ああーッ！？
私の声で、途端にしらばくれて、転がしていたエサに目をやるジャスミン。
カリカリも、嫌いなほうのカリカリはこうして遊びの的になってしまう。
いつもはそれも叱っているのだが、今は違う。
さっきからメンソレータムを捜していたのだ。
そう、それです。
昨日の朝のこと。
ちょっとしたキズにメンソレータムを塗ろうとテーブルの上に置いておいた。
いざ塗ろうとしたら、ない。
既に出かける時間だ。
もういいか、と思っていたら、ジャスミンがなにやらひとりでドドド・・・と走っている。
「ジャスミン、オカァサン、出かけますよ。」と声をかけてヒョイと見ると、
「ああーーッ！？ メンソレッ！」
ちょいちょい
その後も悪びれることもなく、
わぁ～い
勝手にシュートし、
ここ。
ソファの下に入ったメンソレを私に取らせ、
シュッシュッ～
今度はテレビ台の下にシュート・・・・・。
オカァサン、遅刻しちゃうよぉ。
そういいながらも、朝の一瞬を楽しみました。
そして、今朝のこと。
用事があって出かける予定だったが、夜中からのあまりの頭痛で諦めた。
クスリを飲んで寝ていると、枕元にずしりと重みを感じて目が覚めた。
わぁ～、ジャスミンだぁ☆
私の看護婦さんマークが覗き込んでくれている。
心配してくれてるの？
その割には、この後、寝ている私の体の上にわざわざ乗って、ずかずかずかと行進しました。
しばらくして見ると、自分のベッドから私を監視・・・・
ギロッ。
いやいや横顔を見るかぎりでは、優しく微笑んでくれているし、
ママ大丈夫かなぁ。 （と思っているにちがいない←希望）
本当は、やっぱり心配してくれているんだよね。
ママ
今はクスリも効いて、ジャスミンの看病？も効いてすっかり元気に回復しました。
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