〜文学の明治ー時代に触れて〜
日本近代文学館主催。有楽町よみうりホールで、7月25日〜30日まで開催。会期中18人が演壇に立ちます。
今日25日は3人で姜尚中先生、川本三郎先生、伊集院静先生が講演しました。今日は満席でありました。
最後にお目当ての伊集院静先生が白いスーツ姿で登場。頭髪も真っ白でした。正岡子規さんと得意の銀座の関わりをお話しました。博学で軽妙酒脱なトークに会場が笑いに包まれました。
野球の掛け声で姜尚中先生も熊本で野球をやっていてどうすればあの低い声でプレイしていたのかと笑わせておりました。
書がうまい人には気をつけて!ラブレターを書き慣れているから。チャイナドレスを着てうまくなる人は特に注意だそうです(^^;。
春や昔十五万石の城下かな(正岡子規)
原稿を見ないで、アドリブで子規さんや漱石さんの生い立ちを面白おかしく語る伊集院先生に魅了された講演会でした。(子規と漱石の青春を描いた伊集院静著「ノボさん」参照のこと)
昔、先生が校長室で壊した壺の話になるほどと膝を打ちました。
「どんなにモノが壊れても不幸にはならない。それは金と絡むから不幸になる」
この講演が終わったら、ダンディーな姿で銀座へ繰り出すそうです。ノボさん乾杯!
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