エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

イギリスの”肉を食べない日”

2009年10月15日 11時01分09秒 | エ・ビ・スの環境雑感
昨日のミネラルウォーターもそうですが、
世界の消費量を考えると、
日本はたいしたことないなぁ、と感じてしまう肉の消費量。
年間一人当たりの肉の消費量は10キロ程度。
戦後の食生活の変化を思うと随分増えたと言われますが、
アメリカ人はは44キロ、イギリス人は83キロ、フランス人は98キロ、
スペイン人はなんと121キロも食べています。

イギリスでは、
毎週月曜日は肉を食べない日、
「ミート・フリー・マンデー」を提唱しています。

なぜか?
健康を気にして・・・ではなくて、
二酸化炭素を減らすため!なんです。

牛と温暖化の問題は、何度もレポートしてますが、
http://blog.goo.ne.jp/ebisu7163/e/ddc0c572ff51076321d5b8871a0eff53
http://blog.goo.ne.jp/ebisu7163/e/b8ef04e258d43c99ee9bb5af5547753e
イギリスでは、ポール・マッカートニーとかオノ・ヨーコも
このキャンペーンを後押ししているんだそうです。

さて肉を食べないと、どのくらいの二酸化炭素の削減になるのでしょう?
ある計算によると、
牛肉1キロ分に相当する二酸化炭素の排出量は、
自動車で250キロ走行したのと同じ量になるそうです。

しかし畜産業界で生計を立てている人たちは、世界で13億人。
なくなるのは困るわけですが、
こんな計算もあります。

農家で野菜や穀物を生産すると、
1ヘクタールの土地で、1年間で30人の人が暮らせます。
でも牛肉や牛乳を生産すると、5~10人しか養えません。
なんと土地の利用効率の悪いことか!

まぁ、二酸化炭素が問題になるのは食肉人種のエリアの話。
メタボが気になるエ・ビ・ス家は「ミート・フリー・マンデー」ではなくて
「ミート・フリー・エブリデー」だったりして。


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