🟪竜胆ーリンドウー🟪
秋の代表花でもあるリンドウは山道でもよく見かけられました。ですが、それは農業の関係で草刈りがなされていたためで今ではそのような手入れの入る場所が少なくなってしまい、リンドウを見る機会も減ってしまいました。青紫色が印象的ですが、白やピンクのものもあります。花は日光を受けると開き、雨や曇り、そして夜になると眠るように花を閉じてしまいます。しかも、品種によってはずっと開かないものもあるそうです。
ところでリンドウの名前の由来はご存知ですか?リンドウの根は薬用となり、漢方薬の調合にもよく用いられますが、その根はとても苦いそうです。それを「竜の胆のように苦い」と例えられたことから竜胆(りゅうたん)となり、それがなまって(りんどう)となったそうです。
群生せず、一本ずつ凛と咲く姿から「寂しい愛情」「悲しんでいるあなたを愛する」などの悲しい花言葉が生まれましたが、それは侘び寂びの解る日本人らしい愛で方かもしれません。
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