motoの徒然なるままに…

日々是好日日記

棟方志功画伯

2012年04月21日 | 日々徒然
「わたくしは、わたくしで始まる世界を持ちたい」

「わだばゴッホになる」といって油絵画家を目指して上京した志功青年でしたが、紆余曲折あって、初めて自分の板画作品『大和し美し』が売れたのが33歳のとき。要するに12年間、油絵はただの一枚も売れませんでした。その間の極貧生活にあって、ゴッホのような油絵を描けない自らの才能に絶望しながら、ようやくたどり着いたのが、北斎や広重に代表される、日本古来の美「版画」だったのです。そこに表現の場を見出した志功が、版画を超越した独自の芸術「板画」を目指す決意を語ったのが、この言葉。私たちも「自分にしかできないもの」を探し求める姿勢を持ち続けましょう。【au大人のStyle】

最近、「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんが、棟方志功画伯に見えます。あの屈託ない笑顔は太陽に見えます。
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