踏破まで長かった然別三山コンプリート
東大雪上然別山( かみしかりべつやま)(1370m)
■ 山 行 日 2019年10月10日(木) 日帰り
■ ル ー ト ニペソツ林道~シラユキ川西面直登沢 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №31
■ 登 行 形 態 林道歩き~沢登り&藪漕ぎ
■ 地 形 図 1/25000地形図 「ペンケベツ」「ウペペサンケ山」
■ 三角点・点名 二等三角点 点名「上然別 カミシカリベツ」
■ コースタイム 登り 4時間50分 下り 2時間55分
<登り>
08:20 登山口(林道出合)出発
09:20 西面沢出合
10:45 C 950二股 左へ
11:00 C1000二股 右へ
11:12~20 C1050二股 左へ
11:30 C1150源頭
12:40 頂上尾根(C1340)
13:10 上然別山(1370m)
<下り>
13:25 下山開始
13:40 尾根出合
14:15 源頭
14:30 C1000二股
14:40 C 950二股
15:30~35 林道出合
16:20 登山口
GPSログを元に地形図に転写したものです・・・
★ 然別三山へのプロローグ・・・
東大雪のマイナーな三山だが、その位置は、ウペペサンケ山や東丸山の南西に位置する
1000m峰~1300m峰の目立たぬ山である。然別山(1264m)と下然別山(1093m)
は、菅野温泉に近く林道も延びている事と登頂までのアプローチが短く2008年2月
と3月にそれぞれ登頂している。上然別山も2008年1月にイシカリベツ川沿いの林
道を約8㎞もラッセルし、南東尾根から取付いたが倒木とグラニュー糖の雪質に苦戦し
タイムアウトで敗退していた。その後、菅野温泉までの林道が通行止めとなった事もあ
り遠い上然別山になってしまった。
しかし、最近になってHYMLの山ちゃんやYAMAPのフォロワーそして職場の後輩
も続けて登っていたことを知り、計画は沸々と温めていたのだった。ただ、そのルート
は考えてもいなかった沢ルートでしかも西斜面と知る。積雪期しか登れない山だと思っ
ていただけに衝撃を受けたが、逆に選択肢が増えて、どちらが自分たち向きかと選ぶ楽
しみもあった。
今回のルートは、つい7月に登った「ニセイ山」と同じニペソツ林道からで知らぬ間に
通り過ぎていた場所が登山口だった。林道歩きもニセイ山の約6㎞に比べ上然別山は約
2㎞で済みそうなので1時間ほどで西面沢の出合に着けるだろう・・。
前泊から日帰りに変えて早朝出発の予定、成功すれば然別三山の踏破となり11年間ず
っと見つめて来た山に終止符が打てそうである。
接近している台風19号の行方も心配だが、明日だけはなんとか晴れて、登頂したい思
いを胸に今夜は早寝しよう・・・。(10/09記)
★ スタットレス装備して・・・
当日快晴の予報に高揚する気持ちを抑えながら前日、タイヤ交換をした。
前泊から当日日帰りに変更したので、出発は早朝だった。万全を期するためにもスタッ
トレス装備は安心感があった。
3時起床、4時出発は計画通り行動出来家を出る・・・。
★ 久しぶり地図とコンパス・・・
最近GPSのアプリはYAMAPからダウンロードする事が多いが、事前に地形図をダ
ウンロードしていなかったため山奥の現地ではネット環境が悪くダウンロードが出来な
かった。止む無く地形図とコンパスを用いて基本の山行に徹するしかなかったが、久し
ぶりで確認と選択が慎重となり時間を要する結果になってしまった。
ここが登山口となるニペソツ林道とシラユキ川沿いの林道出合 出合に駐車している
林道は最初から廃道化して荒れているが、鹿道などの踏み跡があり倒木も通過可能な範囲だった
林道の崩壊地①・・・地形図を参照
林道の崩壊地②
林道の崩壊地③
所々笹が生い茂る林道だが、しっかりと鹿道があり歩き易い・・・
★ 林道2,2㎞、1時間・・・
事前の山行記録がある事で林道の状況や距離、時間などが予想出来ると最初から気持ち
にも余裕が出来るのでありがたい・・。出合から歩き出した林道も情報通りで心配なか
ったし、倒木や崩壊地も確認しながら歩けて順調だった。
結果、西面直登沢出合まで距離は約2.2㎞、時間は丁度1時間だった。
出合の標高は約590m、ここから西面直登沢を詰めて上然別山頂上肩の標高は約13
40mなので、その差は750mだ。沢の状況は記録のログのみで詳しく知らされてい
なかったので現地で判断するしかないが、通過出来ない大滝やゴルジュなどは無いとい
う情報なのでロープやハーネスは持たずの遡行だった。
(山情報は信用して装備を軽くしました・・・)
沢は全体的にV字形ではあるが最初は傾斜も緩く右岸左岸を渡渉しながら淡々と歩く感
じだった。次第に傾斜が増しゴーロ状やS字状の小滝なども出て来たり滑もあって沢ら
しさを感じる場面もあった。
核心部と言えるのは、C950二股からで事前のログを参考にしつつも左右の選択は地
形図を確認し慎重に判断した。そしてC1050で地形図では読み取れない二股が出て
来て選択に迷った。二股の大きさはほぼ同じだが本流は左股で水量も少し多かった。
最初は右股を進路と判断するも立ち止り再考する。右に進めば上然別山南西尾根上に出
るかも知れないが、左の本流を進めば頂上西側の肩へ直登すると判断した。休憩込みだ
がここで約10分悩み左を選択する。
斜度は更に増し急登である。10分ほど登るとC1120で沢の源頭となり藪に突入だ
った。しかし、藪は薄く灌木や笹を掴みながら登れ「藪漕ぎ」の印象は無かった。
ピンテを頻繁に付けコンパスで方向を定めながらほぼ直登気味に攀じ登った・・。そし
て鬱蒼とした笹藪が出て来ると肩と分かるC1340付近の場所だった。
西面直登沢を歩き始めた渓相・・・
全体的に岩場のV字形だが、遡行は問題なく淡々だった・・
徐々に斜度は増してくるが同時高度は稼ぐ・・・
★ 諦めかけた登頂・・・
登り詰めた場所が「頂上肩」だろうとは予想出来たが、確信はなかった。
それ以上に背丈を越える笹で前も後ろも見えなくなり一時は現在地不明だった。
なんとか小枝に登り周りを見渡すと東側に小高いポコがすぐ近くに見えた。いや近そう
で遠いポコにも見えてあれが頂上とは確信無かった。すでに時計は12時30分を過ぎ
ていたし、鬱蒼とした笹藪に挑む気力が切れそうだった。相方チーヤンも13時が時間
と体力の限界だねと下りの事も考慮して判断を迫って来た。「そうだなぁ~」と思いな
がら諦めかけた時である、ピンテを発見した!
現在地から東のポコの方向である。「やっぱりあのポコは上然別山頂上だよ」と確信し
た。取り敢えず13時までとタイム制限をしながらも笹を漕ぎ始めた。すると次のピン
テを発見し、ポコまでの左側に藪の薄い場所を見付けた。13時に達していたが先ずは
あのポコを確認しようとなり、それが功を奏した。
灌木と笹の中に「三角点」を見付けつい大きな声を出してしまった。
涙が出そうなくらい嬉しかったのは私だけではない、相方も同じで力が一気に抜けた感
じだ・・・。
感激の三角点を発見‼・・・
10/10(木) 上然別山(1370m) 初登頂です!
山頂から少し降りた場面で写した「トムラウシ山」の絶景!
山頂からも望めたが、木が邪魔していたので少し降りた斜面から丸山とニペソツ山を望む
★ 感激の然別三山制覇・・・
エバ夫婦の山行はいつもこんなもので、反省と教訓が生かされないまま苦労して登頂す
る場面は多々あるのである。今回も事前に地形図のダウンロードを済ませていれば、現
在地に困る事も無くもっと早く確実に登頂出来たと思うだけに成長しない自分にただ呆
れるだけである。
しかし、快晴・無風の登山日和に苦労しながらも登頂に漕ぎ着け長年思い続けて来た然
別三山の踏破を果たす事が出来た。相方もよく頑張った!
感激もひとしおなのだが、ゆっくりとしている時間的余裕も無く滞在は15分だった。
鬱蒼とした笹藪も下りはピンテと踏み跡もあり楽して降りる。時々景色を見渡す気持ち
の余裕と充実感で疲れた身体も足取りは軽い。
下りはほとんど休まず2時間55分で降りた。
下り場面だが、笹藪はこんな感じ・・・
沢の源頭に向けて急斜面の下りに入る・・・
沢地形に入り間もなく源頭だ・・・
ここまで来るとゴールを実感し林道出合を目指してピッチが上がる
林道出合手前から正面の紅葉を始めて感じる・・・
夕陽を浴びる紅葉にふと我に戻り癒された瞬間だった・・・
林道もあと少しで登山口だ・・・
16:20 ようやく登山口の出合に着いた・・・
★ 感謝・・・
予想もしていなかった上然別山の夏ルートに情報を提供してくれた山友に感謝である。
2008年1月に挑戦したイシカリベツ川沿いの林道から南東尾根冬ルートしか頭になく、
いつか再びと思いながら実行出来ないでいたが、8㎞に及ぶ林道をまた歩くのかと思えば
進まぬ計画も自分らしかった。今回もだが、仲間たちに背中を押された感じで実行に至り
本当に感謝している。本来であれば地形図とじっくり睨めっこしながら登頂へのルートを
探る事こそ面白い挑戦なのだが、今は他力本願の登行で終始するのも仕方ない消化登山な
のである。
これでいいのか?と自問自答もそこそこに結論はいつも同じだ(笑)
帰路は、くったり温泉で汗を流し20:40無事自宅に着いた。
※ 10/15 アップ終了。
東大雪上然別山( かみしかりべつやま)(1370m)
■ 山 行 日 2019年10月10日(木) 日帰り
■ ル ー ト ニペソツ林道~シラユキ川西面直登沢 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №31
■ 登 行 形 態 林道歩き~沢登り&藪漕ぎ
■ 地 形 図 1/25000地形図 「ペンケベツ」「ウペペサンケ山」
■ 三角点・点名 二等三角点 点名「上然別 カミシカリベツ」
■ コースタイム 登り 4時間50分 下り 2時間55分
<登り>
08:20 登山口(林道出合)出発
09:20 西面沢出合
10:45 C 950二股 左へ
11:00 C1000二股 右へ
11:12~20 C1050二股 左へ
11:30 C1150源頭
12:40 頂上尾根(C1340)
13:10 上然別山(1370m)
<下り>
13:25 下山開始
13:40 尾根出合
14:15 源頭
14:30 C1000二股
14:40 C 950二股
15:30~35 林道出合
16:20 登山口
GPSログを元に地形図に転写したものです・・・
★ 然別三山へのプロローグ・・・
東大雪のマイナーな三山だが、その位置は、ウペペサンケ山や東丸山の南西に位置する
1000m峰~1300m峰の目立たぬ山である。然別山(1264m)と下然別山(1093m)
は、菅野温泉に近く林道も延びている事と登頂までのアプローチが短く2008年2月
と3月にそれぞれ登頂している。上然別山も2008年1月にイシカリベツ川沿いの林
道を約8㎞もラッセルし、南東尾根から取付いたが倒木とグラニュー糖の雪質に苦戦し
タイムアウトで敗退していた。その後、菅野温泉までの林道が通行止めとなった事もあ
り遠い上然別山になってしまった。
しかし、最近になってHYMLの山ちゃんやYAMAPのフォロワーそして職場の後輩
も続けて登っていたことを知り、計画は沸々と温めていたのだった。ただ、そのルート
は考えてもいなかった沢ルートでしかも西斜面と知る。積雪期しか登れない山だと思っ
ていただけに衝撃を受けたが、逆に選択肢が増えて、どちらが自分たち向きかと選ぶ楽
しみもあった。
今回のルートは、つい7月に登った「ニセイ山」と同じニペソツ林道からで知らぬ間に
通り過ぎていた場所が登山口だった。林道歩きもニセイ山の約6㎞に比べ上然別山は約
2㎞で済みそうなので1時間ほどで西面沢の出合に着けるだろう・・。
前泊から日帰りに変えて早朝出発の予定、成功すれば然別三山の踏破となり11年間ず
っと見つめて来た山に終止符が打てそうである。
接近している台風19号の行方も心配だが、明日だけはなんとか晴れて、登頂したい思
いを胸に今夜は早寝しよう・・・。(10/09記)
★ スタットレス装備して・・・
当日快晴の予報に高揚する気持ちを抑えながら前日、タイヤ交換をした。
前泊から当日日帰りに変更したので、出発は早朝だった。万全を期するためにもスタッ
トレス装備は安心感があった。
3時起床、4時出発は計画通り行動出来家を出る・・・。
★ 久しぶり地図とコンパス・・・
最近GPSのアプリはYAMAPからダウンロードする事が多いが、事前に地形図をダ
ウンロードしていなかったため山奥の現地ではネット環境が悪くダウンロードが出来な
かった。止む無く地形図とコンパスを用いて基本の山行に徹するしかなかったが、久し
ぶりで確認と選択が慎重となり時間を要する結果になってしまった。
ここが登山口となるニペソツ林道とシラユキ川沿いの林道出合 出合に駐車している
林道は最初から廃道化して荒れているが、鹿道などの踏み跡があり倒木も通過可能な範囲だった
林道の崩壊地①・・・地形図を参照
林道の崩壊地②
林道の崩壊地③
所々笹が生い茂る林道だが、しっかりと鹿道があり歩き易い・・・
★ 林道2,2㎞、1時間・・・
事前の山行記録がある事で林道の状況や距離、時間などが予想出来ると最初から気持ち
にも余裕が出来るのでありがたい・・。出合から歩き出した林道も情報通りで心配なか
ったし、倒木や崩壊地も確認しながら歩けて順調だった。
結果、西面直登沢出合まで距離は約2.2㎞、時間は丁度1時間だった。
出合の標高は約590m、ここから西面直登沢を詰めて上然別山頂上肩の標高は約13
40mなので、その差は750mだ。沢の状況は記録のログのみで詳しく知らされてい
なかったので現地で判断するしかないが、通過出来ない大滝やゴルジュなどは無いとい
う情報なのでロープやハーネスは持たずの遡行だった。
(山情報は信用して装備を軽くしました・・・)
沢は全体的にV字形ではあるが最初は傾斜も緩く右岸左岸を渡渉しながら淡々と歩く感
じだった。次第に傾斜が増しゴーロ状やS字状の小滝なども出て来たり滑もあって沢ら
しさを感じる場面もあった。
核心部と言えるのは、C950二股からで事前のログを参考にしつつも左右の選択は地
形図を確認し慎重に判断した。そしてC1050で地形図では読み取れない二股が出て
来て選択に迷った。二股の大きさはほぼ同じだが本流は左股で水量も少し多かった。
最初は右股を進路と判断するも立ち止り再考する。右に進めば上然別山南西尾根上に出
るかも知れないが、左の本流を進めば頂上西側の肩へ直登すると判断した。休憩込みだ
がここで約10分悩み左を選択する。
斜度は更に増し急登である。10分ほど登るとC1120で沢の源頭となり藪に突入だ
った。しかし、藪は薄く灌木や笹を掴みながら登れ「藪漕ぎ」の印象は無かった。
ピンテを頻繁に付けコンパスで方向を定めながらほぼ直登気味に攀じ登った・・。そし
て鬱蒼とした笹藪が出て来ると肩と分かるC1340付近の場所だった。
西面直登沢を歩き始めた渓相・・・
全体的に岩場のV字形だが、遡行は問題なく淡々だった・・
徐々に斜度は増してくるが同時高度は稼ぐ・・・
★ 諦めかけた登頂・・・
登り詰めた場所が「頂上肩」だろうとは予想出来たが、確信はなかった。
それ以上に背丈を越える笹で前も後ろも見えなくなり一時は現在地不明だった。
なんとか小枝に登り周りを見渡すと東側に小高いポコがすぐ近くに見えた。いや近そう
で遠いポコにも見えてあれが頂上とは確信無かった。すでに時計は12時30分を過ぎ
ていたし、鬱蒼とした笹藪に挑む気力が切れそうだった。相方チーヤンも13時が時間
と体力の限界だねと下りの事も考慮して判断を迫って来た。「そうだなぁ~」と思いな
がら諦めかけた時である、ピンテを発見した!
現在地から東のポコの方向である。「やっぱりあのポコは上然別山頂上だよ」と確信し
た。取り敢えず13時までとタイム制限をしながらも笹を漕ぎ始めた。すると次のピン
テを発見し、ポコまでの左側に藪の薄い場所を見付けた。13時に達していたが先ずは
あのポコを確認しようとなり、それが功を奏した。
灌木と笹の中に「三角点」を見付けつい大きな声を出してしまった。
涙が出そうなくらい嬉しかったのは私だけではない、相方も同じで力が一気に抜けた感
じだ・・・。
感激の三角点を発見‼・・・
10/10(木) 上然別山(1370m) 初登頂です!
山頂から少し降りた場面で写した「トムラウシ山」の絶景!
山頂からも望めたが、木が邪魔していたので少し降りた斜面から丸山とニペソツ山を望む
★ 感激の然別三山制覇・・・
エバ夫婦の山行はいつもこんなもので、反省と教訓が生かされないまま苦労して登頂す
る場面は多々あるのである。今回も事前に地形図のダウンロードを済ませていれば、現
在地に困る事も無くもっと早く確実に登頂出来たと思うだけに成長しない自分にただ呆
れるだけである。
しかし、快晴・無風の登山日和に苦労しながらも登頂に漕ぎ着け長年思い続けて来た然
別三山の踏破を果たす事が出来た。相方もよく頑張った!
感激もひとしおなのだが、ゆっくりとしている時間的余裕も無く滞在は15分だった。
鬱蒼とした笹藪も下りはピンテと踏み跡もあり楽して降りる。時々景色を見渡す気持ち
の余裕と充実感で疲れた身体も足取りは軽い。
下りはほとんど休まず2時間55分で降りた。
下り場面だが、笹藪はこんな感じ・・・
沢の源頭に向けて急斜面の下りに入る・・・
沢地形に入り間もなく源頭だ・・・
ここまで来るとゴールを実感し林道出合を目指してピッチが上がる
林道出合手前から正面の紅葉を始めて感じる・・・
夕陽を浴びる紅葉にふと我に戻り癒された瞬間だった・・・
林道もあと少しで登山口だ・・・
16:20 ようやく登山口の出合に着いた・・・
★ 感謝・・・
予想もしていなかった上然別山の夏ルートに情報を提供してくれた山友に感謝である。
2008年1月に挑戦したイシカリベツ川沿いの林道から南東尾根冬ルートしか頭になく、
いつか再びと思いながら実行出来ないでいたが、8㎞に及ぶ林道をまた歩くのかと思えば
進まぬ計画も自分らしかった。今回もだが、仲間たちに背中を押された感じで実行に至り
本当に感謝している。本来であれば地形図とじっくり睨めっこしながら登頂へのルートを
探る事こそ面白い挑戦なのだが、今は他力本願の登行で終始するのも仕方ない消化登山な
のである。
これでいいのか?と自問自答もそこそこに結論はいつも同じだ(笑)
帰路は、くったり温泉で汗を流し20:40無事自宅に着いた。
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