motoの徒然なるままに…

日々是好日日記

孫子の兵法とカーリングゲーム戦略

2007年03月19日 | 日々徒然
昨日のチーム青森2連敗は天国から地獄へという感じでした。対ロシア戦の最終第10エンドのあの一投が昨日のすべてでした。
一投ですべての流れが変わるカーリングの怖さと醍醐味を実感できました。

孫子の兵法に、よく戦う者は、まず勝つべからざるをなし、もって敵の勝つべきを待つ。戦上手は、まず不敗の態勢を整えたうえで、必勝のチャンスがくるのを待つ。無理をせずに成功の確率を100%に近づける。それが「待ち」の極意である。
ただ手をこまねいて待っているのではない。こちらの態勢を整えながら、敵が崩れるのをじっくりと待つのである。不敗の態勢を整えることができるかどうかは自分の努力にかかっている。だが、必勝のチャンスがくるかどうかは相手次第であり、こちらの自由にはならないと、冷静な分析によって、主観的に陥りがちなのを戒めているのである。 (村山まこと著「孫子の言葉」)

無理やり勝とうとすべきではない。相手が崩れるようにしむけるのが、安全な勝ち方であるとも孫子は説いております。人生も、経営も、そしてカーリングも同様であります。無理に地位や売上や勝ちを手に入れるべきではないと孫子は警告しております。

人生に、そして経営に一石を投じる場面が多々あると思います。今回の対ロシア戦を「他山の石」として参考になったと朝礼で従業員に投げかけました。これを「一朝一石」と言います。
チーム青森の真の戦いはこれからです。
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