GPS無しでは頂上特定出来ない山です
昨年残した山の一つ・・・軍艦山 (1181m)
■ 山 行 日 2017年1月26日(木) 1泊2日
■ ル ー ト ニペソツ山ホロカコース登山口~軍艦山頂上南斜面ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №4
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「ニペソツ山」
■ 三角点・点名 三角点・点名なし 標高点のみ
■ コースタイム 登り 5時間07分 下り 1時間45分
<登り>
06:50 登山開始
08:20~25 林道二股(C823) 休憩
09:00 南斜面取付き(C927)
09:30 C1000付近の急登始まり
11:50 C1150付近頂上台地
11:57 軍艦山頂上
<下り>
12:20 下山開始
13:10 C927林道出合い
13:25~30 林道二股 (C823) 休憩
14:05 登山口
2013.9.22 ニペソツ山登山道から見下ろす「軍艦山」の全容
携帯地図アプリのGPSログを元に作成したルート図はこんな感じです・・。登行総距離8.7キロでした。
★ 3つの軍艦山・・・
1つ目は、北大雪ニセイカウシュッペ山と比麻奈山の間にある通称「アンギラス(1830m)」と呼ばれ別名で「軍艦山」。
2つ目は、今回の東大雪でニペソツ山の前方に位置する「軍艦山(1181m)」で、大雪山系には2つの軍艦山があると知る。
どちらも地形図に山名のない「通称」として呼ばれている軍艦山である。
北大雪の軍艦山は多くの砲台を備えた戦艦だが、東大雪の軍艦山は麓から見るとブリッジのない空母と言った感じだ。
しかし、上の写真から分かるように丸いテーブルと言うのが実態で、この形は溶岩ドームということらしい。
北海道では他にも「軍艦山」と名の付く山が日高山系の麓にある。
新ひだか町三石本桐にある標高188m、二等三角点・点名「鳧舞 ケリマイ」の山がそれである。
結果、3つの「軍艦山」が存在することを知り3つ目の軍艦山は妻の故郷に極近く馴染みある山らしい。
前置きがいつもながら長くなってしまうが、昨年1月にホロカ山と一緒に登る予定の軍艦山だったが、
ホロカ山に苦戦したため登り残した山。それが早々挑戦のチャンスと初登頂に繋がる幸運に感謝したいところだ。
★ 3度目のGPSアプリ試用・・・
前回の朝里岳で初めて試用したスマホのGPSアプリ。
まるで神の如く現在地を示し辿ったルートを実線でカナデル。
地形図を用意しなくてもスマホにダウンロードさえすればいつでも見られる。
老眼の私でも指で広げれば地図は拡大され、高度や方位そして歩いた距離も同時に表示される。
朝里岳ではホワイトアウト状態でも登頂に成功し、今回は平らな樹林帯での登頂に役立った。
本当に本当に・・・このGPSが無ければ正確な頂上と分る保証はどこにもない山だった。
正直、もうGPS無しでは登れないかも・・・とこれからの登行に自信喪失となりそうだ。
スマホ画面に写し出されるGPSログ・・・
★ 今年初、夫婦でホテルハイエース・・・
昨年に続く厳冬1月の東大雪。
前泊だから、午後からのんびり出発する。
国道274号線日勝峠は昨年の台風で通行止めとなり復旧工事は秋までかかりそうだ。
その間、道東道「占冠IC~清水IC」の区間は無料で代替道路として利用できる。
それでも久しぶりに長いドライブは4時間半に及び昨年泊まった幌加除雪ステーションの駐車場に17:30に着いた。
ここは道の駅ではないが、広い駐車場がありきれいで温かい水洗トイレと洗面台が24時間使用出来るのが嬉しい。
明日の登山口となるニペソツ山ホロカコース登山口にも近く、夜の交通量も少ないので絶好の宿泊地だ。
ただひとつこの時期ならではの問題は極寒のシバレである。
昨年の学習からシュラフの重ね着で-20℃の極寒に耐えることが出来た。
しかし、枕元に置いていたペットボトルは朝カチンコチンに凍っていたから車内の寒さは想像がつくだろう。
今年初の夫婦でホテルハイエース。
今年は何度泊まれるだろう? 多ければ多いほど未踏の山に挑戦している証となれば良いなぁと思う。
登山口は、ニペソツ山ホロカコース登山口。除雪はされていないので出合いのスペースに駐車する。
★ 凛とした登山日和・・・
6:30 登山口に駐車
6:50 スタート
6:40にスタートしたが忘れ物に気付き戻って6:50に再びスタートとなる。
予報通り快晴となり風も無く凛とした寒さも絶好の登山日和となった。
出合いの林道には車の高さ程雪が積もり昨年より多いという印象だった。
トレースなどある訳もなくと思ったら古いスキーらしきトレース痕が薄っすらと残っていた。
スマホGPSアプリを起動し少し歩いてから機能のチェックはOKだった。
足首程度のラッセルもフカフカの軽雪で負担を感じる歩きではなかったので順調に林道を辿る。
歩き始めた林道・・・
林道から望む「ホロカ山」だが、見る方向で山容がまったく違う・・
C823の林道二股・・・直進するとホロカコースの登山道(林道)だがルートは右折して軍艦山を目指す
★ 渡渉でシール濡らす・・・
7:30 ヘアピンカーブで渡渉があった。
小さい沢だが橋はなくSBに成り切れない危ない渡渉だった。
慎重に渡ろうとしたが雪庇が崩れて沢に落ちた。スキーを濡らしては大変ととっさにスキーを上げたが
後ろが沢に落ちシールの一部を濡らしてしまった。(その後の影響はほとんどありませんでした)
8:20 C823 林道二股
ルート上、最初のポイントはこの林道の二股。
二股は、地形図には載っていないがはっきりと判断出来るので間違える事はないと思う。
直進するとニペソツ山へ登るホロカコース登山道で私たちは右折して軍艦山を目指す。
二股からもしばらくは林道が続くので辿ることにした・・。
★ ルート選択は重要かも・・・
9:00 C925付近 林道から離れて南斜面に取り付く
GPSアプリでも現在地がはっきり分かっていたが、ここからのルート選択はいくつかあり悩んだところだ。
GPSを見てしまうと1181の頂上が真北の方向に位置し、距離の近い方を選んでしまった。
もう少し緩斜面のまま西側にトラバース気味に登り、頂上西側の台地に出るルートの方が結果は楽だったかも知れない。
頂上直下の南斜面は1000m付近から1150m付近まで絶壁に近い急斜面となり密集した樹林帯となっていた。
併せてグラニュー糖のようなサラサラの雪質で登行が出来ないほど難儀した場所だった。
それは僅か標高差150m登るのに2時間以上も掛かってしまったことを想像してほしい。
もう後戻りをしてルートの修正をする余裕はなかった。
もう登るしかないと難儀しつつも一歩ずつ上を目指すだけだった。
標高1000m付近から一瞬望めたぬかびら湖
★ もうGPSは離せないかも・・・
11:50 頂上台地
何百回もターンを繰り返しながらようやく頂上台地まで登って来た。
どんなに難儀でも一歩ずつ上がれば必ずゴールはあるものなのだ。
しかし、頂上台地はほぼ平坦な樹林帯だった。もしGPSを持たずに登っていたら現在地を示す確信はどこにも無い。
私たちの頼るところは地図とコンパスと高度計・・・平らな台地のどこに居るのか目標物が何も無いので分からなかった。
だからまたGPSのお世話になる。もうすぐそこだった・・・。
11:57 軍艦山頂上
アプリの標高点となる場所に現在地が重なるとそこに大きな木があって枝に古いロープのリングが付いていた。
そのロープには苔が付くほど古そうで一見見落とすほど木の色と同化していた。他に標識など無く360度樹林帯で展望は
ゼロである。登頂の達成感は余りないが5時間以上掛かっての初登頂はやっぱり嬉しく二人で握手して喜んだ。
「今日はお父さんホント頑張ったね!」とチーヤンからお褒めの言葉・・・
「もうダメかと何度も思っていたよ」と後で聞かされ私が音を上げて途中で下山すると思っていたらしい。
しかし、GPSの力は絶大だった。こんな頼れる相棒はいないかも・・とさえ思えてくる。なんか複雑・・・
これから目指す未踏峰の中にも今日と同じような山もあるだろうが、使い慣れた地形図とコンパスだけでは
頂上を極める事など難しいと認識する。
もうGPSは離せないかも・・・グサッと胸に刺さった!
想定外に時間を要したが、早出と快晴とGPSに助けられ初登頂の「軍艦山」 超古いロープが枝に付けられていた。
最後までシールを付けたまま下山も自分たちのトレースを滑る場面も多々あり・・・
★ 安心の下り・・・
12:20 下山開始
登頂の喜びも、ちと複雑だったが今年2座目の初登頂はやっぱり嬉しい。
眺望は無いが快晴・無風の中でひと時の頂上を満喫し早々下山に入ることにした。
GPSを頼りに別ルートも考えたが、操作ミスで迷っては・・・と考えると辿って来たルートを素直に降りるのが一番と結論。
頂上台地から南斜面を見下ろした時、こんな絶壁を登って来たのか?と改めて急斜面に腰が引けた。
それでも下りは安心だ。スキーは横滑りしながら落ちるように高度を下げる。
トレースを確認すれば少し外れても降り易い斜面を選びスキーを滑らせる。
そうこうしているともう林道出合いに着くのだからやっぱり来た道で正解だった。
14:05 登山口
登山口出合いに停めたハイエース「お待たせしましたぁ~」「ただいま・・です」
帰路での温泉は、ぬかびら温泉郷ではなく上士幌町営の「ふれあいプラザ」で汗を流し帰宅の途に就いた。
昨年残した山の一つ・・・軍艦山 (1181m)
■ 山 行 日 2017年1月26日(木) 1泊2日
■ ル ー ト ニペソツ山ホロカコース登山口~軍艦山頂上南斜面ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №4
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「ニペソツ山」
■ 三角点・点名 三角点・点名なし 標高点のみ
■ コースタイム 登り 5時間07分 下り 1時間45分
<登り>
06:50 登山開始
08:20~25 林道二股(C823) 休憩
09:00 南斜面取付き(C927)
09:30 C1000付近の急登始まり
11:50 C1150付近頂上台地
11:57 軍艦山頂上
<下り>
12:20 下山開始
13:10 C927林道出合い
13:25~30 林道二股 (C823) 休憩
14:05 登山口
2013.9.22 ニペソツ山登山道から見下ろす「軍艦山」の全容
携帯地図アプリのGPSログを元に作成したルート図はこんな感じです・・。登行総距離8.7キロでした。
★ 3つの軍艦山・・・
1つ目は、北大雪ニセイカウシュッペ山と比麻奈山の間にある通称「アンギラス(1830m)」と呼ばれ別名で「軍艦山」。
2つ目は、今回の東大雪でニペソツ山の前方に位置する「軍艦山(1181m)」で、大雪山系には2つの軍艦山があると知る。
どちらも地形図に山名のない「通称」として呼ばれている軍艦山である。
北大雪の軍艦山は多くの砲台を備えた戦艦だが、東大雪の軍艦山は麓から見るとブリッジのない空母と言った感じだ。
しかし、上の写真から分かるように丸いテーブルと言うのが実態で、この形は溶岩ドームということらしい。
北海道では他にも「軍艦山」と名の付く山が日高山系の麓にある。
新ひだか町三石本桐にある標高188m、二等三角点・点名「鳧舞 ケリマイ」の山がそれである。
結果、3つの「軍艦山」が存在することを知り3つ目の軍艦山は妻の故郷に極近く馴染みある山らしい。
前置きがいつもながら長くなってしまうが、昨年1月にホロカ山と一緒に登る予定の軍艦山だったが、
ホロカ山に苦戦したため登り残した山。それが早々挑戦のチャンスと初登頂に繋がる幸運に感謝したいところだ。
★ 3度目のGPSアプリ試用・・・
前回の朝里岳で初めて試用したスマホのGPSアプリ。
まるで神の如く現在地を示し辿ったルートを実線でカナデル。
地形図を用意しなくてもスマホにダウンロードさえすればいつでも見られる。
老眼の私でも指で広げれば地図は拡大され、高度や方位そして歩いた距離も同時に表示される。
朝里岳ではホワイトアウト状態でも登頂に成功し、今回は平らな樹林帯での登頂に役立った。
本当に本当に・・・このGPSが無ければ正確な頂上と分る保証はどこにもない山だった。
正直、もうGPS無しでは登れないかも・・・とこれからの登行に自信喪失となりそうだ。
スマホ画面に写し出されるGPSログ・・・
★ 今年初、夫婦でホテルハイエース・・・
昨年に続く厳冬1月の東大雪。
前泊だから、午後からのんびり出発する。
国道274号線日勝峠は昨年の台風で通行止めとなり復旧工事は秋までかかりそうだ。
その間、道東道「占冠IC~清水IC」の区間は無料で代替道路として利用できる。
それでも久しぶりに長いドライブは4時間半に及び昨年泊まった幌加除雪ステーションの駐車場に17:30に着いた。
ここは道の駅ではないが、広い駐車場がありきれいで温かい水洗トイレと洗面台が24時間使用出来るのが嬉しい。
明日の登山口となるニペソツ山ホロカコース登山口にも近く、夜の交通量も少ないので絶好の宿泊地だ。
ただひとつこの時期ならではの問題は極寒のシバレである。
昨年の学習からシュラフの重ね着で-20℃の極寒に耐えることが出来た。
しかし、枕元に置いていたペットボトルは朝カチンコチンに凍っていたから車内の寒さは想像がつくだろう。
今年初の夫婦でホテルハイエース。
今年は何度泊まれるだろう? 多ければ多いほど未踏の山に挑戦している証となれば良いなぁと思う。
登山口は、ニペソツ山ホロカコース登山口。除雪はされていないので出合いのスペースに駐車する。
★ 凛とした登山日和・・・
6:30 登山口に駐車
6:50 スタート
6:40にスタートしたが忘れ物に気付き戻って6:50に再びスタートとなる。
予報通り快晴となり風も無く凛とした寒さも絶好の登山日和となった。
出合いの林道には車の高さ程雪が積もり昨年より多いという印象だった。
トレースなどある訳もなくと思ったら古いスキーらしきトレース痕が薄っすらと残っていた。
スマホGPSアプリを起動し少し歩いてから機能のチェックはOKだった。
足首程度のラッセルもフカフカの軽雪で負担を感じる歩きではなかったので順調に林道を辿る。
歩き始めた林道・・・
林道から望む「ホロカ山」だが、見る方向で山容がまったく違う・・
C823の林道二股・・・直進するとホロカコースの登山道(林道)だがルートは右折して軍艦山を目指す
★ 渡渉でシール濡らす・・・
7:30 ヘアピンカーブで渡渉があった。
小さい沢だが橋はなくSBに成り切れない危ない渡渉だった。
慎重に渡ろうとしたが雪庇が崩れて沢に落ちた。スキーを濡らしては大変ととっさにスキーを上げたが
後ろが沢に落ちシールの一部を濡らしてしまった。(その後の影響はほとんどありませんでした)
8:20 C823 林道二股
ルート上、最初のポイントはこの林道の二股。
二股は、地形図には載っていないがはっきりと判断出来るので間違える事はないと思う。
直進するとニペソツ山へ登るホロカコース登山道で私たちは右折して軍艦山を目指す。
二股からもしばらくは林道が続くので辿ることにした・・。
★ ルート選択は重要かも・・・
9:00 C925付近 林道から離れて南斜面に取り付く
GPSアプリでも現在地がはっきり分かっていたが、ここからのルート選択はいくつかあり悩んだところだ。
GPSを見てしまうと1181の頂上が真北の方向に位置し、距離の近い方を選んでしまった。
もう少し緩斜面のまま西側にトラバース気味に登り、頂上西側の台地に出るルートの方が結果は楽だったかも知れない。
頂上直下の南斜面は1000m付近から1150m付近まで絶壁に近い急斜面となり密集した樹林帯となっていた。
併せてグラニュー糖のようなサラサラの雪質で登行が出来ないほど難儀した場所だった。
それは僅か標高差150m登るのに2時間以上も掛かってしまったことを想像してほしい。
もう後戻りをしてルートの修正をする余裕はなかった。
もう登るしかないと難儀しつつも一歩ずつ上を目指すだけだった。
標高1000m付近から一瞬望めたぬかびら湖
★ もうGPSは離せないかも・・・
11:50 頂上台地
何百回もターンを繰り返しながらようやく頂上台地まで登って来た。
どんなに難儀でも一歩ずつ上がれば必ずゴールはあるものなのだ。
しかし、頂上台地はほぼ平坦な樹林帯だった。もしGPSを持たずに登っていたら現在地を示す確信はどこにも無い。
私たちの頼るところは地図とコンパスと高度計・・・平らな台地のどこに居るのか目標物が何も無いので分からなかった。
だからまたGPSのお世話になる。もうすぐそこだった・・・。
11:57 軍艦山頂上
アプリの標高点となる場所に現在地が重なるとそこに大きな木があって枝に古いロープのリングが付いていた。
そのロープには苔が付くほど古そうで一見見落とすほど木の色と同化していた。他に標識など無く360度樹林帯で展望は
ゼロである。登頂の達成感は余りないが5時間以上掛かっての初登頂はやっぱり嬉しく二人で握手して喜んだ。
「今日はお父さんホント頑張ったね!」とチーヤンからお褒めの言葉・・・
「もうダメかと何度も思っていたよ」と後で聞かされ私が音を上げて途中で下山すると思っていたらしい。
しかし、GPSの力は絶大だった。こんな頼れる相棒はいないかも・・とさえ思えてくる。なんか複雑・・・
これから目指す未踏峰の中にも今日と同じような山もあるだろうが、使い慣れた地形図とコンパスだけでは
頂上を極める事など難しいと認識する。
もうGPSは離せないかも・・・グサッと胸に刺さった!
想定外に時間を要したが、早出と快晴とGPSに助けられ初登頂の「軍艦山」 超古いロープが枝に付けられていた。
最後までシールを付けたまま下山も自分たちのトレースを滑る場面も多々あり・・・
★ 安心の下り・・・
12:20 下山開始
登頂の喜びも、ちと複雑だったが今年2座目の初登頂はやっぱり嬉しい。
眺望は無いが快晴・無風の中でひと時の頂上を満喫し早々下山に入ることにした。
GPSを頼りに別ルートも考えたが、操作ミスで迷っては・・・と考えると辿って来たルートを素直に降りるのが一番と結論。
頂上台地から南斜面を見下ろした時、こんな絶壁を登って来たのか?と改めて急斜面に腰が引けた。
それでも下りは安心だ。スキーは横滑りしながら落ちるように高度を下げる。
トレースを確認すれば少し外れても降り易い斜面を選びスキーを滑らせる。
そうこうしているともう林道出合いに着くのだからやっぱり来た道で正解だった。
14:05 登山口
登山口出合いに停めたハイエース「お待たせしましたぁ~」「ただいま・・です」
帰路での温泉は、ぬかびら温泉郷ではなく上士幌町営の「ふれあいプラザ」で汗を流し帰宅の途に就いた。
この時期の山は十勝から道東方面が晴れの確率高く毎年そうしています。
3勝~5月は日本海側も狙い目なので選択肢が増えて困る位ですよ!
大変なのはシバレだけですね!?
あとは何とかなるものです。