エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

消防車を競り落とせ!京都伊根町のインターネット公有財産売却オークション

2008年11月12日 11時17分50秒 | エコ・ビズ・ウォッチング
京都府与謝郡伊根町が現在、公有財産売却をYahoo!オークションの
インターネット公有財産売却システムを利用しおこなっている。

インターネット公有財産売却とは、各行政機関が保有する地方自治法、
同施行令に基づいて、地方公共団体の一般競争入札手続き
(入札参加の申込み、入札、開札など)の一部をインターネット上の
システムを利用し売り払う方法。

現在では財政難もあり、かなりの自治体でおこなわれている。
ゴミ問題が深刻化する現在、ゴミにせずリユースの面から言っても
悪くないシステムだ。

インターネット公有財産売却は、通常のインターネットオークションとは異なり、
ウェブ上の申し込み完了時点では仮申し込みとなり、
引き続き入札参加申込書、身分証などの必要書類の提出を郵送、
宅配メール便、ファックス、電子メール等で行う手続きが必要で、
すべての手続きの完了を当該自治体が確認できた時点で
参加申し込み手続きの完了となり入札が可能となる。

売却決定日に開札後、入札金額が最も高い入札者が落札者となる。

伊根町の場合は、入札金額はそれぞれの入札予定価格以上の金額であれば
1円単位で入札が可能だが、入札できる回数は1回のみで
一度入札した物件の入札金額は変更出来ない。

さて肝心の売却物件は13品目あるが、そのなかで、特にエ・ビ・スの興味を引いた物は、
消防ポンプ自動車と投票箱だ。


消防車の入札予定金額は、100,000円 投票箱は500円となっている。

いくらで落札されるかは解らないが個人でも参加できる程度の価格設定だ。

消防自動車は、街の消防団などの参加も多いのだろうが、多分特殊カーのマニアも
参加するだろう。
しかしもし個人が落札した場合その人どうするんだろう。

普通はコレクションとて保管すると凡人は考えるのだが、マニアは
それだけでは我慢できずに街を走らせる可能性もある。
かなり目立つし、交通に支障をきたす可能性もあり、結構勇気がいると思う。
エ・ビ・スには絶対無理だ。
しかしマニアにとってはそれが快感なのかもしれない。
もし走らせる場合は、時と場所を選んで欲しい。

又投票箱に関しては、貯金箱に使いたいという人も多いらしいが、
500円玉貯金でも満杯まで貯めると相当な金額になるだろうね。
時間もかかりそうだし根気のないエ・ビ・スは途中で挫折することは
自信をもって保証する。

尚、参加申し込み期間は、11月20日(木)14時までで
入札期間は12月 3日13時~12月10日13時までとなっている。

12月10日に13時に売却決定され、入札者は12月22日14時30分までに
買受代金納付を行わなければならない。

エ・ビ・スは参加するつもりはないが、消防車や、投票箱の欲しい方は
オークションに参加してみては如何?

他の自治体にもけったいな掘り出し物が有るかも知れないし、
インターネット公有財産売却には参加しなくても
チェックするだけでも話のネタとしては面白いと思うが。



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by エ・ビ・ス



  







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