
今18歳になっている子(上)が1歳になったばかりで抱っこしながら小田急線に乗って行った以来。
まだ31歳。
befor癌。
本当の「ニューウェーブ」だった頃です。
それでね、だから「これはやばい」と思って、いろんな準備をしたわけです。
歩いたり走ったりもしたし、構成も振り付けもちゃんと決めて、事前に合わせもして、あっち行ってこうやって踊って、ここではあの角まで行く!!
自分の踊りもビデオにとってファルダもつけて練習して、ここ部分のファルダはこう使う、こっち持ってぐるっと回して、とか。
それで当日のリハーサルまでやってたんですが、「なんだこれ、私ぜんぜんダメじゃん」という感じになってしまった。
音も聞こえない。
誰とも息も感情も感覚も共有できない。
自分自身とも交流できない。
その上力だけ入るからバテてバテて、体も動かない。
あっちまで行かなきゃいけないのに、届かない。
どうしたらいいんだろう・・
亮くんが「本番楽しみましょう」と言ってくれた。
ので、あ、もういいや、劇場だとか、タブラオじゃないとか、大きな舞台だとか。そういうこと考えるのはやめよう。
大きく動く、パンツが見えないように踊る、そういうことも考えるのやめよう。
足音がちゃんと聞こえるようにマイクの位置を確認しながら踊るとか、そういうのもやめよう。
もうゼーーーーンブ考えて用意していたものを捨てて、いつも通りにやろう。
と決めて、桂子さんと亮くんに土壇場で「やっぱり普通にやります」と言って、いつも通りに踊りました。
史朗くんは舞台上だったので伝えることはできなかったけど、まあ史朗くんなら拾ってくれるだろうと勝手に決めつけて。
とはいえ、いつも通りって言ったって、当然コンディションは違うわけですからいつも通りには踊れません。
後半はかなりバテたし(正直に言うと本番前からバテてたとも言える)、体も足も動かなくなったし、同じパソを2連続する、などなど、側から見ててもツッコミどころ満載だったとは思いますが、音が聞こえてきたし反応することもできたし、踊りながら大切な人を想うこともできたし、お客さんの顔も(3列目まで)、後ろのみんなの顔も見れた。
ふふっ、楽しいなあって思いました。
生きているってのは素晴らしい。
生きて踊れるってのは素晴らしいですね。
いろんなことがありますけどね、いいじゃないですか。
帰り、ロビーで待っていてくださった方がいらしてたと聞きました。
気が利かなくってごめんなさい!!

素敵なお花。ありがとうございました!
共演の方達、みなさん素晴らしくって、すごいなあすごいなあって思ってばかりでしたけど、
マジで腰抜けそうだったのは大先輩の杉本明美さん。
15年ぶりくらいにご一緒したんですが、ナニ・ヒトツ・カワッテナイ!!!
超高速サパテアードも、ツンとした表情のままブエルタかますところも、そして延々とそのまま高速サパテアードが続くところも、15年前と同じ!
完全にバテててた私は舞台袖でへたり込んで呆然とそれを眺めていました。
年とったからバテても当たり前・・とか、思ってなかったか?
この目の前でツルツルツル〜〜〜〜っと踊っている人は私よりずっと年上なはずだろ?
いや、なにこれ。
あれ?前から思ってたけど、もしかして人じゃないかも・・・だとしたらやっぱり私は(人である故に)バテてもいいかも・・・
と、まあ混乱しまくった頭には「ターミネーター」という文字まで浮かんでくる始末でして、
でもやっぱりよくよく考えてみれば、人なわけですよ!
で、なにを言いたいかと言いますとね、せっかく今日までやってきた「大きな舞台用練習」を継続してみようということです。
上体の動き、遠くまで動ける筋力つくり、基本的な体力、そういった諸々。
何かのためではなく、ただただ自分のために、かっこよく踊れるようになりたいなあと今は自然に思っています。
もっと自由になれるように。
自分の言葉に説得力を出せるように。
桂子さん、亮くん、史朗くん、そして吉田さん、本当にありがとうございました!!
精進してまいります。
どうぞ今後とも見守ってください。
前回大きな舞台に上がったのは、約17年前、同じ「フラメンコのニューウェーブ」でした。
今18歳になっている子(上)が1歳になったばかりで抱っこしながら小田急線に乗って行った以来。
まだ31歳。
befor癌。
本当の「ニューウェーブ」だった頃です。
それでね、だから「これはやばい」と思って、いろんな準備をしたわけです。
歩いたり走ったりもしたし、構成も振り付けもちゃんと決めて、事前に合わせもして、あっち行ってこうやって踊って、ここではあの角まで行く!!
自分の踊りもビデオにとってファルダもつけて練習して、ここ部分のファルダはこう使う、こっち持ってぐるっと回して、とか。
それで当日のリハーサルまでやってたんですが、「なんだこれ、私ぜんぜんダメじゃん」という感じになってしまった。
音も聞こえない。
誰とも息も感情も感覚も共有できない。
自分自身とも交流できない。
その上力だけ入るからバテてバテて、体も動かない。
あっちまで行かなきゃいけないのに、届かない。
どうしたらいいんだろう・・
亮くんが「本番楽しみましょう」と言ってくれた。
ので、あ、もういいや、劇場だとか、タブラオじゃないとか、大きな舞台だとか。そういうこと考えるのはやめよう。
大きく動く、パンツが見えないように踊る、そういうことも考えるのやめよう。
足音がちゃんと聞こえるようにマイクの位置を確認しながら踊るとか、そういうのもやめよう。
もうゼーーーーンブ考えて用意していたものを捨てて、いつも通りにやろう。
と決めて、桂子さんと亮くんに土壇場で「やっぱり普通にやります」と言って、いつも通りに踊りました。
史朗くんは舞台上だったので伝えることはできなかったけど、まあ史朗くんなら拾ってくれるだろうと勝手に決めつけて。
とはいえ、いつも通りって言ったって、当然コンディションは違うわけですからいつも通りには踊れません。
後半はかなりバテたし(正直に言うと本番前からバテてたとも言える)、体も足も動かなくなったし、同じパソを2連続する、などなど、側から見ててもツッコミどころ満載だったとは思いますが、音が聞こえてきたし反応することもできたし、踊りながら大切な人を想うこともできたし、お客さんの顔も(3列目まで)、後ろのみんなの顔も見れた。
ふふっ、楽しいなあって思いました。
生きているってのは素晴らしい。
生きて踊れるってのは素晴らしいですね。
いろんなことがありますけどね、いいじゃないですか。
帰り、ロビーで待っていてくださった方がいらしてたと聞きました。
気が利かなくってごめんなさい!!

素敵なお花。ありがとうございました!
共演の方達、みなさん素晴らしくって、すごいなあすごいなあって思ってばかりでしたけど、
マジで腰抜けそうだったのは大先輩の杉本明美さん。
15年ぶりくらいにご一緒したんですが、ナニ・ヒトツ・カワッテナイ!!!
超高速サパテアードも、ツンとした表情のままブエルタかますところも、そして延々とそのまま高速サパテアードが続くところも、15年前と同じ!
完全にバテててた私は舞台袖でへたり込んで呆然とそれを眺めていました。
年とったからバテても当たり前・・とか、思ってなかったか?
この目の前でツルツルツル〜〜〜〜っと踊っている人は私よりずっと年上なはずだろ?
いや、なにこれ。
あれ?前から思ってたけど、もしかして人じゃないかも・・・だとしたらやっぱり私は(人である故に)バテてもいいかも・・・
と、まあ混乱しまくった頭には「ターミネーター」という文字まで浮かんでくる始末でして、
でもやっぱりよくよく考えてみれば、人なわけですよ!
で、なにを言いたいかと言いますとね、せっかく今日までやってきた「大きな舞台用練習」を継続してみようということです。
上体の動き、遠くまで動ける筋力つくり、基本的な体力、そういった諸々。
何かのためではなく、ただただ自分のために、かっこよく踊れるようになりたいなあと今は自然に思っています。
もっと自由になれるように。
自分の言葉に説得力を出せるように。
桂子さん、亮くん、史朗くん、そして吉田さん、本当にありがとうございました!!
精進してまいります。
どうぞ今後とも見守ってください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます