エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

日本の森のポテンシャル

2007年02月21日 09時06分55秒 | エ・ビ・スの森
二酸化炭素を吸収してくれる森林。
日本の森はどのくらいの吸収量があるのでしょう?
林野庁の資料によりますと、9,700万トン。
それって多いのか少ないのか、
温暖化にどのくらい貢献しているのか?

季節によって吸収量はかわるのだろうけど、
およそ1億トン。
日本の1年間の排出量は12.5億トン。
したがって吸収率は8%。
10分の1も吸ってくれてない。
森の面積が足りないのか?
日本は7割近くが森林なので、
100%森林にしても全然足りない。
明らかに二酸化炭素を出しすぎです。

日本は島国なので、
日本を取り巻く海が、けっこう二酸化炭素を吸収してはくれてますが、
どうにかしないとどうにもならない。

日本の森林面積の内訳は、
60%が私有林。
残りが国有林と公有林。
昭和41年から面積は変わっていません。
でも森林の蓄積は倍増。
人工林が4倍以上に増えているのです。
そしてその樹木の80%が間伐などの手入れが必要になっています。

まさに今、適切な手入れがおこなわれれば、
日本の森のポテンシャルはグーッと上がる。

森の雇用を拡大しようとしているのは、
こういうところに理由があるのです。


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