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日本を代表するミニチュアカー・ブランド「EBBRO(エブロ)」
魅力あふれる「EBBRO(エブロ)」を紹介!

エブロ「PRINCE R380 第3回日本グランプリ優勝車」

2007-06-28 11:58:40 | EBBRO-RACING
創世記は市販車を改造した車のレースであった「日本グランプリ」。

記念すべき第1回は1963年に開催され、「ロータス23コスワース」を駆るピーター・ウォーが優勝しました。
1964年開催の「第2回日本グランプリ」は式場壮吉選手の「ポルシェ904」を生沢徹選手の「スカイラインGT」が1周だけ抜いた伝説のレースとなります。
1966年開催の「第3回日本グランプリ」からは「富士スピードウェイ」に舞台を移します。
その後はスポーツカーで「日本グランプリ」は競われました。
1968年の「日本グランプリ」は「TNT対決」と呼ばれ、「トヨタ」「ニッサン」そしてプライベートチームの「滝レーシング」の三つ巴の対決となり、大きな注目を集めたました。
しかし、1970年には日産自動車が「排ガス対策の開発に集中したい」との理由から日本グランプリの参戦取り止めを発表。
トヨタ自動車もそれに追随したため、日本自動車連盟(JAF)はこの年の「日本グランプリ開催」を断念。
スポーツカーによる日本グランプリは終焉を迎えました。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「PRINCE R380 NO, 11」です。
製品番号は43077。BOXは「EBBRO(黒)」です。

「R380」は、プリンス自工が日本グランプリ制覇のためにエンジニアの桜井真一郎氏を中心として開発されたプロトタイプレーシングカーです。
ブラバムBT8シャシーを応用。軽量なアルミボディー(日本グランプリ出場車はFRP)を載せ、高出力プリンスGR8エンジンを搭載。

砂子義一選手のドライブで、1966年に開催された第3回日本グランプリで見事優勝。
因みに息子さんは砂子塾長こと、砂子智彦選手です。

クリアパーツやメッキパーツが機能的に配置されています。
スポンサーロゴの少ない「古きよき時代」のレーシングマシーンらしさが出ています。

ルーフにはプラパーツを使用。
エッジの効いたボディラインが再現されています。

テールライトは「B54 スカイライン」のものが流用されています。
後部のスリットか伸びたエキゾーストも特徴的です。

ワイパーにはエッチングパーツが使用されています。
質感も抜群です。

このモデルは私が初めて購入したEBBROのモデルになります。
当時、「国産メーカー」から「低価格」「高クオリティー」の製品が発売されたコトに大変驚かさた記憶があります。
この1台がEBBROコレクションの第一歩となりました。

8月23日 画像更新。文章追加。

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