エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

「~地球をクールに~シンポジウムinおおさか」に参加

2008年11月10日 12時46分20秒 | エ・ビ・ス見聞録
昨11月9日「MAKE the RULEキャンペーン」の一環として 
「~地球をクールに~シンポジウムinおおさか」が大阪歴史博物館講堂で
開催された。

エ・ビ・スも加入している大阪府民環境会議(OPEN)も共催していることもあって
参加させて貰った。

まず会場に入って感じたのが、「客少な~」ということだった。

全278席の会場に関係者も含め40人程度の入場者しか入っていない。
会費が一人500円だったので、これはかなり赤字が出ると心配したが、
後で歴史博物館に問い合わせたところ、日曜祝日でも基本使用料は
3万円を切る料金だという。

当日会費徴収する場合のイベントの場合は1.5倍の料金となるらしいが
それでもあの施設内容からすれば驚きの格安料金だ。
何かのイベントをする場合使える施設だと思った。

さて肝心のシンポジウムについてだが、まず、「MAKE the RULE」呼びかけ人の
ビデオレターから始まり、続いてOPEN副理事長であり且つCASA専務理事である
早川光俊氏による「加速する地球温暖化と人類の未来~COP15コペンハーゲンに向けて~」と
題された基調報告が行われた。

その後、パネルディスカッション参加団体、大阪市漁業協同組合、
JA堺市エコ農産物出荷部会、大阪府森林組合、ONE WORLD for children、
和泉胃年会議所の各代表者が壇上に立ち、それぞれ講演を行ったが
単なる活動報告でルールづくりとは関係のない内容ばかりだった。

それぞれ真剣に環境問題に取り組んでおられその為に様々な工夫と努力をされ、
実績をあげておられていることは理解できたし、素晴らしいことなのだが、
エ・ビ・スとしては、温暖化防止のルールづくりのための各団体のアイデアや
組織づくり又、それに対する活動方法などに関しての情報を基に
それを大阪からどのように発信していくかを討論する内容のものだと
期待していたので、なんか違うなあと思いつつ、ルールづくりについては
休憩を挟んでのパネルディスカッションで討論されるものだと勝手に
思いこもうとした。

しかし意に反して、パネルディスカッションは、来場者との質疑応答だけで
終わってしまった。

いつものことだが、こういった環境イベントは環境活動をしている年配の人の参加も
多く、彼らも積極的に質問する。
このことは悪いことではなく、むしろ素晴らしい事だと思う。

ただ彼らの質問は、自分たちの行っている事を長々と喋るだけで、
結局自身の活動をアピールするだけのもので、質問でもなんでもないものが多い。

アピールできる場所が無いため、これ幸いとこういう場所で
そうなってしまうのだろうが、聞いている身としては、ややうんざりしてしまう。

最後に、エ・ビ・スと同じように感じたと思われる人が、
やんわりと内容を批判しつつ、ルールづくりについての質問をしたが、
的確な応答は無かった。

客席の照明も明るく壇上から各席がよく見えるだろうし、エ・ビ・スが
不機嫌な顔をして聞いているのがわかり、嫌な印象を与えただろうなあ。

「MAKE the RULEキャンペーン」の一環としてのものでかければ、このシンポジウムも
普通に成り立つとは思うが・・・

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by エ・ビ・ス



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