エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

年賀状の断捨離を思い出す

2023年10月20日 | 定年後の生活
年賀状の断捨離を思い出す
昨年の12月「年賀状の断捨離」を決行した事をふと思い出す・・・。
なので今年の年賀状はほぼゼロだった事は言うまでもない。恐らく来年もそうだと思うが、中には
「喪中」で出せなかった知人から届くかも知れないなぁ~って、何故か期待してる自分が居た。

拙ブログ昨年の記事
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まだ10月だから年賀状の事を考えるには早過ぎるし、そもそも「年賀状じまい」をしたのだから、
考える必要はない。なのに昨年の投稿記事を読み返してしまった。毎年出していた年賀状は、僅か
に50~60枚程度。ほとんどが疎遠になった方々で「年賀状じまい」した後の影響は何も無かっ
た。ただ、最近になって現役時代から繋がっていた職場の同期 (歳下で今も現役) からラインが届く
という珍事件があった。

退職して以来互いに連絡は皆無だったのに、当時交換していた「ライン」は生きていて、今の職場
の事を一二度知らせてくれた事があった。そして、今回の連絡は「同期の〇〇さんが、11月に退
職するので送別会をします・・・」という案内だった。当時職場の同期は20名以上居たが、某理
由があって年齢はバラバラの転入者ばかり。私より年上の先輩も多く、みなさん先に退職した。私
より年下の数人はまだ現役で頑張っている。いずれにせよ私が定年退職するまで同期とは33年間
同じ職場で働いて来た仲間でそれなりに仲も良かったと今でも思っている。今回退職する〇〇さん
は、私より年上で68歳だと思うが、雇用延長を続けて頑張って来た一人だった。その彼の送別会
だから・・・出席する事にした。




★ 年賀状があっても無くても・・・
一般的に定年退職後は、会社の人間とはその縁を切ったかのように疎遠となるもので、それは私自
身も同じだった。退職して3年、今も会社関係者と繋がっているのは「山岳部のグルーブライン」
だけ。OBを含めて45名が連なっているが、全員を知っている訳では無い。グループを退会する
事も出来たが、何故か今も受信して極稀に返信する事もある。退職後1度だけ活動に参加した事が
あり、先に退職した先輩たちとの再会は嬉しかった。かと言って、そこからお付き合いが始まる事
も無く、表面的には疎遠のままである。ほとんど山から離れていた先輩や高齢となり登山は別のグ
ループとしてのゲスト参加だった。私自身、若い山岳部員と同じスピードで登る事は出来ないし、
活動の場はすでに登っている山が多く、参加する意欲が足りないまま推移している。

前職場の同期だけでなく退職した先輩とも現役の後輩ともこの3年間の連絡は不通のままだ。
以前お世話になった知人、小学校からの同級生、親戚・・・みんな普段から疎遠のままもう何十年
も経過している。

年賀状を続けていれば、少なくとも相手の住所や近々の生活状況は分かったかも知れない。
しかし、会う事はほぼほぼ無かった方ばかりである。「遠くにいる親戚よりも近くに居る知人」そ
んな言葉があるように、退職後はより楽な方を選んでしまうものである。

年賀状があっても無くても付き合う人とは繋がっているし、ラインやメールだけでないFBやイン
スタグラムなどのSNSで相手の活動を遠くからでも知る事が出来る時代である。

ちょっとだけ年賀状の事を思い出したが、断捨離した事に後悔はしていない・・・。