ダイエットに野菜がよい、ということは昔からよく聞く話です☝️
私達の意識の中にも、何となく「野菜を食べていたら痩せる」というイメージがあるのではないでしょうか💡
では、どうして野菜を食べると痩せられるのか、その理由はご存知でしょうか。
野菜には、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は一昔前までは「何の栄養もないもの」として重要視されていませんでしたが、現在は腸内の老廃物や血中のコレステロールを排出する作用に優れていることから、健康維持のためには欠かせない成分と言われています。
特に便秘でお悩みの方は、食物繊維を多く摂りなさいと言われますが、これは食物繊維によって便のかさを増したり、便をやわらかくすることで排出を促す効果があるからと言われています。
便を腸に溜めこんでいると、血液循環が低下し新陳代謝が悪くなると言われていることから、食物繊維が多く含まれている野菜を摂ることでダイエットに効果があると考えられています。
また、食物繊維は血糖値の上昇を抑える働きがあることから、インスリンの分泌を抑えて余分な脂肪がつくのを防いでくれます。
逆に、糖質が多く含まれるなど血糖値を上げやすい食物を摂ると、インスリンの過剰分泌が起こり、余った糖を脂肪として溜めこみやすくなってしまいます💦
厚生労働省では、一日に摂る野菜の摂取量の目安を1日350g以上としています。
そのうち、緑黄色野菜を120gとしているので、内訳は緑黄色野菜が120g、淡色野菜が230gとなります。
緑黄色野菜とは、ほうれん草やかぼちゃ、ニンジン、トマトなど色の濃い野菜のことを言い、淡色野菜とはその名の通り色の薄い野菜でレタスやキャベツ、大根、白菜などがあります。
厚生労働省の推奨する350g以上という数字は、あくまでも栄養の摂取の観点からということになりますが、ダイエットのためにどれくらい摂ったらいいのかわからない時には、目安にするとよいでしょう👌