いつも心は春気分

2017年9月17日の台風18号被害で生活が一変しましたが、新しい地で心機一転。
穏やかで元気な日々を綴ります。

映画「オーシャンズ8」

2018-08-19 17:37:53 | 映画

 昨夜、映画「オーシャンズ8」を観に行ってきました。

 今、映画館は邦画全盛期といっても良いくらい邦画ばかり。
 邦画を観る人でごった返しています。
 でもね、私に言わせるとテレビでもいいじゃんという作品が多いんですよね。
 若い人を狙って、若い人主演の映画ばかりです。

 まあ、すたれてしまうよりはいいのかもしれないけれどね。

 1960年のフランク・シナトラ主演の「オーシャンと11人の仲間」のリメイクで
 スティーブン・ソダーバーグ監督が2001年から仕掛けたオーシャンズシリーズ。
 オーシャンズ11、オーシャンズ12、オーシャンズ13とゴージャスで愉快な
 駆け引きを描いた作品。

 ジョージ・クルーニーもソダーバーグも好きだから観に行きましたよ。

 で、今回の映画は、オーシャンズの女性版。
 主役のデビー(サンドラ・ブロック)は、オーシャンの妹という設定。
 ソダーバーグは、今回は製作の一人で名前を連ねていました。

 監督は、ゲイリー・ロス。
 トム・ハンクス主演の「ビッグ」で脚本家としてスタートした人だそうです。

 こむずかしいことを何も考えずに映画を観られるというのが一番ですね。
 久しぶりにゴージャスな映画です。
 全面協力のカルティエ。宝石も見事です。

 ケイト・ブランシェットが男っぽくってカッコいい!
 アン・ハサウェイは騙される(?)女優役を楽しんでやっている感じ。
 最近こういう役にはまっちゃった感じのヘレナ・ボナムカーターのおどおど感が良かった!

 とにかくいろんな人種の女優たちが、勢揃いで頭脳と技術で仕掛けて欺く痛快ストーリー。
 ただ、おもしろいんだけど、ちょっと気持ちの部分がサラリといきすぎてて
 それぞれの思いがもう少し深く描かれていたらな…

 それと仕掛けもおもしろいんだけど、んーー
 もうちょっとワクワク感とドキドキ感が欲しかったような…

 エンディングロールで見つけたエリオット・グールドの名前。
 そうか、オーシャンのお墓でデビーが出会ったのがエリオット・グールドだったのか
 と気づいた次第。

 妹が見つけたダコタ・ファニングの名前。
 大人になって見ていないので、出ていたことに全く気づきませんでした。
 ダフネがライバル視する若手女優の役だったようです。
 残念ながらパンフレットには載っていない!
 そういう映画ファンが喜ぶようなことも載せてほしいなあ。

 びっくりしたのが、ダニーを刑務所送りにした
 元カレ クロード役のリチャード・アーミティッジ。
 あの「ホビット」のときの王トーリンでした。大好きだったんです。
 でも全く気づかなくて…
 俳優は化けますね。

 とは言いつつ、豪華な出演者、豪華なドレス、宝石…
 大人の映画です。

 こんな豪華な大人の映画、日本でも作ってみてほしいな…