数学 TOY BOX ~数学から数楽へ~

数学の世界の入り口になれば幸いです。

浜村渚の計算ノート 4さつめ であります。

2013-08-05 23:58:42 | 数楽小説
今日は小説、浜村渚の計算ノートシリーズの5冊目の4さつめを紹介させて頂きます。
…いやなんか変な感じですけどあってますよ! あってますよ!!(((

題名:浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って
著者:青柳碧人

番外編の3と1/2さつめを経ていよいよメインストーリーも大きく動き出します。
3さつめの最後のひきから焦らされて焦らされて…! 早く読みたくてしょうがなかったです!
今回もさらにさらにより深く、数学を好きになっていきましょう!

数学娘・浜村渚、刑事・武藤龍之介。この二人をメインに駆け巡ってきた対黒い三角定規の事件も大きく動き出す…!
渚に送られたメッセージから巻き込まれる事件…続々と動き出す黒い三角定規幹部達…!
一方警察サイドも引きこもりITマスターに踊る機動隊と戦力UP!
「役者は揃った」ところで、答えを導き出す最後のカギは…ミュージカル!?

この計算ノートシリーズのノリにも慣れてきたかと思ってましたがまだまだブッ飛んでます! 今回も良いブッ飛び方ですwww
今回は確率、折り紙、二乗に方程式。とても身近にある数学がテーマになってますねw
確率の話で出てくる問題、モンティホール問題はとても有名として、サンクトペテルブルクのパラドックス、誕生日のパラドックスも面白いのですが…。
まさか単語だけの出題とは! 勿体無いwww
そして、折り紙の話で出てくる一文「数学好きは、箱を見たら容積を計算しなければ気が済まない。」
これを見たとき、そうだそうだと納得してしまった自分は数学好きを名乗ってもいいでしょうか?w
極めつけは、最後の話はミュージカルです。小説で数学でミュージカルってもう詰め込みすぎです!
それでもしっかり融合して話が進んでいくのですから、見事と言わざるを得ないでしょう…w

数学を学ぶこととは? そして勉強する意味とは?
根本的に、何故我々は数学を学ぶのでしょうか? いつかの大人が決めたから? 本当に必要だから?
勉強、そして数学に向かい合いたいのならば、まずは何からすべきなのか?
誰しもが持ち、そして答えの出ないそんな疑問に、この一冊は1つの回答をくれるかもしれません。

今回は過去の小説からの伏線を大分回収した気がします。
4さつめを読むことで…また最初から読みたくなります! 夏休みの読書感想文にいかがでしょう?(((

そして少年シリウスにてついに漫画化しましたよ!!!
こっちはこっちで要チェックです!!!

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