今でこそ、日本の火葬率は99.9%もありますが、1970年には79.2%で、5人に一人は土葬でした。仏教でいえば、「四十九日の法要に合わせて納骨をする」とか、「何年も自宅に遺骨を安置しない方がいい」というアドバイスをする宗教者や石材業者がいますが、根拠は何もありません。土葬をしていた時代、四十九日が過ぎて遺体を墓地に埋葬していたはずがありません。遺体が腐敗してしまうからです。
新潟のある集落では、三回忌が過ぎてから納骨をする習慣がありますが、隣の集落では一周忌が過ぎてから納骨します。つまり、いつまでに納骨するべきかという決まりは、法律的にも仏教的にもありません。
ご質問者が、このまま自宅安置するのはよくないと思うのであれば、お母様の三回忌か、お父様の七回忌のどちらかと期限を決めて、それまでにお墓をどうするのかを決めればよいと思います。私の知人は、先立った妻の遺骨を自宅に安置していますが、「自分が亡くなったら一緒に納骨してほしい」と、子どもに伝えています。
そもそもお墓のかたちが多様化しており、散骨をしたいという遺族もいます。また浄土真宗では、霊魂の存在を否定しています。「早く納骨しないと故人の霊が迷う」「お墓に故人の霊が眠っている」などと言う人もいますが、浄土真宗にはこうした考え方はそもそもありません。
新潟のある集落では、三回忌が過ぎてから納骨をする習慣がありますが、隣の集落では一周忌が過ぎてから納骨します。つまり、いつまでに納骨するべきかという決まりは、法律的にも仏教的にもありません。
ご質問者が、このまま自宅安置するのはよくないと思うのであれば、お母様の三回忌か、お父様の七回忌のどちらかと期限を決めて、それまでにお墓をどうするのかを決めればよいと思います。私の知人は、先立った妻の遺骨を自宅に安置していますが、「自分が亡くなったら一緒に納骨してほしい」と、子どもに伝えています。
そもそもお墓のかたちが多様化しており、散骨をしたいという遺族もいます。また浄土真宗では、霊魂の存在を否定しています。「早く納骨しないと故人の霊が迷う」「お墓に故人の霊が眠っている」などと言う人もいますが、浄土真宗にはこうした考え方はそもそもありません。
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