法事は亡くなられた方を供養する仏教儀式です。その時に生まれ変わりの象徴である「塔婆」を立てます。
お釈迦様が前世で森の中で出会った弱った虎に出会い、自らの肉を切り裂いて食べさせたという「捨身飼虎(しゃしんしこ)」の話からきているようです。お釈迦様の妻が悲しんでその森にあった一本の木を立てて生まれ変わりを信じて立てたのが「塔婆」の由来だと言います。
※捨身飼虎の絵は法隆寺所蔵の「玉虫厨子」に描かれております。
法事は遺された家族や友人が心ひとつになり、故人を偲んで供養する場であります。そこには、もちろん主役の故人も参加しております。
私たちも心を込めてお手伝いしてご一緒に追善供養します。
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