エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

太陽光発電で車内の暑さを和らげる装置を搭載 新型プリウス

2009年05月28日 12時29分22秒 | エコ・カー
ハイブリッドカーの世界をリードしてきたトヨタのプリウス。
最近ではホンダのインサイトをはじめ他メーカーのエコカーも台頭もあり
安閑とはしていられなくなってきた。

しかし、トヨタはそれを打破するため5月に3代目にあたる
新型プリウスの発売を開始した。

無論性能面でもリッター38.0kmという燃費性能やエコドライブサポートなどの
進化をみせているが、エ・ビ・スがそれ以上に注目したのは、
オプション設定ではあるが、太陽電池でつくった電力を使って駐車時に
車内温度の上昇を抑える事が出来る「ソーラーベンチレーションシステム」の搭載だ。

この「ソーラーベンチレーションシステム」は、京セラが車載用に専用ラインを
設けて開発した太陽電池モジュールを車の天井部のムーンルーフに設置するもので、
56Wの電気でファンを回し、車内の換気を行う仕掛けになっている。

又リモコンで車外からも操作することができるので、乗り込む前に車の熱を
さますことができる。

住宅から産業用まで豊富な実績をもつ京セラだけに、耐久性は
折り紙付きであると同時にプリウス特有の車体のラインに合わせたデザインにも
適応したものになっている。

普通エコカーと言えば動力や燃費などを追求する事だと思っていた
エ・ビ・スにとっては、太陽で暑くなった車内の暑さを同じ太陽の力で
やわらげるという、トヨタ、京セラのアイデアには目から鱗だ。

又、それを実現出来うる開発力と技術力はさすがと思わざるを得ない。
確かに夏においては日中の車内の暑さときたら、たまらないほどだし
これはかなり嬉しい機能だと思う。



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by エ・ビ・ス













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