冬の里山、2ヶ月ぶりの再訪・・・
瀞台(273m)~長官山(254m)変則循環縦走
■ 山 行 日 2020年11月11日(水) 日帰り
■ ル ー ト 名水コース~瀞台~長官山~道道経由~名水コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №34
■ 登 山 形 態 登山道(スパイク長靴)~一般道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「南長沼」「三川」「栗山」
■ 三角点・点名 瀞台 一等三角点 点名「馬追山 ウマオイヤマ」
長官山 三角点無し、標高点のみ
■ コースタイム 周回タイム 約4時間
<登り>
11;23 名水コース登山口出発
12:21 瀞台(273m) 頂上
12:38 長官山へ
13:08 道道側登山口
13:11 温泉コース登山口
13:46 長官山(254m) 頂上
<下り>
14:09 下山開始
14:35 温泉コース登山口
道道を歩く・・
15:20 名水コース登山口(P帯)
★ 寒さに慣れず・・・
一言で言えば「歳のせい」で終わってしまうが、急に寒さ増す昨今の気象に体が馴染まず出不精の私だ。
毎日、天気予報に注視しながら「明日はどこへ登ろうか」と夫婦の協議は始まるが、いつも最初の提案
だけで先に進まない・・。泊りならそれなりの準備も必要で早く決めたいのもやまやまなのだが、晩酌
しながらテレビ観ながらの協議だからいつも決まらぬまま寝床に入る結末だ。
明日と明後日は天気が良いのに・・と思うも、昨夜の協議で結論が出ていないので早朝の出発は無理と
なる。テンションも少しずつ下がり始める時で、朝の時間は過ぎて行く・・・。
夜中に降った雪で外は真っ白・・・
「天気は良いけど、ほんと寒そう・・」と暖かい家の中から外を見る自分が情けない。
こんな時、いつも自分を擁護したくなり「11月の山は、中途半端な季節だから仕方ないのさ」と言う
のが口癖で、悪いのは季節で自分ではないよ!と言い訳してる。
陽が昇りどんどん明るくなると、屋根に積もった雪が解け出してくる。
じっとしていられない夫婦だから、互いの顔色見ながら「ある駆け引き」が始まるいつもの光景だ。
泊りの計画はもうない。ならば日帰りでどこへ?どちらが先に言い出すのか・・・そんな駆け引きがこ
こにある(笑)
こちらが先に言ったから勝ち、負けがある訳ではないが、早く山を決めて出掛けるキッカケが欲しいだ
けなのだ。どっちにしても近場の山なのだが、迷った時の里山はエバ夫婦の定番だ・・・。
馬追丘陵「馬追名水コース」に新たな雪が積もった・・・
出発時は小雪模様だったので、傘を手にしている・・・
先行者も何組かいるようで登山道の踏み跡が濡れてグショグショ場面も・・・
高度を上げて稜線上の道に出ると積雪も多くなり、松の葉に積もった量が半端ない・・・
同じ場所で振り返る・・・
★ 人気のお山?・・・
今回は、どっちが言い出しっぺなのか思い出せないが、「瀞台に行こうか?」と決まった事は覚えている。
時間はすでに10時を過ぎていたが、馬追丘陵は時間に応じてコースが選べるので出掛けやすい。
自宅から約30分で登山口に着くと先客と思われる車が3台停まっていた・・。
早々準備を終えて私たちも出発。9月以来2か月ぶりの再訪だった。秋から冬、光景の変化が北海道らし
いと言えばそうなのだが、身近な山も雪景色してるとキリッと身が締まる思いである。
パラパラと小雪舞う登山口、空にも雲が多かったので傘を持って出発した・・。
足元はスパイク長靴、妻チーヤンは普通の長靴だった。湿った雪が積もった登山道には先行者の足跡が残
り、雪の下は落ち葉が重なり合って滑りやすい状態だった。枝葉に積もった雪が溶けだしポトポトとわが
身に落ちると手に持っていた傘を広げて安堵する。
歩き慣れた散歩道のように淡々と歩くもキツイ登りでは背中に汗が滲んでくると寒くなって逆に足を止め
られない。途中の分岐からいつもは林道を歩くが、今回は登山コースを辿りちょっと急な登りのある稜線
を選んだ。積雪が急に深くなるも先行者の踏み跡に助けられ、青空が多くなって陽が差し始めると眩しい
くらいだった。
途中でスライドした単独の男性はトレランで走りながらすれ違い、中腹では女性二人組、頂上直下で男女
二人組とスライドした。誰も居ない頂上に着くと間もなく道道側(温泉側)から登って来た若い女性二人と
出会い挨拶を交わす。このお二人もトレラン中で、登山口は私たちと同じ名水コースらしく、すでに長官
山まで行った復路だったようだ。一応私たちも長官山を目指す事にしていたので、踏み跡を付けてくれた
彼女たちの足跡を辿ってまた助けられた。
もう何回目の登頂になるだろう・・・
頂上の金網に取り付けられた温度計 気温は約1℃だった・・・
瀞台の頂上・・・登山ポストと三角点が雪の山になっていた・・・
★ プチ感動・・・
雪が先か落ち葉が先か・・・なんて。
真っ白い雪道に落ちたモミジがとても新鮮できれいだったのでついシャッターを切った。
ほとんどの広葉樹はすでに落葉しているも、遅咲きだったのか紅葉したモミジが雪の上に落ちるのは珍
しい光景かも知れない。
★ 長官山は10ヶ月ぶり・・・
道道側に降りて200mほど歩くと長官山の登山口となる旧馬追温泉に着く。
馬追温泉は、2018年10月31日廃業・閉館となり今は建物だけが残されている。
登山口駐車場には2台停めてあり、「ここにも先行者が居るんだぁ~」と嬉しくなる自分だ。
ここも積雪があるも先行者の真新しい踏み跡があり、早々下山して来た単独の男性とスライドした。
その後、頂上の少し手前で男女二人組とスライドしたのが最後で10ケ月ぶりの長官山は貸切だった。
積雪は20㎝はあるだろうか、前日近郊の岩見沢市では41㎝降ったというからこの雪も納得である。
天気はすっかり回復して青空が広がり風も弱くて暖かく感じるほどだった。記念の写真を撮って少し
まったりとする。踏み跡を見るとスキー場側からもあったが、墓地コースからはまだ誰も居なかった
ようだ。
赤い展望台からの眺望を楽しみながら、下山するコースを検討した。
多くは、墓地コースに降りて道道に出てから一般道を辿って名水コースに戻るパターンであるが、今
日は墓地コースに踏み跡が無いので、来た道を戻り温泉登山口から道道に出てから一般道で名水コー
スに戻るルートを選択する事にした。早く帰りたいと言う訳では無く、ただ単に「往復は疲れるから」
がこのルートの言い訳である。
温泉もパスして帰宅し今日の夫婦登山を終える・・・
ただ、なんとなく不完全燃焼さが残る山行だったなぁ~・・・
しっかりと積雪が分かる長官山の頂上・・・
数えてみたら15回目の登頂だった・・・
瀞台(273m)~長官山(254m)変則循環縦走
■ 山 行 日 2020年11月11日(水) 日帰り
■ ル ー ト 名水コース~瀞台~長官山~道道経由~名水コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №34
■ 登 山 形 態 登山道(スパイク長靴)~一般道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「南長沼」「三川」「栗山」
■ 三角点・点名 瀞台 一等三角点 点名「馬追山 ウマオイヤマ」
長官山 三角点無し、標高点のみ
■ コースタイム 周回タイム 約4時間
<登り>
11;23 名水コース登山口出発
12:21 瀞台(273m) 頂上
12:38 長官山へ
13:08 道道側登山口
13:11 温泉コース登山口
13:46 長官山(254m) 頂上
<下り>
14:09 下山開始
14:35 温泉コース登山口
道道を歩く・・
15:20 名水コース登山口(P帯)
★ 寒さに慣れず・・・
一言で言えば「歳のせい」で終わってしまうが、急に寒さ増す昨今の気象に体が馴染まず出不精の私だ。
毎日、天気予報に注視しながら「明日はどこへ登ろうか」と夫婦の協議は始まるが、いつも最初の提案
だけで先に進まない・・。泊りならそれなりの準備も必要で早く決めたいのもやまやまなのだが、晩酌
しながらテレビ観ながらの協議だからいつも決まらぬまま寝床に入る結末だ。
明日と明後日は天気が良いのに・・と思うも、昨夜の協議で結論が出ていないので早朝の出発は無理と
なる。テンションも少しずつ下がり始める時で、朝の時間は過ぎて行く・・・。
夜中に降った雪で外は真っ白・・・
「天気は良いけど、ほんと寒そう・・」と暖かい家の中から外を見る自分が情けない。
こんな時、いつも自分を擁護したくなり「11月の山は、中途半端な季節だから仕方ないのさ」と言う
のが口癖で、悪いのは季節で自分ではないよ!と言い訳してる。
陽が昇りどんどん明るくなると、屋根に積もった雪が解け出してくる。
じっとしていられない夫婦だから、互いの顔色見ながら「ある駆け引き」が始まるいつもの光景だ。
泊りの計画はもうない。ならば日帰りでどこへ?どちらが先に言い出すのか・・・そんな駆け引きがこ
こにある(笑)
こちらが先に言ったから勝ち、負けがある訳ではないが、早く山を決めて出掛けるキッカケが欲しいだ
けなのだ。どっちにしても近場の山なのだが、迷った時の里山はエバ夫婦の定番だ・・・。
馬追丘陵「馬追名水コース」に新たな雪が積もった・・・
出発時は小雪模様だったので、傘を手にしている・・・
先行者も何組かいるようで登山道の踏み跡が濡れてグショグショ場面も・・・
高度を上げて稜線上の道に出ると積雪も多くなり、松の葉に積もった量が半端ない・・・
同じ場所で振り返る・・・
★ 人気のお山?・・・
今回は、どっちが言い出しっぺなのか思い出せないが、「瀞台に行こうか?」と決まった事は覚えている。
時間はすでに10時を過ぎていたが、馬追丘陵は時間に応じてコースが選べるので出掛けやすい。
自宅から約30分で登山口に着くと先客と思われる車が3台停まっていた・・。
早々準備を終えて私たちも出発。9月以来2か月ぶりの再訪だった。秋から冬、光景の変化が北海道らし
いと言えばそうなのだが、身近な山も雪景色してるとキリッと身が締まる思いである。
パラパラと小雪舞う登山口、空にも雲が多かったので傘を持って出発した・・。
足元はスパイク長靴、妻チーヤンは普通の長靴だった。湿った雪が積もった登山道には先行者の足跡が残
り、雪の下は落ち葉が重なり合って滑りやすい状態だった。枝葉に積もった雪が溶けだしポトポトとわが
身に落ちると手に持っていた傘を広げて安堵する。
歩き慣れた散歩道のように淡々と歩くもキツイ登りでは背中に汗が滲んでくると寒くなって逆に足を止め
られない。途中の分岐からいつもは林道を歩くが、今回は登山コースを辿りちょっと急な登りのある稜線
を選んだ。積雪が急に深くなるも先行者の踏み跡に助けられ、青空が多くなって陽が差し始めると眩しい
くらいだった。
途中でスライドした単独の男性はトレランで走りながらすれ違い、中腹では女性二人組、頂上直下で男女
二人組とスライドした。誰も居ない頂上に着くと間もなく道道側(温泉側)から登って来た若い女性二人と
出会い挨拶を交わす。このお二人もトレラン中で、登山口は私たちと同じ名水コースらしく、すでに長官
山まで行った復路だったようだ。一応私たちも長官山を目指す事にしていたので、踏み跡を付けてくれた
彼女たちの足跡を辿ってまた助けられた。
もう何回目の登頂になるだろう・・・
頂上の金網に取り付けられた温度計 気温は約1℃だった・・・
瀞台の頂上・・・登山ポストと三角点が雪の山になっていた・・・
★ プチ感動・・・
雪が先か落ち葉が先か・・・なんて。
真っ白い雪道に落ちたモミジがとても新鮮できれいだったのでついシャッターを切った。
ほとんどの広葉樹はすでに落葉しているも、遅咲きだったのか紅葉したモミジが雪の上に落ちるのは珍
しい光景かも知れない。
★ 長官山は10ヶ月ぶり・・・
道道側に降りて200mほど歩くと長官山の登山口となる旧馬追温泉に着く。
馬追温泉は、2018年10月31日廃業・閉館となり今は建物だけが残されている。
登山口駐車場には2台停めてあり、「ここにも先行者が居るんだぁ~」と嬉しくなる自分だ。
ここも積雪があるも先行者の真新しい踏み跡があり、早々下山して来た単独の男性とスライドした。
その後、頂上の少し手前で男女二人組とスライドしたのが最後で10ケ月ぶりの長官山は貸切だった。
積雪は20㎝はあるだろうか、前日近郊の岩見沢市では41㎝降ったというからこの雪も納得である。
天気はすっかり回復して青空が広がり風も弱くて暖かく感じるほどだった。記念の写真を撮って少し
まったりとする。踏み跡を見るとスキー場側からもあったが、墓地コースからはまだ誰も居なかった
ようだ。
赤い展望台からの眺望を楽しみながら、下山するコースを検討した。
多くは、墓地コースに降りて道道に出てから一般道を辿って名水コースに戻るパターンであるが、今
日は墓地コースに踏み跡が無いので、来た道を戻り温泉登山口から道道に出てから一般道で名水コー
スに戻るルートを選択する事にした。早く帰りたいと言う訳では無く、ただ単に「往復は疲れるから」
がこのルートの言い訳である。
温泉もパスして帰宅し今日の夫婦登山を終える・・・
ただ、なんとなく不完全燃焼さが残る山行だったなぁ~・・・
しっかりと積雪が分かる長官山の頂上・・・
数えてみたら15回目の登頂だった・・・
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