e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

イソヒヨドリ

2011年04月21日 | 野鳥・昆虫・野生動物
熊野古道,湯浅の町の入り口で見かけた“イソヒヨドリ”。
体長は23cmほどで、ヒヨドリよりは少し小さい。磯に多く生息していて、ヒヨドリに似ていることからこの和名がついているが、分類上はヒヨドリ科ではなくツグミ科で全く別の鳥である。
アフリカからユーラシア大陸、インドネシア、ニューギニアまで広く分布する。
体色は亜種によって異なるが、日本に分布する亜種イソヒヨドリ M. s. philippensis では、オスは頭から喉及び背部が暗青色、胸腹部がレンガ色のような赤褐色、翼が黒と鮮やかに色分けされる。
一方、メスは全身が若干の暗青色を帯びた茶褐色で、鱗のような模様があり、オスメスの区別は容易であるが、若鳥期のオスは、メスの個体と近似の羽色をしており雌雄の区別がしづらい。